
朝から洗車~。風強いからワックスはなし。 ニュル夫です。
ってことで洗車後にダイハツ行ってミライース乗ってきました^_^
アイドルストップ出来るように朝から暖気運転してました。
う~ん、、、本末転倒ではないかっ!
朝だった事もありかなり長いルートで試乗出来ました。
色々ニュル夫のイヤらしいチェックをしてきたので細かく記載しますm(__)m
①外装(デザイン)
・全体的にあっさりした造形でピックアップする要素は少ないです。
フロントバンパーは現行ライフ初期型同様グリル一体(G除く)で質素ですが、ライフに比べて面積が狭い為、密度感があり貧乏臭い感じはしないです。バッジのブルーが効いてるのかも。
・全体はシャープなラインで構成されていますが、サイドウインドウのグラフィックがヤラセ臭い気もします。 若干ネタに詰まった苦し紛れな処理ではないかと。
特にリアは空力対策でバンパーコーナーがエッジィなので緩いグラフィックが余計目に付きます。
それゆえランプ類に目がいきます。
・ヘッドランプはエクステンション無しでリフレクターのお釜のみ。黒いシェルに退屈にならないような意匠が彫り込まれています。 現行bBのような感じです。
・リアコンビは全車LED仕様で、意外と凝った造形です。葉っぱの葉脈の連想させる意匠です。 エコの指標を葉で表す事が多いので狙ってるかな^_^。
インナーはメッキではなく塗装、これだけでもチープですがエッジにバリが目立ちます。また、アウターとインナーの隙間が大きく密度感に乏しいです。
・全体としてはシンプルなので飽きは来ないと思います。 チープ感を消す為かドアノブがシルバー塗装だったりしますが、余計にチープです(^_^;)
ちなみにGのメッキグリルはXそれ以下のグレードにはバンパーの部品構成が違う為OP装着出来ません。
②内装
・まぁ我慢しましょう、、、。というレベルです。
ドアトリムは10年前の軽のようなペタペタな造形でトリムが有るか無いかの話で、「付いてるだけイイでしょ」って感じです。
・メーターは非常に凝った作りで、インフォディスプレイが2つ付いています。全体の証明が変わったりします。 ここでお金を使った分、インパネ、トリムは犠牲になったのでしょう。
・基本的にキーレスですがセルを回します。 ただしGのみOPでプッシュスターターが付けれます。 ドアを開けると、瞬間的にプッシュボタンのめくら蓋が見えるのが残念です。 ここはお買い得車で装着する可能性大です。
・助手席はインパネのえぐりが大きく、思いのほか解放感があります。 前後方向に余裕がある分、相対的に幅方向が狭く感じます。トリムの絶壁感が悪さしている。
・これをシートと呼ぶのでしょうか? レカロに慣れていると全てのシートに疑問を感じます。 なのでミライースが極端に酷いシートというワケではありません。
まぁ街乗りオンリーにしないと体が耐えられないと思います。
・共通化出来る部品は利用しチープさ解消に努めていますが、外装同様それがチープさを助長しています。 メッキ部品だけが目立ってしまっています。
なぜダイハツはエアコンのフィンをケースごと可動させるんだろう?
可動範囲を大きくした時ケースが飛び出てくるのが凄くダサい。 VWポロもそうだなぁ。
③走行性能(※はニュル夫エコランアドバイス)
まず、味と言った部分は皆無です。
強いて言うなら「水、エイチツーオー」です。 無味無臭、人畜無害、蒸留水のような車です。
・流れに乗る分には十分です。 軽さがアシストしてくれます。
CVTは積極的に回転を下げるので、上り坂は要注意です。
※エコランしたい方は上りの手前で十分加速しておき、坂の区間でのスロットル開度を意識して走行しましょう。
・エコアイドルはかなりの頻度で作動します。
走行中にちゃんとエンジンが止まります。 ただし車側が停車すると判断しないとアイドルストップしません。
具体的に書くと、ブレーキ踏力が弱い惰性減速ではアイドルストップしません。 こうしないと登り坂でエンジンが止まってしまい大変な事になっちゃいます(^_^;
※運転にメリハリを付けるとエコアイドルは効果を発揮します。 しっかり車速を乗せて、早めのアクセルオフとエンブレで車速を殺し、20km/h以下で車が停止を意識するようなブレーキングをしましょう。 確実にアイドルストップします。
・左足ブレーキが使えると更に効果が上がります。
停車時の減速Gが足りない時に両足でGをコントロールしてやるとエンジンが止まるのです。
同乗したディーラーマンが驚いてました。 「こんな止め方初めてです!」って言ってました。 まぁ他の人には簡単に勧めれる技ではありませんが(^_^;)
・エコアイドルでエンジンが停車前に止まるので、停車位置は注意が必要です。
クリープが無くなり機械抵抗と走行抵抗のみになるので、イメージより手前で止まります。 予想ですがこの時ブレーキはノンサーボ状態ではないかと。
※手前で止まる分には問題ないですがエンジンのオンオフでフィーリングが変わるので、「エンジンが止まらない」前提で考えたほうが安全に走行出来ます。 微々たる差なので気にしない人はスルーしてください。 僕は気になります。
・CVTに乗りなれていないせいか、車速のコントロールが難しいです。狙った動きにズレがありドライバビリティは良いとは言えません。
多分、CVTの制御で回転が下がり加速時の回転上昇と実加速にギャップがあるのでしょう。 これはミライースに限った話ではないと思います。
タコメーターがあれば回転コントロールしやすいのに、、、。
※アクセルのオンオフが多い人は注意。 制御上、回転変動が大きいので継ぎ足し加速は著しく燃費を悪化させます。 アクセル開度を一定に保ち、エンジン回転数を意識して走行しましょう。
・ハンドリングは試すほどのコーナーが無いのでさらっと。
車重が軽く背も低いので安心感はあります。 風の煽られも少ないですが、パワステが軽く、ドライバー次第で豹変してしまいそうです。
当たり前ですが純正なんで初期ロールは早めです。
タイヤが厚いので乗り心地は良いです。 ただ、ダンパーが弱いのか、しっとりしたフィーリングはありません。
④その他
・右折時に減速→微速→発進のシチュエーションでエンジン止まりました(^_^;)
この時止まれの標識があったので法律上は問題ないのですが、浜松のような見切り運転+車間の狭い地域では追突されかねません。
同じような場所で、減速しながらアクセル開けて両踏みしたらエンジンは止まりませんでした。
※制御ロジックをしっかり勉強すれば燃費は更に向上します。 Gの判断、スロットル開度の判断など多岐に渡っているので、基礎知識を付けてエコランしましょう。
・エコアイドルで走行中にエンジンが止まるので、ブレーキが雑な人でもカックン停車しなくなるのではないかと。 クリープを殺しながら停車する必要が無いので運転の質が高められるのではないでしょうか。
・デミオはスカイアクティブで腹下整流に力を入れましたが、ミライースはストレイキ(ディフレクター)やフロアカバー等の整流パーツは付いていません。
開口面積、投影面積、風の剥離に重点を置き、追加部品によるコストアップを避けています。
まとめ
長くなりました(^_^;)
疲れたので一応レビューはココまでと言う事で。
今回の試乗は20分強でしたが、その内アイドルストップ時間は約8分。
エンジンには過酷ですが燃費にはかなり影響する時間です。
ちなみに燃費は22.1km出ました^_^
20km以上なのでエコドライブマスター認定証とクオカードくれました\(^o^)/
普段一切燃費を気にせず走っていますが、やれば出来るモンです。
ディーラーマン曰く「今回は朝一でエンジンが温まりきってない状態で記録越えは珍しい」そうです。 話ではノロノロ走っても20kmに届かない事があるそうなので、走りのメリハリは燃費に大きく関わっていると思います。
エコランのポイントは、
・車の基本性能を理解する。
・制御ロジックを把握する。
・車の考えと運転スタイルをリンクする。
・地形状況、交通状況を判断して車速を安定させる。
・ダラダラ運転しない。(機械抵抗の大きい領域を使用しない)
後方車両の有無、2手3手先を読んだ走り、周りと協調など、リアルタイムで運転スタイルを変化させながら走行すると良いと思います。
このようにドライバー側に要求される能力は自ずと高くなります。
エコドライブは安全運転に相反する可能性もあるのです。
エコばかりに着目するのではなく、安全第一を忘れないようにしましょう。
燃費計と睨めっこしていいのは、正しく運転出来る人のみです!