昨日から期待してたのに・・・ ニュル夫です。
今日、北米のZ DAYZで新型のZ NISMOが公開されました。
一応、バーニスからNISMO扱い変更されたZですが、色変え程度のものでNISMOの統一したイメージが反映されていなかったのでコイツが本命のZ NISMOなんでしょう。
たぶん、ZNISMOオーナーは気を悪くすると思うので、ここで戻ることをオススメします。
読んでから炎上させないでね(笑)
う~~ん。。。
まぁニュル夫の車(スイフト)を見てもらえればわかると思いますが、俺エアロ大嫌いなんですよ。
そもそもエクステリアのデザインってのは、開発の段階で数年かけて細部まで入念に仕上げていくものなんです。
後から出したモデルや後期型は、衰えた商品性をもう一度引き上げる為の延命措置なわけです。
だから、ニュル夫は前期型に拘るし、初期コンセプトを100%反映されている前期型こそ完成されたデザインだと思っています。
さて、ニュー Z NISMO
パット見の印象は悪くない気もします。
ただ、標準と比較しながら見て行くと・・・な完成度です。
現行のNISMOよりは全方位でよくなっていると思いますが。
標準前期←標準後期・ニューNISMO←旧NISMO←標準用NISMOリップって順位かな。
フロント
リップに要素が多くガチャガチャしてます。
DRLの処理なんかは悪くないんですが、ルノースポールのようなハイセンスなエアロを期待していただけに残念です。
端末の処理も切りっぱなしで雑です。
DRLを囲っている面の縦側が貧相でボディとミスマッチで、DRL近くの穴(空いてない)のサイズも小さいので、穴に入って行く面の角度が浅くモッサリしてます。
旧NISMOもそうですがバンパー延長したせいで顔のバランスが変ですね。
モアイ像みたいに見えます。フードが共通で延長してるからアリクイみたいにも見えます。 せっかく運動性の為に削り込んだボディが台無しだよ。
リア
無駄に大きなリアウイングが無くなって少しだけ上品になりましたね。
スポイラーは往年のZを思い出させる良いデザインになりました。
継ぎ目が見えないので、リアゲートとワンピース設計の可能性大。
もしかしたらカーボンとか軽量樹脂なのかも。 アルミで成形出来ないんじゃないかな。。。
フロントほどダメな造形ではないのですが、空力向上を狙った為かバンパーコーナーに箱状の造形が足されています。
その為、ボディのシルエットラインに段差が出来てしまい下半身デブみたいです。
フェンダーからヒップにかけてのクビレがZ34の楽しみだったのに・・・
旧NISMOと同じで地面に近づくほど広がるデザインなのでラジコンのボディみたいで洗練さに欠けます。 締まりが無いデザインは幼稚なのです。
クォーター
サイドシルは悪くない。
旧NISMOの段ボールで作ったような無垢っぽさはなく標準に近い印象です。
標準はリアタイヤ周辺の小技(ストレーキ廃止による空力対策)がデザインにアクセントを与えていましたが、ニューNISMOは色をアクセントとするようです。
色変えもセンスが・・・ 折角下がり調子のベルトラインなんだから、それをオフセットした線使いにするとかもう少し考えがなかったのか。。。
ありきたりでエアロ屋が出しそうなレベルなんだよね。
あとリアタイヤあたりの下端が外向きに切れすぎかなぁ。 反って見てるよ。
ついでにフェンダーモールとボディワークが合ってない。画像によっては質感が低く見える。
ホイールはNISMO流儀になってます。 興味なし。
正面
フロントの開口が広くなって冷却性能上がりそう。
でも、それだったら赤いリップの上の穴をオイルクーラーとかブレーキ冷却用に穴開けろよって話。
やっぱバンパー延長で造形全体が下付きになってるから鼻の下伸ばした奴みたいだわ(笑)
黒いヘッドランプはイイね! たぶん交換する気がするw
内装
噂ではタッチパネル化してるらしい・・・
シートはレカロ・スポーツスターです。
今、レカロ使うならスポーツスター以外あり得ないからね。
とまぁ、酷評になっちゃいました。
ホントはまだまだ指摘したい箇所がたくさんあるんですがもうやめますw
でも、少しは良い所もありましたよ!
①ヘッドランプのブラック化 これはマジでイイ! 絶対交換したい!!
②フロントバンパー開口部周辺の棚面が小さくてシャープに見える。
③旧NISMOより全方位でイイw
④標準のゴミシートからスポーツスターにしたのは絶対正解
⑤リアスポイラーはZ34用の日産製の中で一番良いデザイン。
こんな感じ。
なんでBMWのMとかAMG、ベントレーSSみたいに標準より圧倒的にカッコいいデザイン出来ないのかな~。。。
悪趣味なんだよね。 飾り立てて良く見せようとする様がガキくさいんだわ。
国産ではタイプRは結構イイ線行ってるけど、羽根は頂けない。
グローバル向けの車でコレだから全世界的に幼稚な奴が増えたんだろうなぁ。
本質の部分で妥協を許さない製品を纏って、無駄な事はしない。
本物と本物が共鳴する一流品のオーラ。
そういった玄人向けの車って無くなっちゃったよね。
刺激とは違いジワジワするめイカみたいに味が出てくるような車ってのは受けないのかなぁ~・・・?
でも、そういう隙の無い車って機械式時計の緻密さや緊張感と独特のオーラがあって渋いカッコいいんだけどね。
もしかしたら、ニュル夫の構想を先取りされてしまうのではないかとドキドキしてましたが、この程度でホッとしました。
これから気長にチューン出来るゾ!!
ヘッドランプは絶対交換してやる! そろそろ黄ばみがコワイしねwww