おはよー ～ニースペース な朝～

ニースペース

後席乗員の足元の余裕を見るのに、後席座面前端から前席後端までの距離を計ります。後席に座った際に、ヒザが閊えるとなんとも窮屈ですからね。
団体旅行の海外ツアーのエコノミークラスのような狭さは、せめて自家用車では避けたいもの。

大きな車は当然余裕のある数値を記録し、小さな車は逆に小さな数値となるのは必然的なこと。
しかし、メーカー各社は様々な工夫を凝らしてこのニースペースを確保します。

そもそも、国産車のシートは無駄に分厚く、余計にスペースを食うので、根本的な座席の設計から見直す必要はあると思うけれど、１００キロくらいは乗員に窮屈な思いをさせずに移動できる空間を提供できるなら、原価の知れたような国産車の椅子でも、価格とのバランスはとれているようなもの。

で、画像はまたしてもカタログを写したものだが、この車は後席にスライド機構を持たせており、そのスライド幅は前後に２４０ｍｍあるという。
もっとも、２４０ｍｍ前進させては座るスペースなど望むべくも無いのだが、ほぼ旧型の日本人の体型をした私が運転席に座り助手席を前進させ、一番下げた後席左に嫁さんを、後席右のジュニアシートに小僧を乗せると、なんとも広々とした空間が出来た。
この状態でもラゲッジは広々としており、大型のスーツケースを納めても、さらに小型のものも収まりそうだ。これなら国内旅行でも窮屈な思いはしなくて済みそうだ。

五人乗車になったらどうだろう？
それ相応に窮屈になるが、下手なセダンより広々としている。
だが、排気量が１５００～１８００ということもあって、そこには別の問題が浮上するのは目に見えている。

しかしこれは、なかなか良い大きさの車に思える。
ただ、外観は目をつぶっての話だ。

まあ、カタログを見て、展示車に座って、試乗車で近場を乗っただけであるから、実際に使ってみないと“机上の空論”だわなあ～


さて、今日はどんな作業だっけ？
椅子に座ってなら、余裕のある空間で作業しようっと！

では、本日もよろしくお願いします。


※画像はカタログを撮影