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2005年06月11日

気になるニュース 「元ひめゆり学徒の話は退屈」..青学高入試問題で

気になるニュース 「元ひめゆり学徒の話は退屈」..青学高入試問題で お袋に聞いたんですが、夕方のニュース番組(スーパーニュース?)でこのこと(関連URL参照)が取り上げられており、解説の木村太郎(?)が、「ミスとか以前の話で人として問題だ」と激怒していたそうです。
内容は、青山学院高校の英語の教師が、今年春の入試の英語の問題に、自身の体験を元に「元ひめゆり部隊の女性の話が退屈で、飽きてしまった」という翻訳問題を出題したというものなのですが、私も「激怒」に全く同感です。今もDVDで保存してある「さとうきび畑の唄」(TBSドラマ)で沖縄戦の看護学徒が出てきます。敗戦が濃厚になり、米軍に陵辱されることを恐れた彼女たちの多くは、沖縄の断崖から飛び降り、自殺していったそうです。その、ひめゆり学徒の、実際にひめゆり学徒だった方の話を「退屈で飽きた」とは、一体どういうことなのでしょうか。想像力が欠如しているとしか、思えません。

「これは、戦争が世の中から風化していっていることの現れなのではないか?」そんなことを話すと、親父が言いました。「いやぁ、話が下手な人の話は、どんなに良い話でもつまらなかったりするよ?」う~ん確かに(ーー;) ご老人だし、話がすごく回りくどかったとか、そういう可能性もあるにはあるよなぁ....。
まぁでも、その「退屈だ」と表した教師が、もし本や映画やドラマなどで、ひめゆり部隊の話を見聞きし心動かしたことがあったならば、こんな問題は作成しなかったと思うんです…。親父はこうも言っていました。「戦争のことを、ちゃんと教えないからだよ」 つまり、この教師も、戦争の具体的な話を、きちんと教わったことがなかったのではないか?と....。う~んこれも確かに....。

戦争の悲劇を二度と繰り返さない最善の手段は、我々が戦争のことをよく知り、後世に語り継いでいくことです。私も、勉強しなくちゃ勉強しなくちゃとは思いつつも、なかなか戦争のことを勉強できずにいます。言い訳をすると、それはやはりいまいち、戦争に対してリアリティーを感じられないからではないか、という気がします。戦後31年後に生まれた私には、やはりまだまだ、戦争(太平洋戦争)のことを、身近に感じられない“壁”があるような気がする....暇があれば、体験者の講演に行ってみたり、戦争の本や映画などを読んだり観たりして、この“壁”を壊して、もっと戦争のことをよく知って、子供や若い人たちに、教えていかなくちゃいけない。

これを読んでくれている皆さんも、戦争のことを、語り継いでいってください。これは我々日本国民の「義務」だと、私は思っています。
ブログ一覧 | 太平洋戦争の記憶 | ニュース
Posted at 2005/06/11 06:44:37

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この記事へのコメント

2005年6月11日 9:16
まぁ、お父さんの言われることも一理ありますな。(-o-;
それにしても、入試問題を作るようないい大人の、それも教師が書くこととは思えないな。

先生がこうじゃ、教えられる生徒もかわいそうだなぁ。
コメントへの返答
2005年6月11日 17:49
「英語教師」というのがミソかもしれませんね^^; 別に日本史に詳しくなくても、多分構わないんでしょうし...。
思うに、中学時代から振り返ってみて、英語教師って一風変わった人が多かったような気がします。英語文化の科目だけに、一般的日本人とはちょっと違う人が多いのかも...(笑)
2005年6月11日 10:10
私もこれブログで書こうかと思ってたニュースです。狩猟犬さんが私が言いたい事以上に書いてくれました^^

入試から3ヶ月程も経ってどういう経緯で明るみに出てきたのか分かりませんが、本当に残念な事ですよね。全文を読んでませんが、まるでテーマパークのアトラクションがイマイチだったかの様なあっけらかんとした書き方に、戦争の風化がここまできているんだと確信しました。

この英語教師は英語以外をもっと学んでおくべきでしたかね。まあ高い授業料を払って今学んでる最中だと思いますが。

私らが実際に知らない戦争について教えるのも教わるのも確かに義務であると思います。しかしそれ以前に「他人に感情移入出来る心」があるかどうかすら不安になってくる最近の日本です。どんなに上手な語り手に実体験を話してもらっても、聞く側の感受性がカラカラでは仕方ないですし。。
とにかく、この英語教師さんと肩を並べて「蛍の墓」(アニメ)でも鑑賞したい気分の私です。一緒に滂沱の涙を流してくれるまで。。

R246沿いのあんな都会の中では、色々忘れる事も多いんだろうなあ、高等部女子のスカートは短いし・・(失礼)
コメントへの返答
2005年6月11日 17:58
おぉ、えびさんも感じるものがありましたか^^
戦後60年が経ち、「風化」はもはや必然の成り行きなのかもしれませんが、こういったニュースを私やえびっちさんのように嘆く人がいなくなった時が、本当の「風化」なのかもしれません。多分、その頃にまた戦争が起こるんだと俺は思います。

>「他人に感情移入出来る心」があるかどうか
>聞く側の感受性がカラカラでは仕方ない

全くその通りだと俺も思います。かなりナルシー発言になるけど、「さとうきび~」を見て号泣できた自分を、「良かった」と俺は思いました。なんていうか、「自己確認」のようなものでしょうか。近頃は「ファイト」を見る度に、カタルシスと共に自分がリセットされるような感覚を憶えています。脱線になってしまうので、これについてはいつかブログで記したいと思っていますが...。

俺は「真心」って、本当に重要だと思っています。

「螢の墓」...野坂昭如が書いた実話でしたよね。そういえばまだ観ていませんでした。思い出させてくれてありがとうです^^ 近いうち、必ず観てみようと思います。

>最後の二行

せっかくのいい話を、女子高生のパンチラで落とすとは...(ガクッ)
2005年6月12日 1:11
本人が戦争に対してどのような認識を持っているかは分かりませんが、試験に出す内容としては不適切ですね。
単なる観光地として捕らえていたのでしょうか。
私が子供のころは東京大空襲、終戦記念日が近づくとそれらの悲惨な映像を特集でゴールデンタイムに放送していました。
累々と転がる黒焦げの死体や熱さから逃げこんだ川を埋め尽くす死体など、今のテレビではまともに放送できないような映像が定期的に放送されていました。
もちろん私は戦争体験などありませんが、戦争とは悲惨なものだと子供心に実感したものでした。
最近では何の問題があるのか、テレビでそういった映像を見る機会がなくなり、テレビを見る人が多い時間帯には能天気なバラエティばかりを放送し、テレビ局は視聴率に一喜一憂しています。
インターネットはかなり普及していますが、テレビが与える影響、とりわけ映像が与える影響は大きなものがあります。
戦争の悲惨さを伝えるにも抗議が来ないように当たり障りのない内容であったり、視聴率を気にした実感の伝わらないドラマだったりで、能天気な土壌作りの一役を担うテレビが今回の件をヒステリックに非難しているのを見るにつけ、へそ曲がりな私はシラけてしまいます。
長文で申し訳ありません。





コメントへの返答
2005年6月12日 4:51
コメントありがとうございます。
今回このニュースを取り上げたことで、皆さんのコメントを頂き、戦争について無知な私が戦争について考える良い機会になりました。取り上げて良かったと実感しています。

>私が子供のころは東京大空襲、終戦記念日が近づくとそれらの悲惨な映像を特集でゴールデンタイムに放送していました。
>累々と転がる黒焦げの死体や熱さから逃げこんだ川を埋め尽くす死体など、今のテレビではまともに放送できないような映像が定期的に放送されていました。

そうだったんですか...ありのままの「惨状」を伝えることが、戦争の悲惨さを伝える最善の方法だと私も思います。本当に、テレビでそういった映像を流すことに何の問題があるのでしょうか? 気分を悪くする人がいるから? 視聴率が下がるから? 私は、たとえ気分が悪くなろうとも、この国で60年前まで実際に起きていたことを、私たちは知る義務も権利もあると思います。その「悲劇」から目を逸らすのは、例えは悪いですが、障害者の方やその諸問題から目を逸らすことと同じ...要するに、「臭いものには蓋」ということになってしまう。

戦争について、最も伝える努力をしているのは、やはりNHKなのではないでしょうか。今でも戦争の記念日等には、NHKスペシャルなどで戦争の番組をやっています。民放が、戦争について真摯な姿勢で取り組んだ番組を放送したことは、ちょっと最近の記憶ではありませんね...。
私は「さとうきび畑の唄」を観て大変感動しましたが、あれでもまだやはり、戦争の悲惨さを伝えるリアリティーには大いに欠けているのだと思います。テレビ局が「臭いものには蓋」で戦争の話を避け続け、若者の「戦争離れ」は益々進んでいくのでしょうか。インターネットといっても、自ら戦争について詳しく書かれたサイトを訪れるような若者が、果たしてどれだけいるのか甚だ疑問ですしね...(私も訪れません)。

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