こげぱそのブログ一覧

今日のお客様宅はナビにもまだ反映されていない新興住宅地。
それとおぼしき区画に入ったものの、何十件の中から見つけるのは至難の技。
とりあえずお客様に電話をして大体の場所を聞き出しましたが、どうにも確信が持てないので、駐車場に止まっている車をたよりにすることに。
そこで聞き出したのが白いセレナと。

あ、あったあった。角地という事前情報ともぴったり。一台ガレージ空いてますの条件ともぴったり。でもその車がセレナなのかは自信がない。フロントのエンブレムを見ると、少なくとも例のトヨタマークではない。

これだな。

いそいそとそのガレージに車を入れさせてもらい、荷物を出して玄関へ。

そして何気なく目に入るホイールセンターキャップ。そこにはその例のトヨタマークが。いかに私がミニバンに疎いとはいえ、セレナがトヨタでないことくらいは判ります。あ！ここじゃない！！！

慌てて人様のガレージから車を出し、逃げるように立ち去りました（＾＾;

いつからだろう。道を走っている車の車種すら分からなくなったのは。
昔は事故や事件の目撃情報で「白っぽいセダン」なんて証言している人をもどかしく思っていました。セダンってクラウン？セドリック？ちょっと見りゃそれがロイヤルサルーンなのか、スーパーセレクトなのか、ブロアムの2リッターなのか3リッターなのか、あるいはグランツーリスモなのか。そんなことも分からないんだなあ…と。

今まさに自分がその立場です。白っぽいミニバン。黒っぽい軽自動車。そんな証言しか出来なくなった自分にちょっと驚いています。

なんだか、そこかしこで使われる言葉で、安っぽい印象しか受けないのですが、先日これぞまさに「神対応」と呼べるコンビニの店員さんに出会いました。

仕事で遅くなって、へとへとで入ったコンビニ。
通りざまに「今日は寒いですね。風邪ひかないように帰ってくださいね！」とおじいちゃんに言葉をかけながらレジ対応する青年。
知り合いなのかな？？

ところが、私が探しているものがなかなか見つからず、聞くともなしに聞こえてくるのは彼のすべての客に対するちょっとした気遣い。

私が探し回っているのも、横目で見ていたんでしょう。「すみません。みつかりにくかったですか？」と。

まだ大学生くらいと思しき感じだったのですが、すごいなあと思いましたね。良い意味で「お里が知れる」という感じですか。
そんな神対応の彼に対しても「ありがとう」の一言も言わずブスっとレジを去る輩も居て。それこそ「お里が知れる」って話。

願わくば、変な宗教や、マルチ商法にかかわっていないことを祈るばかりです。
妙に人格出来た（出来ていそうな）人を見ると、裏があるのじゃないかと疑ってしまう。これぞまさしく老害ですよね・・・。笑

それに引き換え、コンビニでもスーパーでもものすごく気になる「袋、大丈夫ですか？」の言葉。大丈夫って何？？「お要りようですか？」「ご用意いたしましょうか？」でしょ。客も客でその問いに「大丈夫です」と。大丈夫って何？？「要らないですよ！」「エコバッグあるから要りませんよ！」では？

「大丈夫」という言葉。使わざるを得ないときもあるかと思いますが、私は昨今極力使わないようになりました。