誰が言ったか憶えていませんが、クルマは車高を下げて、ツライチにすれば、どのクルマもカッコよくなると・・・
コレを大切にして、今まで愛車を仕上げてきました。
今回、愛車のローダウンに着手して納得のいく結果が得られたのでご報告いたします。(^^)
サスペンション交換については、古くは40年近く前、バイクを購入したときから始まりました。
ウイルス感染予防で時間があるので、歴代の愛車のサスペンションをさかのぼってみます。
カワサキZ250FT リアショックをマルゾッキに交換しました。バネを縮めて固くする調整機構が付いていました。
タンデムするときはスプリングを縮めてカタくすると、コーナリングもしやすかったことを憶えています。
スズキGSX=R750 コレはノーマルでレーシングマシンに近いバイクでしたので、ノーマルでフロント・リアともに減巣力調整ができました。
特に後輪側をカタくすると、加速時にフロントが簡単に浮きウイリー状態になるので、イチバンやわらかいセッティングにしていたように記憶しています。
日産スカイライン BUZZ SPECというカヤバのショックにどこかの!?バネを組み合わせたような気がするがおぼえておりません。
作業が終わってショップから走り始めたときに、これはカタいなぁと思ったことを忘れません。
これもダイヤルで減衰力調整ができましたが、カタいところから始まってさらにカタくなるので、イチバンやわらかい位置で使用していたように記憶しています。
フォルクスワーゲンBORA ノーマルはとんでもなくホイールハウスに隙間があり、クルマの購入前から交換が前提でした。
ファミリーカーでしたので乗り心地を最大限優先するなかで、ローダウンしたいとショップにリクエストして薦められたのがビルシュタインにH&Rのバネでした。
首都高速の段差ではCDが跳んでしまい、音楽を聞くことができない仕様でした。(^_^;)
高速域ではダンピングが素晴らしく、東名高速の段差は乗り越えた後、一発でバウンドが収まる素晴らしさではありました。
フォルクスワーゲンEOS これもクルマ購入後に交換を前提としておりました。
お友達が同じ時期に同じEOSを購入したため、その友人が懇意にしている専門店で、EOS専用サスペンションを開発するので、少し待てばよいものが手に入ることは理解していたのですが、いつまでも車高の高いクルマに乗っていることが許せなく専用品の発売を待つことが出来ませんでした。
EOS用のショックアブソーバーがまだ出ていなかったなかで、フォルクスワーゲンパサート用のショックアブソーバーKONI FSDにゴルフ5用のイシカワエンジニアリング製バネを組みあわせて装着しました。
バネのカタさに対してショックがやわらかいようで、高速道路では段差を乗り越えるとおさまるまで何回かバウンドするような挙動がありました。
BORAで使っていたビルシュタイン、H&Rとは対照的なやわらかいセッティングがとても気に入っていました。ノーマルよりも乗り心地がよかったですから。
メルセデスC204AMGパッケージは最初からローダウンしていて、ホイールハウスとタイヤのすきまが気にならず、久しぶりにサスペンション交換しなかった愛車です。
乗り心地も素晴らしく、またコーナリング挙動もボディ剛性の高さゆえか、コントロールがしやすく、限界域まで攻められるクルマでした。
そして乗りかえた今の愛車C205カブリオレ 前車同様AMGパッケージということでスポーツサスペンション仕様なのですが、C204よりもカタい足回りに、ボディ剛性がクーペよりも劣るなか、さらに19インチランフラットタイヤで乗り心地はガッカリするほど悪く
こんなはずじゃなかったと・・・
EOS時代から愛用している軽量のBBS18インチホイールに交換インチダウン脱ランフラット化したところ、乗り心地が改善したのはよかったのですが、C204と違い、ホイールが同じ18インチでもタイヤの外径が大きく扁平率が40→45%に変わり、妙にホイールハウスとタイヤのすきまが気になるようになりました。
後輪側に10mmスペーサーをかましたりして、見た目の改善を図りましたが、どうにも納得いきません。
やはりここはローダウンしないと気がすまなくなりました。
昨年のオフ会でお会いしたS205ワゴンの方がH&Rを使っていらっしゃって、とても品よく車高が落ちていたので、ワタシも同じものでいこうと。。。
純正ショックアブソーバーはビルシュタイン製でかなり締め上げられているので、スプリング交換だけでもバランスは取れるのではと考え、今回はスプリング交換だけに留めました。
作業は当初3時間との話でしたが、実際には2時間で終了しました。いままでサスペンション交換作業を依頼したなかでは極端に短時間でした。
愛車にご対面、H&R社が公表しているとおり前後3cmダウンという感じです。きちんとは測っておりませんがとてもよい見た目になりました。
さてショップから愛車を出し、走り始めると地面が少し近くなった感じです。
乗り心地が少しは悪くなっても仕方ないかなと思っておりましたが、ほとんど変わりません。
愛車も走行距離も20,000kmを過ぎました。15,000km過ぎくらいから感じていたのですが、
購入当初に感じたようなキツイ当たりも収まってきて、ダンパーがこなれてきたように感じます。
前車C204の素晴らしい乗り心地には届きませんが、充分に納得のいく足回りになりました。
BORA EOSよりはあきらかにワタシ好みの乗り味です。
何よりもローダウンして、見た目が低く構えたフォルムで、とても気に入りました。
心配していた自宅車庫のドア開閉も、開いたとき横のコンクリートにギリギリ当たらず、大きく開閉できました。とても嬉しいです。
このような状況なので、まずは近所を少し走っただけですが、緊急事態宣言が明けた後に走り回れるときがとても楽しみになりました。(^^♪
※緊急事態宣言前に部品は発注しており、取り付けも当初の緊急事態が明けているはずだった5月10日で予約しておりました。緊急事態期間が延長されましたが、ひとりで運営されているショップにさっと預けるだけなので、今回は日程を変えずに作業をお願いいたしました。ご心配なく。
Posted at 2020/05/15 18:03:32 | |
メルセデス | 日記