ちびーたのブログ一覧

　高校の頃の話である。

　最初に男子高に通うことになった俺が、父親の仕事の都合で編入試験を受け、男女共学の高校に行くようになったのは、２年からであった。
　女生徒という生物に全く耐性が無かった俺は、なんだか落ち付かない学生生活を日々送ることになった。
　高校までは随分と遠く、朝６：３０に自宅を出た俺は、自転車で２０分かけ駅に行く。
　冬ともなると、自分のはいた息が瞬間的に凍り、まるで化学調味量の「味の素」のように結晶化し大気中に漂う。朝日をあびてキラキラしたものが飛んで行くのを見ながら寒さを実感するというものだ。
　そこから、２両編成の列車で３駅ほど先の駅で降りる。そこから徒歩で約３～４０分で、やっと高校へ到着である。
　
　列車で通学する、しかも２両という小さな通学列車の中にも、ある種の世界がある。
　上下関係は勿論のこと、どこに誰がすわるのか？もほぼ決まっている。
　転校生の俺は、特別扱いだったので割りと自由に列車の中を行き来できた。
　自分のクラスとは関係のない座席や、時には違う学年の席にもいきなりいって座ってみた。
　下の学年の席に行く時にはーーー皆さんも経験があると思うがーーー学年が一つでも違うと、そこには絶大なチカラが働く。
　もう、好き放題である。
　が、何も俺は学年差を利用したﾂﾏﾗﾝ殿様ごっこをしに色々な席に座らせてもらったわけではない。
　全然、知らないところだから早く慣れたかった・・・というのもあるが、本当は前の男子高の時の、あの３年・２年・１年のことを神・天皇・ゴミと呼ぶ凡そくだらん格差に辟易していたので、新しい場所にきたのだから、そういうものにとらわれないように付き合える友人がほしかったに違いない。

　成田や斎藤、浅沼といった友人は、この列車通学を通して出来た友人であった。
　
　前出の「鋼鉄ジーグの話」なども、列車の中での話がほとんどなのだ。
　　
　元々、ＳＦ物が好きで、宇宙戦艦ヤマトにはまってしまう傾向のヤツラのキャラクターに、そう大差があるはずがない。
　共通の話題に共通の価値観があれば、たちまち友人である。

　彼等が、俺の家に遊びにくるようになるまで、さほどの時間は必要としなかった。
　俺の家は市内でも端の方にあり、遊びにくるにはバスの終点でおりなければならなかったが、そう大きな街でもなく、終点まで乗っていればいいという神経の使わなさ加減から、彼等はよく遊びに来てくれた。
　まあ、当時としてはまだ珍しかったビデオがあったせいなのと、ちょっと大型のスピーカーを備えたオーディオがあったせいだろう。



　或る日、成田と斎藤が例によってバスに乗って遊びにきた。
　今と違いＴＶゲームがない時であるから（任天堂のゲームウォッチですら、まだ発売していなかった時代）音楽を聴くか、ビデオを少し観て見るか、またはダベるかｗ
　
　話をしているうちに、おかしな方向に話が滑り出した。

「実は、うちのクラスの女で死んじゃったやつがでたんだ」

　何がキッカケでそんな話がきりだされたのか全く覚えていないのだが、いきなりの衝撃的事実ってやつをきりだされた。
　「死んじゃったって，事故かなんか？」と俺が聞くと
「いや、なんか自殺みたい」と成田。
「なんか、そういわれてみると元気なかった奴だったな」と斎藤。

　そう。斎藤と成田は、同じクラスであった。
　
「えーっ？　元気なかったって・・お前、そいつを見ていたのか？」
「いやあ、目立たないやつだったじゃん」
　ここまで斎藤が言った時に、成田の表情が少し変った。
　どうやら成田の中の邪悪コンピューターが作動を開始したらしい。

「そうか、お前、アイツのことを多少は気にしてたんだ？　そういえば・・・
　あいつもお前を見ていた！ｗ」

　全く予想だにしていない成田の言葉に斎藤は、目をまるくし慌て始めた。
「お前！！　馬鹿！　ありえねえ！！」
　弱い奴には徹底的に強い成田は、更にダメ押し。
「いいや！　俺は見ていた！　アイツはお前を見ていた！！ｗ」　

「ちょ、ちょっとまってくれ？！　俺には話しがあまり見えていないんだけど？！」
という俺の疑問を他所に斎藤がヤケクソで
「じゃ、俺も今だから言うが、アイツはお前を見ていたのを俺は見てしまったんだ！」

　そんな、ヤケクソすぎだ。
　だいたい成田が仕掛けた話を当の本人に全く同じ手で返すなんて、そんなミエミエの話に成田がひっかかるわけがない。








　成田は、明らかに動揺していた



　どこまで馬鹿同士なんだ！！
「そうさ、俺はアイツがお前を授業中に見ていたのを知っている！」
「やめてくれよぅ！　ありえねぇだろ！ｗ」
「いいや！　確実に見ていた！！」
「みてたのはお前だ！」
「違う！　お前を見ていた」
「お前をみていたんだ」
「お前だって！」

「なんでもいいが、お前等ふたりとも見られていたのに・・・呪われるぞ？」
　俺達は、話に熱くなって時間の経過を忘れていた。
　外は、とっくに暗くなっており、高校生が友人の家に居座るには居心地の悪い時間にまでなってしまっていた。
「あ・・・そろそろ、帰らないと・・・な」と斎藤。
「でも、なんか俺らボロクソにいっちゃったしな」
「お前が最初に言ったんじゃねぇか！」
「誰が最初でも俺らがボロクソにいっちまったことはかわりない」
「お前等！　俺を勝手にお前等の一味に加えるんじゃねえ！！」

　怖い、怖いよ、俺達が悪かったなどと玄関先まで彼等は彼女に謝っていたが、帰る為に暗い道をバス停まで歩いて帰る羽目になっていることを忘れていたとは、どこまでもめでたいやつらである。
　
　玄関の扉を閉めかけた時に、彼等の景気付けの為に大声で歌っているアニメの主題歌が裸電球もまばらな暗い道に響いていた。。。。



　思うに、亡くなられた女性は、例えクラスメートといえど、こんないじめられ側の小心者二人なんざ眼中に無かったであろうことは誰の想像にも難しくない（爆
　

　

　

河童天国って名前なんだが、どっちかってーと鉄道天国って感じ

ここは、どうやらタモリ倶楽部にも出たらしい。
鉄道の見える窓ってのが三階にあって、この風呂屋の両側を複数の鉄道が走る。
そう。
この風呂屋。
高架下を利用して作られたものなのだ。
風呂につかっていても定期的に列車が屋根の上を通るのが実感出来る。

新幹線や埼京線、時間と曜日によってはカシオペアや北斗星なども見られるようだ。

今回の焼肉屋は、なんと珍しいすかいらーく系の焼肉屋「ほたる宛」

腹にはいりきらん

何だか割り引券があるとかで、多く食った方が得

でも、限界
ここどこかな？
板橋か？

家族でどうぞ
安いと思う

これまた、CM大量投下でご存知の方も多いと思われる週刊歴史のミステリー

さっそく読んだが……


うわ


底浅


くいたりないよう

ＴＶＣＭの大量投下で、知っている人も多いと思う。


もう少し現代風のキャラが描けるようになりたいなあ・・・って思っていた。
近くのショッピングセンターの画材屋でイラスト漫画教室の生徒募集してたから、月謝払って通うかどうするか迷ってたくらいなんだ。
小学生とか中学生に混じって通うのには、やっぱ、ちょっと抵抗あってさあ（＾＾；

したら、こんなのでたから早速買ってみた。


うは！　　今時、インク壷ときたよｗ
ペン軸にペン先の挿し方を解説・・・って、どんだけ細かいんだｗ


と・・・細かいのは、そこだけ。。。。

身体の描き方・・・え？！　いや、描けない人に一気に、そこまで描けっての無理だろ。

顔の描き方・・・いや、髪の描き方とか目の描き方とか教えないで、いきなり描けってか？！

服の描き方・・・だから、シワの描き方とか、どうすんだよ？！

靴の描き方・・・細かいとこも描くとリアル・・って、描けないから教えれって！！


こうして、キャラクターが出来上がったら、今度はどうやったら生き生きとした動きになるのかを次回に・・・・って・・・・・・





これは、最初から描ける奴じゃないと意味ないんでないか？！


それでも、しばらく買いつづけてみようと思う。