最近、CO2やPM2.5などの環境測定器が売られるようになり
コロナ禍での飲食店の換気問題でも取り上げられている。
測定好きなので欲しいと思っていたが、温度湿度計みたいに
気軽に買える価格に下がるまでと思っていた。
売られている物は表示部分の違いはあるものの、形状やボタンの位置が
同じように見えるので、内部はみんな同じじゃないかと感じる。
Amazonで売ってるものは、
Aliexpressでもあるだろうとチェックしていたら
これが、送料込みで3K以下で出ていたのでポチっと
2週間ちょいで到着
ほとんどがバッテリー内蔵タイプですが、そうでない物もあるようです。
Amazonのコメントではバッテリーに関する不満が多いようなので、いろいろ検証してみます。
購入したのは、CO2にHCHO(ホルムアルデヒド)、TVOC(総揮発性有機化合物)の表示があるタイプ。
本体、USBケーブル、説明書(日本語のページもあるが、文章が変)※タイトル写真
売られているCO2センサーはどの種類の物も温度と湿度が表示されるようです。
温度湿度の検証
温度は2℃以上高く、湿度は10%以上下がって表示されているので
本来なら廃棄してしまうレベルだった。
CO2測定は説明書では400~6000ppm
ガス台の横ではすぐには変化しない
ヤカンの上に移動すると
数秒で6000 MAXになった
CO2センサーなんですが、いろいろ試したところ
息を吹きかけてもかなり上昇するのは分かるけど、除菌アルコールや防水スプレーなどをシュっと
するだけで、すぐMAX表示になることから、空気清浄機のセンサーと同じ感じです。
バッテリーに関して
充電は0.5A程度で、電源ONでもOFFでも電流に変化は無かった
説明書では電池マークが点滅で充電中、点灯で完了と書いてあったが
点灯に変わっても充電電流に変化が無かった。
しかし、一晩繋いだままにしたら、電池マークが緑色に変化して電流が0になっていた。
フル充電でどのくらいもつか測ったら、7時間20分で赤表示に
半日もたないので電池で使用するにはちょっと無理があるように思えます。
バックライトが点灯したままなので、バックライトが無い液晶表示なら最低でも
数日もつように思えますが、そのタイプが無いので何か理由があるのかもしれません。
CO2センサーが赤外線を使ったものらしく、空気清浄機に搭載されているダストセンサーと同じようなもので、
低価格で本当にCO2の濃度を正確に測定できるなんて思えないと個人的な感想です。
流行っているようで、価格もちょっと上がっているようにも思えますが、
信じるか信じないかは、あなた次第ということですね。
Posted at 2021/04/17 20:31:05 | |
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