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2018年09月29日 イイね!

無題

無題3ヶ月程前になりますが、ビートのヘッドライトにLEDバルブを装着しました。

この直近まで使っていたのは上下スイング式H4をベースにしたHIDでしたが、そのめちゃくちゃな発光点故にリフレクターの調整限界以上に光軸が下がりすぎてしまう事に加えて、劣化による光量低下でそれはもう絶望的な程に暗い。


豆電球の懐中電灯や携帯電話の背面LED灯に劣るとも勝らない、それこそ月明かりのように何となく照らしている「気がする」程度で、自動車用の前照灯としては全く用を成していませんでした。…暗くて道路が分からないわ

それでも、この702kバーナー自体はスライド式にせよスイング式にせよH4流用品が大半ですから、まだ現時点では流通量もバリエーションも豊富なH4バーナーを購入して台座だけ入れ替えれば、更新する事も出来たんですが…

折しもレンズユニット自体を新品に交換して車検を通そうとしていた時期だった事もあり、せっかくの新リフレクターを再びむざむざと紫外線焼けさせたくないと、HIDの継続使用に二の足を踏んでいる所にネットオークションでこのLEDバルブを見かけたため、渡りに船とばかりに購入した物でした。

まあ、結局はこれもH4バルブの台座加工品ですから…泥船じゃなきゃ良いんですが。


それではまず車検で光軸調整したての、下ろしたてヘッドライトのハロゲンバルブの様子から確認します。

…暗い…

久々のノーマルバルブに新品レンズはさぞ明るかろうと期待し過ぎたか、一度走行して逆に驚いてしまいました。

絶対的な光量が少ないのは仕方ないにしても、配光的に車両直前がとにかく暗い。

しかしそれでも、これまでのクソHIDよりは間違いなくマシなのがさらに悲しい…。


では試しに、年始に装着したH11のプロジェクターLEDフォグを点灯させてみます。

絶妙にヘッドライト下の領域をカバーしていて、同時使用でようやく不満無く走れるレベルになります。

このフォグも付けた当初こそは左右方向の配光の狭さに対する不満はありましたが、何せこれだけカットラインがしっかりしてますから対向車を幻惑する心配が無く、常用するのに大変都合が良かったので継続使用していました。


少し余談になりますが、このプロジェクターフォグと共通の取り付け穴を持つ汎用フォグランプのうち、純正装着品としても多く採用されるリフレクタータイプの灯体も流用出来ないかと、該当する対向車を一時期観察していましたが、バルブ交換をしていると思われる車両はそれなりに眩しく…

実験として親父のフィットにもビートと同じくIPFの104FLBを装着してみたところ、それまで付けていた高効率ハロゲンバルブにも何ら引けを取らない明るさで、角度によって結構な眩しさがあったため、やはり上向き光カット機能の無い灯体での常用は無理があると判断して、そのままプロジェクター灯に落ち着いたという経緯があります。

逆に、それだけの明るさの補助灯を憚らずに常用できるというのは、ヘッドライトの貧弱なビートにとっては非常に有用ですので。



それでは、本題のヘッドライト用LEDを装着してみましょう。

どうだ明るくなつたろう?

画像では分かりづらいですが、LEDは確かに明るいです。
加えてスイング式HIDのように光軸がだだ下がりしてしまう事も無いですが、やはりカットラインはボケボケで、かと言ってハロゲンのカット位置に揃うまで光軸を下げると車両直前しか照らせなくなり、前方がほとんど見えなくなります。


一方のハイビーム側。

…悪い意味で凄いです。

ハイ/ローの差がほとんど分からないハロゲンと同時比較している事でより違いが顕著になっていますが、ボケるとか言う次元では無く、リフレクター内の本来光が当たるべきでない部分から反射しているような感じです。

これでもまだ直前の壁だから良いようなもので、実際に夜間に道を譲る等のパッシングに使うと、LEDのレスポンスと相まってまるでストロボか、はたまた落雷かと言うくらいに周囲の建物や箱型トラックの荷台をガンガンに照らす凄まじい事になるので、インパクトは絶大です。

所構わず照らしまくるという点は夜の峠道等では或いは有用かも知れませんがおおよそ実用的とは言えず、その拡散ぶりからハイビームでの光軸調整もまともに出来なかった事もあり、正規の車検にはまず通らないでしょう。


…といった感じで、あまり良い書き方はしませんでしたが、グレア対策として光軸を下げ気味で使えば、基本的にはよくあるバッタモンHIDと同じような感覚で、ロービーム専用として使える事は使えます。

一応、邪魔なバラスト類が無くせるメリットも小さくないですし、702kという肩身の狭い形式のランプの貴重な選択肢としての価値はあるのではないかと。


まあ何せ、ネット上で見かけるバッタモンHIDもピンからキリまで価格設定はあれど、例えピンの金額を払っても何が来るか分からない博打ですから、そういう意味では、このLEDはやや値は張りましたが、ちゃんと前が照らせて今の所トラブルも無いので、今後の寿命次第ではありますが、割と「当たり」の部類な気はします。
Posted at 2018/09/29 23:32:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ビート | 日記

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