1【カメラ】
○ デジタル一眼レフ
もちろん愛機ニコンD850を持参(^^)
軽い一眼レフを持って行く選択肢があったものの、
D850の高画質とAFの優秀さはやはり捨てられません。
イタリアでは色々なシーンで「持って来て良かった!」と思いました。
もし持って行かなければ後悔したでしょう。
重いけど頼りになります。
今回の8日間のツアーでの撮影枚数
■一眼レフ 約8000枚、
■コンパクトカメラ 約200枚(自撮りのみ)
■スマホ 約100枚、
合計 約8,300枚。
1日平均 約1,040枚
一眼レフの撮影枚数が事前の予想より少ないのは、最初の2,3日は
メモリーがいっぱいになるのを心配して撮影枚数を抑えたため。
もっと撮れば良かったと少し後悔(^^;
観光を楽しみつつ、一眼レフで写真を撮るためには、カメラの設定に工夫が必要です。
観光地での撮影は、スリ・ひったくりからカメラを守る戦いがありますし、
人混みの中ではファインダーを覗いて被写体をしっかり確認しシャッターを
押すのは難しいことが多いし、
添乗員を見失うと異国の地で迷子になってしまうためカメラの設定をいじっている暇はないし、
ということで観光地ではほぼ次の設定で臨みました。
■ノーファインダーでの勘撮が多いのでオートエリアAFに。
■また 歩きながらのが撮影が多いのでコンティニュアスAFに。
■ISOはオート(上限6400、最低シャッター速度80/1s)に。
■念のため露出はオートブラケット3枚撮りに。
2【レンズ】
一眼レフ用のレンズは何を持って行くか、非常に悩ましいところです。
私の場合、
■AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR 1070g
■AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED 385g
の2本を携行しました。
標準ズームレンズは画質の24-70f2.8E ED VRか、軽さの24-85f/3.5-4.5G ED VRか、
どちらを持って行くか最後まで悩んだ結果、
やはり最高画質で撮りたいということで24-70f2.8E ED VRに決定。
さらに、風景を撮るなら超広角レンズでしょう!
ということでもう1本持って行ったのが上記の18-35mm。
しかし、結局一度も出番はありませんでした(笑)
スリ・ひったくりがうじゃうじゃいるイタリアの観光地の人混みの中ではレンズ交換は難しいし、
またツアーだとレンズ交換している余裕はあまりないですね。
ここは超広角が欲しいな、というシーンはもちろんありました。
しかし絶対になければ後悔するというほどでもなく、24-70mm1本で何とかなります。
このあたりは写真でどのような表現をしたいのかで違ってくると思います。
私は景色はもちろんのこと現地の生活感だとか、街の雰囲気とか、
そのようなものも撮りたかったので24-70mmの方が使い勝手が良かったです。
ちなみに観光地のツアー旅行に望遠レンズはまず必要ないと思います。
フリーの旅行で撮影を目的に行かれる方なら1本持って行くのはありかもですね。
3【コンパクトカメラ(自撮り専用)】
日本では人に頼んで写真を撮ってもらうことは普通に出来ますが、
イタリアではそのままカメラを持って行かれる恐れが高いです。
そこで妻とふたりのツーショット写真を撮る自撮り専用カメラとして、
1インチセンサー搭載のキヤノン「PowerShot G7 X MarkII」を持って行きました。
1インチセンサーなのでスマホ(iPhone6)よりも高画質で撮れます。
このPowerShot G7 X MarkII用をコンパクトカメラ用の自撮り棒に装着したままにしておき、
バッグからサッと取り出してカシャッと自撮りするスタイルです。
自撮り棒 伸縮ポール アクションカメラ用自撮リ棒 自分撮り一脚 小型 5段 ティルト雲台付き
自撮りはカメラを手に持ってでも出来ますが、
カメラと人が近いのでどうしても顔が大きく写ってしまいます。
自撮り棒を使うと景色と人物のバランスがとれます。
ちょっとした自撮りはスマホで、ここぞという時はコンパクトカメラで、という使い分けをしました。
コンパクトカメラ用の自撮り棒にはシャッターボタンが無いことから、設定を次のようにしました。
■タイマー撮影
■AFは顔認識でコンティニュアス
■3枚連写
4【自撮り棒(セルカ棒)×2】
自撮り棒は上に書いたコンパクトカメラ用と、ほかにスマホ用の計2本を持参。
自撮り棒 セルカ棒 三脚付き 自撮り棒 有線タイプ Bluetoothリモコン シャッターボタン付き 軽量 有線タイプ ミラー搭載 折りたたみ iPhone/Android対応 Mitomo(ローズゴールド)
スマホでの自撮りは妻が担当。
スマホの自撮り棒はインカメラでの撮影を前提にしたものが普通ですが、
しかしインカメラはアウトカメラに比べセンサーサイズとレンズが小さいため画質が悪いです。
せっかくの海外旅行ですから少しでも良い画質で撮りたいので、
アウトカメラも使えるミラー付きの自撮り棒を持って行きました。
やはり高画質で撮れており、持って行って良かったグッズの一つです(^^)
ただ、アウトカメラで自撮りする場合、ディスプレイの代わりに
自取り棒付属のミラーで被写体を確認しますが、これには少し慣れが必要。
妻は事前に練習して行きました(笑)
5【ストラップベルト】
首からカメラを下げるタイプのネックストラップは、ひったくりに遭った時に盗まれやすいので、
斜め掛け用のストラップベルトにカメラを装着しました。
Nikon×PORTER アジャスタブルロングストラップ
これに加え、撮影していない時のカメラは小脇に抱えて守っていました。
小脇に抱えるのは某プロカメラマンの真似ですが、このスタイルはカメラがブラブラしないので
人や物にぶつける心配もありませんし、首、肩への負担を軽減できます。
斜め掛け+小脇スタイルであれば、盗人に「あれを盗むのは難しい。止めておくか。」
と思わせられるかと(^^)
それに小脇に抱えるとカメラが目立たないというメリットもありますね。
イタリアではフルサイズの一眼レフカメラを持っているとかなり目立ちます。
旅行者の多くはスマホで撮影し、一眼レフを持っていても
小さなAPS-Cサイズのカメラがほとんどです。
8日間の旅行でフルサイズ一眼を持っている人を見掛けたのは僅かでした。
ましてやフルサイズに大口径レンズを装着しているのですから更に目立ちます。
盗難には十分な注意が必要ですね。
人気製品は特に狙われやすいらしいのでカメラとレンズのロゴなどを黒テープで覆って
持って行く予定でしたが、覆うのを忘れてしまいました(^^;
6【スピードライト】(フラッシュ)
念のため軽量なスピードライト「Nikon SB-300」を持って行きました。
しかし一度も使わず(^^;
これまでの観光旅行でも使ったことは無く、
やはり観光旅行にスピードライトを敢えて持って行く必要はないことを再確認できました(笑)
7【予備バッテリー】
デジタル一眼レフD850用に1個、
コンパクトカメラPowerShot G7 X MarkII用に1個、
をそれぞれ持っていきました。
D850は1日で1千枚ほど撮ってもバッテリーの減りは半分ほど、
G7 X MarkIIはツーショット専用だったため出番が少なくバッテリーが減らなかったことから、
どちらも予備バッテリーを使うことはありませんでした。
しかし予備バッテリーは保険として必要ですね。
8【記録メディア】
ダブルスロットのD850本体に
■XQD 128GB
■SDXC 128GB
を刺し、予備として
■SDXC 128GB × 2枚
■SDHC 32GB × 2枚
の
★総容量 576GB
体制で出撃!
しかし実際に使用したのは256GB。
本体の2個だけで事足り、予備まで使うことはありませんでした。
1日当たり2千枚を想定していましたが、実際には1日当たり千枚で終わりました。
最初の2~3日、撮影枚数を少し抑えたこともありますが、
移動時間が多いツアーだと撮影枚数はこんなものでしょうね。
これも実際に体験してみないと分からないので、今後のために良い学習になりました。
SDカードは壊れないようアルミケースに入れて持って行きました。
サンワサプライ アルミメモリーカードケース(SDカード用・両面収納タイプ) FC-MMC5SDN
9【一眼レフ用三脚】
海外旅行用に新たに購入したのに、結局持って行きませんでした。
ベルボン UT-43 6段高伸縮比三脚
三脚に一眼レフカメラをセットしてイタリアの素敵な風景をバックに妻との高画質なツーショットを、
とも思いましたがそんなことをしたらひったくりに持って行かれますもんね(^^;
それにそもそも観光地での三脚使用は迷惑この上ありませんし。
ツアーではそんな悠長なことをやっている時間もありません。
夜間撮影にしてもD850の高感度耐性とレンズのf値2.8+強力VRがあれば何となります。
で、三脚は持って行かず、先に書いたようにコンパクトカメラに自撮り棒を付ける
という方法でツーショット撮影をしました。
10【カメラバッグ】
【その1基本的な用品編】に書きましたように、新規購入したバンガードのカメラバックを
意気揚々と持って行ったものの、一度も使わなかったという悲劇のバッグ物語に(笑)
イタリアでは美術館、寺院、史跡に入場する場合、
リュックと大きな荷物は持ち込み禁止ということで、
それをクリアするのではないかと思って買った大きさのカメラバッグですが、
添乗員さん曰く「微妙な大きさ」とのこと(涙)
結局、旅行中はスーツケースに入れたままで終わりました。
よくよく考えれば、ツアー旅行ではそもそもカメラバッグは不要かもしれません。
カメラはシャッターチャンスを逃さないよう常にバッグから出しているし、
バッグに交換レンズを入れていても交換して使う余裕は無いし、
広角側が24mmある標準ズームレンズ1本で風景写真はまぁ何とかなるし、
必要な小物はショルダーバッグに入れておけば良いし。
そういうことですからカメラバックは必要ないですね。
次回からはカメラバッグを持って行くことはないと思います。
カメラの雨対策にしてもビニール袋をショルダーバッグに入れておけば十分ですから。
11【C-PLレンズフィルター】
青い空と碧い海のカプリ島を撮るために持っていきました。
ケンコー 円偏光フィルター ZX C-PL 82mm 82S ゼクロス C-PL。
無くても良いかもしれませんが、あれば助かります。
このフィルターのお蔭でカプリ島では狙いどおり、
空と白壁のコントラストの高い写真が撮れました(^^)
12【レンズフィルタークリーナー】
観光中はいつでもシャッターを押せるようにレンズキャップは外したままにしているため、
フィルター面に指が触れたりしてレンズフィルターを汚すことがあります。
そのような時、このクリーナーがササーと汚れを取ってくれます。
HAKUBA メンテナンス用品 レンズペン3 【レンズフィルター用】 ガンメタリック KMC-LP14G
13【レンズフィルター外し】
レンズに装着したC-PLフィルターが外れなくなった時に備え持って行きました。
幸いにも出番はなし。
~ 海外旅行に持って行くもの【その5 日用品編+チェックリスト例】へ続く ~
1 海外旅行に持って行くもの【その1 基本用品編】
2 海外旅行に持って行くもの【その2 機内持ち込み用品編】
3 海外旅行に持って行くもの【その3 デジタル・電器用品、スマホアプリ編】