昨年発売されたニコンのフルサイズ・ミラーレスカメラ「Z7」。
発売日に買うつもりでいましたが、
その時は連写時のAE追随性能などの関係で
購入を断念。
あれから7カ月余り。
気が変わって
Z7を購入しました(笑)
舌の根も乾かないうちに言っていることが変わるなんて、
やはり私は確固たる信念のない軽薄な人間でした(^^;
以下、カメラの話になりますので興味の無い方はスルーを(^^)
購入したのは「Z7 24-70+FTZマウントアダプターキット」
Z7本体と、
新しいZマウント規格レンズの「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」と、
今までのFマウントレンズをZ7で使うためのマウントアダプターの「FTZ」
の三つのキットです。
Z7
武骨なデザインがニコンらしくて萌えます♪
Z7にさっそくキットレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」を装着。
キットレンズの「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」、
まさにマウント大口径化による恩恵を受けた高性能レンズです。
そのことは後で。
向かって右下にさりげなくあるZ7のロゴ。
これまでは製品名のロゴが目立ち、
しかもフルサイズ機であることを示す
「FX」の文字が金色で表示さていましたが、
地味な表示になって旅行でも安心です。
ボディーの小型化に伴って背面ボタンが減少。
しかしファンクションキーなどへの機能割り当てが
充実しているので不便さは感じません。
ボディの厚みも減り小型化しています。
ミラーレス化でフランジバックが16mmと短くなり、
厚みが大きく減っています。
マウントアダプターの「FTZ」
新しいZマウント規格のカメラに、
今までのFマウント規格のレンズを装着するためのもの。
このアダプタがあれば現有レンズもZ7で使えます。
軽い♪
これが購入に動いた最大の理由です。
こちらは一眼レフ「D850」と「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」
一回り大きくて、2倍重いです。
「Z7」+「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」=1,085g
「D850」+「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」=1,985g
その差 900g
Z7の方が約半分の重さ。
D850は大口径f2.8レンズ装着ではあるものの、
この差は大きいです!
ミラーレスの一眼レフに対する大きなアドバンテージですね。
軽くてもレンズの写りが悪ければ話になりませんが、
「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」のMTF曲線は、
以前見た資料によれば、
名玉「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」と遜色なし。
素晴らしいです。
f/4であってもf/2.8の大口径レンズにひけを取らない、
これこそマウント大口径化による恩恵でしょう。
これまでは、レンズは最少f値が小さい大口径レンズが
優秀であることは当たり前でしたが、
それを覆した55mm大口径マウントのレンズですね。
一目瞭然の大きさの違い。
小さく軽いにも係わらず、
約5段分の5軸手ぶれ補正機能を内蔵している驚きのボディ。
左Z7、右D850。
EVF(電子ビューファインダー)が素晴らしい。
美しい上にタイムラグはほとんどなく、
様々な情報が表示されるので設定はEVFだけ見ながら可能。
撮影結果を事前にEVFで確認しながら設定変更したり、
被写体を瞬時に拡大してピントを確認したり、
これらはミラーレスならではの機能。
左Z7、右D850。
フルチャージによるバッテリーの撮影可能枚数は、
カタログではファインダー使用時330枚、液晶モニタ使用時400枚
となっていますが、ファインダー使用撮影で421枚撮影して、
バッテリー残量はまだ47%でした。
一眼レフに比べれば劣るものの、
カタログほど少なくないので安心(^^)
記念すべきファーストショット!
全て初期設定のまま、ただシャッターを押しただけ。
モードもオートのまま。
で、こんなに立体感のある絵に(^^)
モデルのカールはいつものようにノホホーンとしていますが(^^;
カールが女子を探してキョロキョロしても、
しっかりとAFが追随・合掌してくれます。
黒一色の犬ってAF泣かせなんですけどね。
位相差AF+コントラストAFのハイブリッドAFはグッドです。
5月には次のファームアップが予定されているので、
更なる性能向上が期待できます(^^)
○「瞳AF」対応
○ AF・AE性能の向上
高速連続撮影(拡張)時に、AF だけでなくAE も追従。
低輝度AF性能を向上し暗いシーンでより早いピント合わせが可能。
このキットレンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」、
ここまで寄れます♪
カタログ上の撮影最短距離は30cm。
F2.8のレンズより8cm寄れるだけでなく、
クローズアップ性能を示す撮影倍率が0.3倍と、
他の標準ズームレンズよりも高いので大きく写ります。
このレンズ、マクロ的使い方も出来ますね。
そして上の写真を等倍(100%)表示してみると、
ナント驚きの解像度(@@)
目の少し下あたりの等倍表示ですが、
目の下の1本1本の毛が写っています!
有効画素数4575万画素の威力ってスゴイ。
以前は高画素機を避けていましたが、
高い高感度性能を持つ4575万画素の
D850を使い始めてから宗旨変え(笑)
Zシリーズにはもうひとつ「Z6」があります。
こちらは有効画素数2450万画素。
どちらにするか迷いましたが、
Z7の4575万画素の高画素の魅力に魅かれました。
もちろん納機記念に愛車の写真も♪
新しいカメラを向けられ、いつもより気取り気味の愛車(笑)
色合いとか言ったものは設定でどうにでもなりますが、
解像しているかいないか、
これだけはハードの問題なのでどうになりません。
しかし、4575万画素のZ7と「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」の
組み合わせの解像度は言うこと無し!
隅々までしっかり解像しています。
今度はZ7にFTZを介して、
「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR」を装着。
Fマウントレンズも今までどおり使えるのが嬉しいですね。
ただ、キットレンズの「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」が、
f4通しのレンズであるにも関わらず、
解像度、ボケ具合、色調、重量など、
どれをとっても高性能であることから、
Zマウントの70-200mm f/4が出たら、
それに変えるかも。
常用感度はD850と同じISO64-25600。
しかし、新しい画像処理エンジンEXPEED6の採用で、
D850よりもノイズ処理が良好で、
しかも、高感度域での彩度が損なわれ難くなっており、
明らかにD850よりも暗所耐性が向上しています。
まだ使い始めたばかりですが、
D850ではISO6400が許容範囲だったものが、
Z7ではISO10000まで使えそうです。
ストックしていた焼酎「愛子」さんをZ7で。
ちなみに納機祝いは焼酎「三岳」を呑みました♪