先日ツーリングに出掛けた際に立寄った静岡SAで目にしたM4GTS。カラーリングからすると世界限定200台/国内限定では25台発売のDTMチャンピオン・エディションと思われる。次から次へと繰り出されたM4のスープアップ・バージョンの1つであるが、0-100km:3.8sec/最高速:305kmと云えども2,051万円のプライス・タグは一般人には遠い存在。カーボン・セラミック・ブレーキを与えられた足元は前後異形インチのミシュランCUP2が固める。トレッドを見たところコンパウンドは新品に近い状況であったこと、左右のカーボンバケット・シートがカバーで覆われていたことから納車なのか?と推察される。なんて事を考えながらツーリングの待ち合せ場所に向かったのであった。
こちらは’素’のM4が車載に乗る図(笑)。
いつものようにクネクネ道を走るツーリングなのですが、最近は中速2車線ワインディングに飽き足らず、低速1車線テクニカル・コースが多くなって来ている(笑)。先行するALPINA勢もフロントのエアロはついてはいるが、M4ほどリップが低くはないのでひび割れて陥没したアスファルトや堆積した落ち葉、また時には落石をも跨いで疾走して行く。
しかしながら我がM4は最低地上高が95mmを誇る為、ガリっとリップを擦る音にいつも心臓がドキドキする。時にはシャシーの腹を擦りながらも路面状況を慎重に見極め、蛇行しながら擦り抜ける。
慎重に慎重に酷道を抜けるもハンドリングに違和感を感じ緊急停車すると左リアが内側のサイドウォールが避けてバーストしてしまっているではないかっ!異変に気付いてすぐに停車したのでホイールは無傷であったのが幸い。皆でM4を取り囲んで見ている内に左フロント・タイヤも空気圧が抜け始めた(/o\)。こちらはパンク?であって欲しいと願ったりしてみたが、結果的にはサイドウォールに傷がついてしまいこちらもご臨終 (T_T)/~~~
恐らく陥没したアスファルト路面を避けるが故に蛇行した際にリア内側のサイドウォールに当たったのではないかと考える。走行速度にして10km/hであったはずだが、当たりどころが悪かったとしか言いようがない。
静岡の山の中で見動き出来ずにレッカーを手配するも到着まで約3時間とのこと...。次の予定がある皆さんには出発して貰い、山中のスーパー林道でぼっちで待つこと長~い時間 (^^;。 ローダー車両の姿が見えた時はホッとしたのが正直な気持ち。運が良かったのは携帯電波が通じるところに停車出来たこと。あと数分走っていたら電波が通じない秘境でロードサービスの手配すらおぼつかない可能性があったのであった。
浜松市内まで車載で移動中にショップが開店する時間になり、スマホで検索してタイヤの在庫を片っ端から電話確認。PS4Sの在庫は期待薄であったので銘柄を絞らず、何でもいいです!と言ったものの純正サイズは1店舗も在庫なし....(◞‸◟)。このままではクルマを置いて帰京するか、都内まで車載で運ぶかということになってしまう...この後の予定は全てキャンセルか...と脳裏を過る。
困惑した姿を横目で見るロードサービスのドライバーさんが気を利かせ、ネット検索で出て来る大手チェーン店以外のタイヤショップをドライバー仲間に連絡して調べてくれました。
その中の1店に275/35/19の中古タイヤがあることが判明!。嬉々としてそちらに向かい、リアタイヤを交換。フロントタイヤにもエアを入れてパンクチェックしたところサイドウォール破損でこちらも交換に。
しかし、255/35/19については事前に伝えてなかったので在庫なしっ!!このままでは身動きが出来ない...と思案する中、「265/30/19ならあるんで応急処置で履いてみます?」とショップ店長の提案。外径は小さくなるが駆動力のないフロントであるので、背に腹は代えられぬ思いで交換を依頼。
左側2輪の前後交換をスピーディーに処理して貰い、浜松⇒飛騨高山まで高速移動して宿泊先でどうにか皆さんと合流できたのであった (^^♪。
先ずは温泉の露天風呂へ向かう。夕飯前にお湯に浸かるのはビールの旨さと比例する(^^♪
ここは池ではありません(^^;。プールのような日本最大級の露天、この半分程度の露天風呂があと1つ併設されており、常磐’ハワイアン’か?と思わせる広さ。混浴でもあるのでカップルの方も堂々と入られておりました(@_@。
夕食はやはり’飛騨牛’を散りばめたコースに岩魚の塩焼き、骨酒を頂きお腹も満腹に!♪
その後また露天に浸かり、朝3時に家を出たのに12時近くまで駄弁っておりました(^^♪。話題はクルマだけでなく、ゴルフ談義の方が長かったのは意外(笑)。
朝ごはんを頂くにあたり皆さん両手でバンザイしています(笑)
素材はシンプルですが、朝からコンロが1人当たり3つも並ぶ豪華なおかずに思わずご飯をお代わりをしてしまい、またまた前夜に続いて満腹になってしまいました(^^♪
二日目をスタート
翌日曜日も朝から快晴に恵まれ奥飛騨を出発し、開通したてのビーナスラインを目指します。
松本側の浅間温泉から美ヶ原スカイラインを上るルートは前日の記憶が脳裏を過る1車線コース。無線で「落石ありますね~」の声が飛ぶ中、DSCをカットして駆け上がります。前日交換したタイヤは中古のアジアンタイヤなので左側のグリップが弱く右コーナーでは滑ってアンダーステアになります(笑)。しかし、路面も荒れていてバンピーなコースなのでどっち道滑る前提なのでアジアンでも十分先行車に付いて行けました(笑)。
先週までクローズしていたゲートも開通になって美ヶ原の道の駅に到着。
この日東京は29℃を超える夏日になったようですが、美ヶ原も気温21℃まで上がっており、半袖でも全然寒くありませんでした。後方には微かに雪を被った北アルプスを見ることが出来ました。
ビーナスラインを流して下り、次なる目的地を目指し各車両ステアリングを切ります。陽射しが夏のように強い中、解き放ったウィンドウからは高原の爽やかな空気が流れ込みます。
空気が乾いているこの季節が駆け抜けるには一番気持ちがいい時期ですね♪
八ヶ岳牧場を右手に通過し清里の萌木の村ROCKを目指します。2016年8月に火事で全焼して昨年5月に復活したのですが、開店前に並んでおかないと相当待たされる人気店。今回は時間的にお昼時になってしまったので混んでるんじゃないかと不安が頭を霞めます。
案の定、ROCKは残念ながら1時間のウェイティング。待つ事よりも帰りの渋滞を避けたいが故に他店へ...ということで萌木の村界隈の蕎麦「さと」へ。
田舎蕎麦風の平打ち麺の蕎麦。’大もり’を頼んだらせいろが2段重ねで出て来ました。ちょっとボリュームが多かったです。
ランチを食べたら解散がいつものルールなので食後のここで解散。ご参加の皆さん、楽しい時間を有難うございました。
さて帰り道ですが、何度も何度も「ポォ~ン!」が車内に鳴り響きます。タイヤ交換をしてからリセットをしたのですが、何度「OK」を押しても鳴りやまないんです。まぁ左フロントだけ扁平率35ではなくて30を履いているので外径回転差が生じて空気圧の減圧と判断するのは正しいのですが、永遠に鳴り止まずにNavi画面すら表示しないのはねぇ(高速走行中のみ)。
ではいつものように通販で入手しようとしたら255/35/19(ミシュランPS4S)は在庫が品薄で入荷は5月になるとか。ショップによっては在庫ありますが、価格的な訴求力に乏しいため、リアル店舗で取寄せを予約。正規ミシュラン・ジャパンの在庫はあるようなので今週末には交換予定。そうしないとGWを楽しく過ごせないですからね!でも予定外の出費は頭が痛いです(/o\)。
※フロントはATR、リアはNANKANG。2012年製なので違う意味でバーストして可笑しくない。