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ミラの天窓のウインドウロック部の、オリジナルのパチン錠を試作してみました。

前回お見せしたイメージは↓こんな感じでした。




このパチン錠部分のみを3Dプリンターで試作しました。
これが出来ないと、天窓の実現は不可能ですので(^^;

まずは、CADにて再設計・・・。






操作性のUPと、ABSの剛性を確保する方向で部材の厚みなどを再調整しました。


断面を見ると、機構が解りやすいと思います。



咥え込んだあと、円弧の回り込みでロックをかけるだけですね(笑)、普通のパチン錠の原理と変わりませんね。


で、これをうちの3Dプリンター(MUTOH MF-1100)でも造れる様に、オーバーハングの無い部品に展開しました(笑)




そして出力・・・。




う～ん、予想はしていたが、部品がちっちゃい‼️




でも頑張ってアッセンブリー。ジクロロメタンで溶着。









なんとか組み立てが終了しました(^^;

ジクロロメタンは神経使う～。



そして結果は以下の動画で・・・。





結論から言いますと大成功！🙂

試作１回目にして、結構良い出来なのでは無いでしょうか⁉️

ちゃんと「パチン」と音をたてていますので、名に偽りは無し？(笑)

まずは一安心でした。

相変わらず仕事が滅茶苦茶で物作りは全く進んでいませんが(笑)、仕事中でも脳の片隅では現実逃避の賜物としてプロジェクトは着実に進行しております(爆)


ここしばらくはウインドウのロック方法で悩んでおりましたが、ここに来てなんとなく…


『こんなんで良いんじゃね？』


とも言うべき良さげな案が…。


イメージを掴むべく、CADでおおざっぱにモデリング。





プラスチックコンテナとかでよく有りそうな、プラスチック製のパチン錠的なやつです。



ウインドウの開口面積は減ってしまいましたが、パチン錠の部分だけ出っ張るのはどうも見た目が悪いので、枠を新規に設定し、取っ手部分を枠と一体化しました。






取っ手部ズーム。





まあもともと、ちょっとした明かり採りと換気が目的ですし、どちらかというと見た目重視。こんなところで決着をつけようと思います。


この後は、もっとシンプな形に修正して行きます。そして3Dプリンターで造れる形に更に修正を・・・。


まだまだ先は長そうです(笑)

ミラの天窓スーパーウインドウ(仮称)ですが、嵌め殺しでベンチレーション不可のつもりでしたがやっぱり気が変わり・・・


オープン出来るようにReデザイン中。(^^;





またしても遠退くゴールポスト‼️




まあ、誰かに迷惑かける訳では無いので良いんですが、




道楽だと期限が無いのでヤバイですね。