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2014年10月25日 イイね!

新型デミオXDの試乗(6MT編;追補版)

新型デミオXDの試乗(6MT編;追補版)昨日試乗させてもらった,デミオXD Touringの6速マニュアルトランスミッション車。

全国でも台数の少ない,XDのマニュアル車の試乗記の速報性を重視するあまり?簡易版でのUPとなりましたが,若干深堀りしたものを書いてみたいと思います。

・・・とは言え,今回は3速か4速までしか入らないような試乗コースなので,詳細な走行フィーリングをレポートできるようなレベルではありませんが,主に操作感や使い勝手に触れてみたいと思います。

試乗して好印象だったのは,「SKYACTIV-MT」と呼ばれる6速マニュアルトランスミッションの完成度の高さです。

元々マツダのクルマは,他メーカーよりシフトフィーリングに拘ったクルマが多いと思うのですが,RX-7やロードスター等のFR車は言うに及ばず,あの「赤いファミリアXG」で一世を風靡した,初代FFファミリアなどでも,短いストロークでスパスパと決まるようにしたと,当時の副主査だった立花啓毅氏もJAF MATE誌の最新号で振り返っておられました。

一方,現在乗っているデミオSPORTの5速MTは,今まで愛用してきたマツダ車の中でも残念なシフトフィーリングで正直言って不満なポイントでした。

新型デミオに採用されている「SKYACTIV-MT」は,シフトストロークや操作力,節度感等が素晴らしく,シフトしたいギアにスッと吸い込まれていくような吸い込まれ感もあり,心地良く,小気味よくシフトできるので,小型クリーンディーゼルエンジンがもたらす低速からのトルク感と相まって,運転の楽しみのひとつとなっていると言っても過言ではありません。

硬質な操作感があるロードスターやFDのFR用ミッションとはまた違いますが,恐らくFF用マニュアルトランスミッションとしては素晴らしい出来であると思います。



メーター中央のタコメーターの左には,デジタ表示で示されるギヤシフトインジケーターがあるのですが(走行中の写真は有りません),燃費を配慮した場合にどのギヤに入れるべきかを知らせてくれるようです。

ある意味おせっかいな機能かもしれないものの,うちの相方のようにMT車に不慣れな人には,適切なギアポジションを教えてくれるので良いのかもしれません。

また,相方に嬉しい装備と言えば,新型デミオの全車に標準装備された「ヒル・ローンチ・アシスト」(HLA)があげられます。

坂道の発進時に,ブレーキペダルからアクセルペダルに踏みかえる際に,クルマが後退しないように,坂道で停車すると数秒間自動的にブレーキが掛かるので,MT車に不慣れな方が最も苦手とする坂道発進も,少しは安心して行えるようになるかも?しれません。

ちなみにMT車の「i-stop」は,フットブレーキとクラッチを踏み,ギアをニュートラルに入れて,クラッチペダルから足を話すと作動します。(詳細は作動条件あり)

再びクラッチペダルを踏むとエンジンが再始動しますが,普段通勤に使っている道路は,断続的に発信・停車を繰り返すので,どのような作動をするのか想像がつかないのですが,最悪は「i-stop」をスイッチOFFすることも出来るので,あまり深く考えないことにします。

また,今回は幸いにも?試す機会は無かったんですが,万が一エンストしても約3秒以内にクラッチを踏み直すだけでエンジンが再始動するらしいです(笑)

「i-stop」後の再始動の時は,ガソリン車より若干ショックを感じますが,再始動の早さはディーゼルエンジンと言っても全く遜色はありません。

新型デミオシリーズでも,ディーゼルのXD Touring以上は16インチ(185/60R16)のタイヤが装着されますが,最近流行の?燃費重視タイヤ空気圧でも,それほどゴツゴツせず,ばたつきもなく,気持ちの良い乗り心地でした。(個人的な印象です)

遮音性もコンパクトカークラスと思えないほどで良く,この辺りはクラスを越えた質感をもたらしているポイントのような気がします。

子供の頃からマツダ車に囲まれて育ち,現在でも40年以上前のマツダ車を所有している者にとっては,初代アテンザ以降の「zoom-zoom」で一気にクルマ作りのレベルが上がったと思っていましたが,CX-5以降のマツダ車はさらに上質感を増し,末っ子のデミオでさえも素晴らしい出来上がりになっていると感じます。

昔ながらのマツダ車は,決して洗練されたとは言えず,どこか荒削りな感じだったり,内装も質感がイマイチで,ガタピシと音をたてたり,何故か特定の部位がお約束で故障したり,商品として見れば大手メーカーさんのクルマから見劣りするところも,それを補って余りある魅力でカバーしていた分がありましたが,ある意味マツダ車らしくない素晴らしい出来に感動すら覚えます。

1番:CX-5,2番:アテンザ,3番アクセラと来て,4番打者のデミオはどのようなクリーンヒット或いはホームランを打ってくれるのでしょうか?
Posted at 2014/10/25 12:05:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | デミオ関連の話題 | クルマ

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「僕のデミオに続いて、嫁さんのNDも100,000kmに到達しました。」
何シテル?   04/23 19:36
子供の頃からのマツダ車好きが高じて,「zoom-zoom」なマツダ車と,東洋工業時代の古いマツダ車を所有しています。 プロフィールの写真は,「赤いファミリ...
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