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2016年07月30日

素晴らしい思い出(その1)E46 M3

素晴らしい思い出(その1)E46 M3 初めて心の底から「欲しい!!」と思えたクルマでした。

出会いは、当時通勤に使用していたE46 320Mスポを点検に出した時、
担当セールスより「面白い車が入庫しているのですが、見てみませんか?」との悪魔のささやきがきっかけです(笑)

前後のフェンダーが張り出し、4本のエグゾーストにただならぬ気配を感じました。
エンジンに火を入れた刹那、弾けるような鼓動が響きました。

「欲しい」と呻くように一言。
未知の世界への扉が開きました。

納車が2004年5月でしたが、2003年6月に本国にオーダーを入れて待ちました。
この待っている期間が実に楽しかったのを思い出します。

外装色フェニックスイエロー、内装はキュウイのナッパレザー使用です。

後席サイド・エアバッグ 50,000円、電動ガラスサンルーフ 130,000円、ヘッドライトウオッシャー 35,000円、レインセンサー 14,000円、ハーマンカードンHiFiスピーカーシステム 40,000円、Spiritナッパレザー内装+フロントシートヒーティング 150,000円、ウッドトリム(メープル) 20,000円がオプションです。

左ハンドルの6速ミッション仕様車です。

車両価格は、7,860,000円(消費税込み)
オプション価格合計は、460,950円(消費税込み)
合計 8,320,950円(消費税込み・車体のみ)

全長 4,492mm、全幅 1,780mm、全高 1,372mm
車重 1,550kg

32 6S/直列6気筒DOHC 3246cc
圧縮比:1 11.5
最高出力 252kw 343ps/7900rpm
最大トルク 365Nm 37.2kgm/4900rpm

この性能が、この価格で手に入ったのです。
誤解を恐れずに言えば、価格のほぼ100%がこのエンジンに対するコストだったのだと思います。

NAエンジンのお手本のような高回転型で7000回転を超えてもまだ伸び続ける爽快さと、繊細なトルクバンドを堪能できました。

クオーンという甲高いサウンドに酔いしれたのも、今は昔のお話です。

「E46 M3と他の3シリーズの違いはなんですか?」とよく聞かれました。

前者はミリ単位で構成され、後者はセンチ単位で構成されているかのような感覚です。

ワインですと、前者がシャトーマルゴーならば、後者はパヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴーでしょう。

普通のE46で十分美味しいのですが、M3は言葉を失うほどの感動を私に残してくれました。

当時通勤に320Mスポ、旅行用に330カブリオーレ、社用車として318ツーリングの3台のE46を所有していました。
そこにM3が加わったのですが、それによって他のモデルが色褪せることはありませんでした。

これが、私が今でもE46シリーズを「名車」だと思える理由です。
ブログ一覧 | 私の車歴 | 日記
Posted at 2016/07/30 21:58:17

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この記事へのコメント

2016年7月31日 1:35
私が初めて車趣味になったのが2006年の320iツーリングでしたが、その頃販売されていたM3がE46でした。一度だけ走っていて信号待ちの後ろに付いたことがあって、リヤフェンダーの異様な膨らみに畏怖の念を抱きました。やっぱり、乗ってみても只者ではない、凄い車だったのですね。
フェニックスイエローのボディにキウイの内装の写真も検索で見付けました。すごく格好良くて綺麗ですね!強くかつ美しいというのは凄いことだと思います。
「価格のほぼ100%がこのエンジンに対するコスト」と言いたくなるほど良いエンジンだったんですね。そして「ミリ単位」でエンジンやシャシーの出来映えが感じられるなんて、得難い経験ですね。
それにしてもE46をたくさんお乗りでしたね!でも私も、歴代3シリーズでは、E46が最もバランスが取れたスタイルと大きさだと思っています。
コメントへの返答
2016年7月31日 12:56
スパグラさん、いつも丁寧なコメントをありがとうござます。

いまだに街の中で見かけて、「いいクルマだなあ」と後ろ姿を見送ることがあります。
私にとってM3はBMWを乗り始めた頃からのあこがれの存在でした。

E36 M3の外装色ダカールイエロー&内装色ブラックを真剣に検討したことがあったのですが、当時事業を始めたばかりで経済的に諦めざるを得なかったのです。

E30~E36~E46のM3はどれもエンジンにものすごくコストがかかっていたと思います。
NA 直6 ポート噴射 高回転型エンジンを手間ひまかけて磨きこんできたのでしょう。

E46自体が素晴らしい出来栄えの車だと私は思います。
これをベースに造られたM3が多くの人に感動を与え続けているのは「自明の理」でしょう。
E36 320クーペ~325クーペと318と経験し、
NA 直6の魅力に取り憑かれ、E46でBMWというエンジン屋のファンになりました。
スパグラさんのような方とクルマについて共感でき大変光栄です。
2017年9月15日 8:52
初コメ失礼します。イイねを頂いたややこし屋オヤジと申します。
私と似た遍歴に思わずコメさせて頂きました。
私も46に乗っていました。B3 3.3のクーペでした。この時代は本家BMWは新型アルミ製のエンジンに進化していましたがアルピナはアルミ製ではアルピナの求める”サウンド'を奏でる事が出来ないとあえて旧型36の鋳鉄製エンジンでした。Mは体感で速さをダイレクトに感じ取れるワクワクするエンジンですが、アルピナはまるで電気自動車の様に上まで頭打ちする事なく回るMとは又違った素晴らしいエンジンでした。機会があれば是非乗ってみて下さい。手放してしまった今でも、46のアルピナか
叶う事ならCSLが欲しいです。

ポルシェ、いいですね。BMのスペシャルモデルに乗ってしまうと次はと考えれば私はフェラーリではなくポルシェでした。それもポルシェといえども”普通のポルシェ”ではBMのスペシャルモデルの方が性能面で明らかに上である事が予測でき、きっと満足できない可能性が高いと思い、いきなりGT3にいきました。
996前期型クラブスポーツ、実質これがRS扱いとなるモデルで後期型はカタログモデルとなって前期型とはまるで異なるソフト仕様となってしまいました。
今は997GT3RSに乗っていますが、誰でも簡単に運転出来ないスパルタンなところや、電制が殆ど介在する事のない乗り味は、997GT3RSよりはるかに楽しいです。

愛車遍歴が似ていたので嬉しくて思わず長文
となってしまい失礼いたしました。
機会があれば是非車談義に花を咲かせたいですね。
私は兵庫県在住です。



コメントへの返答
2017年9月15日 16:05
ややこし屋オヤジ様
コメントをありがとうございました。
私も、ブログを覗かせていただき、同じようなクルマ遍歴に多々共感をさせていただきました。

E46は、私が乗っていたM3とややこし屋オヤジさんが乗っていらっしたアルピナB3 3.3は鋳鉄製のエンジンであったのです。これがこの2台の「素性」の良さなんだと私は思っています。

さすが、お詳しいですね。
なかなかそこまで見ていらっしゃる方は少ないのだと思います。

おっしゃる通り、Mは速さをリニア体感できるマシーンでした。それも、高回転域の伸びは抜群でした。

私にとってアルピナは、「アルピナマジック」と言われるしっとりとした艶のある脚周りです。もちろんエンジンのきめ細かなまさにシルキーシックスを味わえることも魅力の一つだと思います。

実は、M3を購入するときに、B3が頭の隅を掠めました。今でも、一度はアルピナを所有したいのですが、当時と現行型の違いに戸惑っています(笑)

昨年の6月にF30D3&B3とD5を、今年の8月にB3を再び試乗する機会がありました。ものすごく「いいクルマ」になっていました、確かに。きっと、ややこし屋オヤジさんも似たような感想を持たれるのではないでしょうか?
「昭和は遠くなりにけり」です(笑)

私は、当時のPCのセールスに「まずは、素のカレラ、それもなるべくオプションが付いていないクルマに乗ってみてください。」と言われ、あえてその言葉に乗ってみました。

結果から言えば、これが大正解だったわけで、素のカレラとターボSが全く別物だということがわかりました。

997カレラに乗って一番驚かされたことは、そのブレーキのききと、真下に落ちるような停まり方でした。また、足の裏に伝わってくるブレーキの感覚の細やかなことにも驚き、「ブレーキを使いこなすことがカレラを安全にそして早く走らせるポイントではないか」と仮定して実証してみました。その結果は、果たしてその通りでした。ターボSやGT3RSにPCCBが標準で装備されている理由もそのあたりにあるのではないでしょうか?

ややこし屋オヤジさんが、GT3を手足のごとく操られている様子が伝わってきます。まさに「ポルシェ乗り」なのですね。ターボSとはベクトルが違う方向を指しているGT3やそのホットバージョンであるRSには興味がとてもあります。

GT1クランクケースのGT3系とそれを捨て去ったターボ系の違いはどんなところでしょうか?排気音はわかりますが、そのほかにはどのようなところがあるのでしょう?
また、997前期型まではGT3系もターボ系もGT1クランクケースを使っていたのに、なぜ後期で枝分かれをさせたのでしょうか?

いやー、嬉しいですね。同じようなクルマ遍歴の方がいらっしゃって。
ややこし屋オヤジさんとであれば、このような、クルマ談議ができるのではと勝手に妄想しました(笑)

ぜひ、機会をつくりましょう。

私は埼玉に住んでいますが、ターボSはどこえでも私を連れて行ってくれます。

長々と失礼いたしました。
2017年9月16日 1:12
返信ありがとうございます。

前期型がGT1ブロックだという事をご存知とは流石です。実はつい最近997ターボの購入についてみん友さんから相談を受け、買うなら絶対前期型とアドバイスしました。
GT1ブロックについて説明したところ納得されて前期型を購入されました。

昨年まで約20年近くもの間ポルシェはレースでこのGT1ブロックを使っていました。チタンコンロッド等耐久性に優れたコスト度外視の
贅沢なエンジンです。市販車の991GT3、GT3RSは新型のエンジンを採用していますが、
レースでは、991型のエンジンではなくGT1ブロックを使っていた事から、いかにGT1ブロックが優れたエンジンかを物語っています。

最新こそ最良というポルシェを語る言葉がありますが、役物GT3、GT3RSについてはその限りではないと思いますね。997GT3RS4.0を
超えるものを今後市販車では作れないと個人的には思います。
叶うなら、997GT3RS4.0を手に入れたいと
思いますが、いまや都心の高級マンション
並の価格になってしまい、夢物語となってしまいました。ただ、9912型はカップカーのエンジンなので興味があります。これに乗ると最新こそ最良の言葉に納得するかもしれません。ニュル7分13秒は速すぎます。

っと、こんな車談義を時間を忘れてしたいものです。凄く楽しいでしょうね。🤗
ポルシェの話しやBMの話しで、話題は尽きないでしょう。
私のRSにも是非乗って頂きたいです。

機会があれば是非よろしくお願いします。

コメントへの返答
2017年9月16日 2:21
早速のお返事をありがとうございます。

GT1クランクケースは、ポルシェがレースで鍛え、そのノウハウがギッチリと詰め込まれた911を象徴するものですね。
チタンコンロッドにしてもしかり、オーバークオリティーという言葉が生きていた時代の産物です。
今では、良くてジャストインクオリティーでしょう。

良いものが、価値のあるものが消滅しようとしている時代です。
ユーロ6を始めとした環境基準は、内燃機関にはとっくに限界を超えているように思えます。

最近では、空冷ポルシェに象徴されるように、古きよき時代のポルシェが高騰しています。空冷を除けば、997型は最後のスポーツカーらしいポルシェではないでしょうか。私はこのホイールベースがスポーツカーの限界かと思います。とくに、やややこし屋オヤジさんのお乗りのGT3RSは今後作られることはない貴重なクルマです。

最新が最良とは、その時代にとってはのことではないでしょうか。718ボクスターやケイマン、911-2から入られる方には、まさに最新が最良なのだと思います。

失礼ながら、私やややこし屋オヤジさんのような昔々を知っていて、その禁断の蜜の味を知ってしまった古い人種はたちが悪いのかも知れません(笑)

私たちには、今手に持っているポルシェが最新ではなくとも、最良であると信じていいのではないでしょうか。

30年以上BMWに携わってきたサービスがこのような話をしてくれました。
 
もはやシルキーシックスという言葉を知っているお客様は、クルマを降りてしまわれました。セールスやメカニックも引退してしまいました。今のBMWのお客様は4気筒ターボしか知らないんです。

何だかとりとめもない話になってしまい、申し訳ありません。
でも、とても愉しいんです。ややこし屋オヤジさんとこのような話ができることが。

私事で恐縮ですが、17日に911よりも1歳としを重ねます。

ややこし屋オヤジさんのような素敵なクルマ友達ができたことが、何よりのプレゼントになりました。

プロフィール

「不幸は2度やってきた。でも「塞翁が馬」です。 http://cvw.jp/b/2443835/46186620/
何シテル?   06/18 15:49
古くからBMWストレート6に憧れ、ポルシェの水平対向6気筒エンジンのRRにも乗っています。 車歴は、BMWにE36-320クーペから325クーペ、E46-32...
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