ポルシェ初心者のブログ一覧

　今回は装備編です。
過去にポルシェのオープンカーに乗ったのは、９９７カブリオレと９８１ボクスパの2台。車庫保管で、使用の9割以上は天気の良い日の早朝お散歩。いつも屋根を開けてました。
オープンカーで必須なのが冬場の寒さ対策。シートヒーターは当たり前ですが、ステアリングヒーターが無いと冬場は手がかじかみます。逆に外気に常にさらされるので、オートエアコンのオプションを選択しても、ほとんど意味がありません。暖かい風か冷たい風の2択あればそれで十分ですね。
因みに高額で恰好良いカーボンバケットシートは、座面の上下調整が電動でできますが、シートヒーターは付けられません。２０１９年モデルで選べたやや安いカーボンシート（９８１ボクスパで標準だったシート）はシートヒーターが付けられましたが、前後スライド以外の調整が全くできませんので、体系に合わないかも（自分は座高が高いので、幌をしめた時の頭上高が窮屈でした）。街乗りメインならノーマルシートが一番良いと思います。
ヘッドライトは４灯のデイライトが流行りみたいですが、夜はめったに乗らないし運転席から見えない部分なので、キセノンのままにしました。電動可倒式ドアミラーは前回は選びませんでしたが、車庫以外に駐車する事が数年に１回程度あるため、今回は選びました。あとは無償で付けられる助手席脇のネットと１万円のパンク修理キット（以前は無償だったですが）で打ち止めです。
２０２０年モデルからバックカメラが標準になりましたが、元々ボクスターは斜め後方の視界があまりよくないので、標準モデルでオプションに設定されている後方確認支援装置が選べたらよかったのになと思いました。

今更感はありますが、改めて今回自分が選んだ７１８スパイダーの仕様を理由を付けて説明してみようと思います。まずは内外装から。
　初めて７１８スパイダーの注文書を作ったのは２０１９年の夏。その時はボディカラーがGTシルバー、内装が赤黒ツートンのクラシックインテリアの組み合わせでした。GTシルバーは「カレラGT」専用色で登場し、９９６の４０周年記念モデルにも採用されたスペシャルカラーです。ごく最近になって普通のメタリックペイントとして選択できるようになり、お買い得感がある色ですね。ポルシェは時代によって同じシルバーでも特徴が変わるのですが、GTシルバーは強いラメ感が特徴で近くで見てもとても綺麗な色です。クラシックインテリアの内装は、赤い革と黒のアルカンターラの組み合わせ。インパネやドアの樹脂パネル部分がGTシルバーで塗られるため、GTシルバーの外装と組み合わせるとボディ同色となるので、内外装に一体感が出ます。９８１ボクスパに乗っていた時も内装にクラシックインテリアを選んだのですが、外装はメタリックペイント代をケチって白を選んだため、小さい不満が残りました。７１８スパイダーではクラシックインテリアを選択すると更に赤い幌が選択できるようになり、内装と屋根が赤同色になることで特別感が増し、完璧な組み合わせになると思ったのですが・・・。
　この組み合わせを変えようと心が動いたのは、1年以上枠の順番を待っている間に、中古車情報誌に自分が選んだ仕様と同じ７１８スパイダーが結構な数出てきてしまい新鮮味が感じられなくなってしまったのに加え、２０２１年モデルに新色が追加されたためでした。どうせ長く待ったのだから新色選んだほうが新鮮味があって良いかなと。ただ新色のパイソングリーンは画像上でも強烈な色だったので、実物の色味を確認しにアクアラインを超えてその色の実車を見に行ったのですが、うーんという感じ。そのまま７１８スパイダー自体の購入意欲が一気にトーンダウンしまい、その日の夕方にフェラーリ屋さんに中古を見に行ってしまったのですが、数千万円の販売価格で我に返り、結局当初の仕様のまま待つことにしました。
　その後、更に時間が過ぎる事数カ月、続々と増え続けるほとんど未使用の７１８スパイダーの中古情報を横目に、２０２２年モデルが発表されました。今回新たに加わった新色は９９２GT3に採用されたシャークブルー。そしてタイカンに採用されたフローズンベリーメタリック。また出たばかりの新色から選びたいと思いました。
　２０２１年モデルから加わったパイソングリーンは、すぐボクスターやケイマンのデモ車でも確認できましたが、シャークブルーは発表されたばかりの９９２GT3からの色なので現車の色味が見られず、ネットの画像では色味もよくわかりません。パイソングリーンもコンフィグと実車が全く違う色だったし、コンフィグやネット画像だけ見てそれを選ぶのは冒険かなとも思いました。
　一方フローズンベリーメタリックは淡い桜色。似たような色のポルシェを過去の画像を探してみると、８０年代後半から９０年代頭の９４４、９２８、９６４あたり流行った色で、バブル期によく見かけた事を思い出しました。若い人には目新しい色に映るかもしれませんが、５０代には少々古臭く見えます。改めて近所のディーラーさんにあった実車のタイカンで現色を確認しましたが、遠目に見るには悪くはありませんが７１８スパイダーには似合わないような気がしました。
　さんざん悩んで結局出した結論ですが、ボディカラーはシャークブルー。内装は黒革シルバーステッチ、シートベルトも同色のシルバーにして、インパネやドアの樹脂パネル部分はボディ同色にしました。ポルシェはちょっと古いモデルだと、運転席から両脇の太ももがはっきり見えるので、ボディカラーを運転しながら見る事ができるのですが、最近のモデルは空力優先でほとんど運転席から外装部分が見えません。今回は断腸の思いで高額オプションのスペシャルカラーを選択したので、内装もボディと同色な部分を取り入れてみたいと思いました。クラシックインテリアも２０２２年モデルからスムースレザーのハンドルが黒から赤に変更されてより派手になったので、少々心残りではありますが・・・。

コード作りました。
色は新色のシャークブルー。
内装は黒革白ステッチ。
赤黒のクラシックインテリアも考えたのですが、981スパで4年間見慣れていますし、ボディ同色トリムを選びました。
シートベルトはドアヒモに合わせてシルバーに、
ホイールはギリギリ悩んだのですが、ボディカラーに合わせてサテン塗装にしました。あとドアノブも黒くしました。

それまでgtシルバーにクラシックインテリアの組み合わせでホロ赤で決めていましたが、すっかり見慣れてしまい…

新色見に、近くのお店へ。ちなみにこのお店はスパイダー取れるか微妙と言われて注文してません。お店で力関係が違うみたいなので仕方ないですね。

新色のシャークブルーだと内装黒の方が似合う気もしますが、うーん、フローズンベリーメタリックも遠目に見るには良い感じに思えてきて。塗料代も安いし…

正直これだと思う内外装の組み合わせが決まりません。gtシルバーなら鉄板ですが、2度も値上げされているので、どうせなら新モデルならではの仕様で選びたい。

買わないのも有り？

毎日の足と週末のお散歩に馴染んできました。
ecuだけいじろうか散々迷ったのですが、やめました。
燃費と楽しさのバランスを崩したくなかったからです。
海外では車種によってはスマホ連動でモードを変えてくれるサブコンみたいのもある様ですが…