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宿に向かう前にもう一つ
八甲田山の北麓にあるぬぐだまりの里秘湯八甲田温泉へ
本来二つの源泉を持っているが、片方は故障中で炭酸泉のラムネの湯だけで営業中とのこと

田代平でピンとくる人もいるだろうが、この辺りは明治の頃に発生した八甲田山雪中行軍遭難の舞台になった場所だ


施設の周りは開拓時代の北海道を彷彿とさせる荒涼とした場所(開拓時代の北海道を知ってるかのような口ぶり)

さて、500円を払って中へ

かなり規模の大きい施設らしく、廊下が長い

一度建物から出るのだが、大きな湯屋が見える。あっちが現在故障中なのだろう

少し小ぶりの小屋がラムネの湯

予想通り貸し切り
浴室は硫黄の匂い
かけ流されている音と、かすかに庭で回している草刈機の音



白い湯の花をつけている湯口から源泉大量投入


それにしても嬉しくなるような凄い泡付きだ
もう全身をさすりまくり

こういう湯に一人で浸かると、人間はなぜ体軸線を軸に横回転を始めてしまうのだろう
クルン　クルン　私は人魚　温泉人魚♪
へんな節を付けて即席の歌までうたいはじめた

ああ、もうこのままこの湯に浸かり続けたい

ぬぐだまりの里秘湯八甲田温泉
青森県青森市大字駒込深沢766-2
0177-38-8288
500円
10:00〜17:00

ラムネの湯
酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
(低張性・酸性・温泉)
成分総計3.048g/1kg
pH2.44
泉温37.9℃
湧出量131ℓ/分

快走路である県道40号線から県道242号線へ
駐車場は30台分くらい？未舗装