アウディのデザインについては、ここ最近、B8A4以降から続いてきた勢いがなくなった等のコメントが見受けられます。
確かに、今のアウディのデザインは、ちょっと階段の踊り場にいる感じは私もします。
ただこれは、アウディに限ったことではなく、どこのメーカーにも停滞する時期はあるものだと思います。
特にアウディは、B7A4からB8A4の変化が衝撃的であったので余計そう感じるのではないでしょうか。
こうした中、私は現在F5A5に乗っておりますが、個人的には、前車のB9A4のデザインも含め、品のあるデザインだなと思いますし、特に洗車の際、近くで見る面の美しさやプレスラインの精緻さを見ていると、所有していることの喜びを感じさせます。
そのアウディですが、2014年からマーク・リヒテ氏がアウディデザインの責任者となり、リヒテ氏が1からデザインを担当するのは、新型A8以降のモデルといわれております。
新型A8については、皆さんご承知のとおり、先般発表され、続いてA7も発表されたところです。
このうち、A8のデザインについては今のところ慣れないというか、まだピンときませんが(特にグリルが慣れない)、A7については、動画を見た瞬間カッコいいなと思いました(特にフロントのLEDライトの光り方がグッド)。
来年は、A6が発表されることでしょうし、これからが楽しみです♪
さて、マーク・リヒテ氏については、AJのHPより一部引用すると、
・1996年フォルクスワーゲン AG(Volkswagen AG)でキャリアをスタート。
・同社でエクステリアデザインスタジオの責任者へ昇格し、ゴルフ(5,6,7各世代)、パサート、トゥアレグ、アルテオンを含む市販モデルのデザインに携わる。
・2014年2月1日より、Audi Design統括責任者。エクステリア及びインテリアデザイン、カラー&トリム、さらにレーシングカーのデザインを担当。
・Audi prologueコンセプト(2014年11月)やAudi Q8 concept(2017年1月)をはじめ、次世代のラグジュアリーモデルについて発表。
・全てが刷新されたプレミアムな新型Audi A8を担当。
と紹介されているところです。
VWのデザインについては、リヒテ氏が携わったとされるパサートあたりから、個人的に「おおっ、いいね♪」と思っており、特に最近デビューのアルテオンは、セクシーであり非常にカッコいいと思います。(A5SBと比べても勝るとも劣らない。そして、価格も魅力的。)
このほか、T-ROC等どれをみてもカッコよく、VWのデザインは最近勢いに乗っている感じがします!!
今後、リヒテ氏が携わったAudiの車がデビューしていくので、Audiのデザインがどのようになっていくか楽しみです。
ちなみに、現在乗っているA5SBはリヒテ氏によるものではありませんが、フォルムといい、プレスラインといい、とてもお気に入りのデザインです。
ただ、AudiとVWのデザインが、リヒテ氏の手掛けたものが輻輳する間は、両社のデザインは似通ってくる可能性があり、その場合、棲み分けが難しくなるとともに、VWの質感が上がっている現状から、ますます競争相手になっていくような気がします。
このように、現在の輸入車は、いろいろ注目することが多くて本当に楽しく感じます♪
他方、国産車も最近奮闘していると感じるレクサスをはじめ、80~90年代のように、話題になるカッコいい車が出てくればいいなと願うこの頃です。
Posted at 2017/12/14 22:53:26 | |
トラックバック(0) | 日記