A5シリーズも日本導入から約1年半、途中デイライトの標準化はありましたが、タイトルにあるとおり、このたび、価格の見直しを含む装備の一部変更が実施されました。
そこで、自分の愛車である初期ロットの「A5スポーツバック クワトロ S-Line」を基に、価格や装備などの簡単な比較をしてみたいと思います。(※S-line以外のOPは除く)
これから購入を検討している方にとって、果たして魅力的な変更であったのかどうか、ご参考となれば幸いです。
【初期導入モデル】
○価格 車両本体 6,860,000円、S-line 440,000円、合計7,300,000円
○S-Line パッケージ 装備内容
・S-lineバンパー ・ドアシルトリムS-lineロゴ ・S-lineエクステリアロゴ ・ヘッドライニングブラック ・デコラティブパネルマットブラッシュトアルミニウム ・アルミホイール5ツインスポークスターデザイン 8.5J×18 ・スプリントクロス/レザー S-lineロゴ ・マトリクスLEDヘッドライト ・LEDリヤコンビネーションライト ・ヘッドライトウォッシャー
【一部変更モデル】
●価格 車両本体 6,750,000円、S-line 640,000円、合計7,390,000円
●S-Line パッケージ 装備内容(斜体が初期導入と比較し追加もしくはグレードアップ)
・S-lineバンパー ・ドアシルトリムS-lineロゴ ・S-lineエクステリアロゴ ・ヘッドライニングブラック ・デコラティブパネルマットブラッシュトアルミニウム ・アルミホイール5ツインスポークスターデザイン 8.5J×18 ・マトリクスLEDヘッドライト ・LEDリヤコンビネーションライト ・ヘッドライトウォッシャー
・アルカンターラ/レザー S-lineロゴ ・バーチャルコックピット ・ステアリングホイール3スポークレザーマルチファンクションフラットボトム ・マルチカラーアンビエントライティング
●標準装備のおもな追加内容
・エクステリアミラー「メモリー機能」 ・運転席パワーシート「メモリー機能」
●オプション価格のおもな変更
・ダンピングコントロールサスペンション 140,000円→100,000円
●新たに選択可能となったもの
・リヤシートヒーター 70,000円
標準装備で言えば、ようやくシートとミラーに「メモリー機能」がついたかという感じです。正直、この価格帯のクルマでこの装備がつかないのがずっと不満でした。
内装では、シート素材の変更(グレードアップ)のほか、ハンドルの形状がフラットボトム(これは好き嫌いが分かれるかな?)となり、アンビエントライトがマルチカラーとなりました。マルチカラーについては、Cクラスより後発で本国モデルに最初から設定があったので、「最初からつけたらどうなの?」という感じです(笑)
また、S-lineのOP価格は上がりましたが、合計価格でみると90,000円のアップで、メモリー機能のほかシート素材の変更(クロス→アルカンターラ)、バーチャルコックピットが標準となったので、多少は価格に対する装備の充実は図られた感じがする一方で、もう少し思い切ってやって欲しかったなという思いもあります。
例えば、
・CクラスではAMGラインを選択するとエアサスに変更となるように、A5でS-lineを選択すると可変ダンパーのダンピングコントロールサスペンションへ変更する(OP価格据置が困難であれば、アナログメーター派の方もいると思うので、バーチャルコックピットをOPとする。)。
・サイドアシスト等の安全装備は標準装備とする。
・内装の質感をもう少しあげたいので、ドアアームレストとセンターコンソールの素材をステッチ付きのレザレットとする(なお、ラグジュアリーパッケージを選択すると装備される。)。
などが考えられます。
一部変更の内容に加え、仮にこの装備がついて7,390,000円でしたら、私的には価格とのバランスを含め満足がいくものになります。
ただ、これが本当に実現した場合には、すでに車を購入した者として、悔しい思いもするとは思いますが、それはそれ(笑)
いずれにしても、いちアウディオーナーとして、今回の一部変更が他の車種の装備や価格設定の見直しなどに波及し、これまでアウディの魅力の一つであったコストパフォーマンスの向上につながれば良いなと思うところです。
Posted at 2018/12/02 01:02:55 | |
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