VTR標準のグリップヒターは、
半面加熱タイプのみ。
細いスポーツタイプは不可。
理由は、他車への汎用性のため、
右側配線処理の問題。
この位置・・・まずい。むずい。
純正スポーツグリップヒーターは握りが細く、
存在感の無い点が美点。
・・・だけじゃなく、全周加熱タイプだから、
寒冷地ライダーは知ってる。親指付近の冷たさ・・・対策。
4本指が優先される、従来の半周タイプに比べ、
親指の暖かさは・・・格別。
本来の「細いゆえの安心感」も標準装備。
供給電力に問題なきゃ、冬には、欲しい装備品。
MC33にスポーツグリップヒーター装着する場合、
2点の問題点アリ。
1)アタッチメント配線の設定がない事。
2)スロットルの関係で、右ヒーター配線が
セルモーターのスイッチ操作を阻害する点。
1)は他車種相当品・加工で凌げる。
(無加工で装着可能な流用先車種も)
2)の問題は深刻。そこで?
壊れたヤツ、切り裂きジャック。
まず、表皮(ヒーター部)とグリップが分離できないか?
樹脂部(スロットルワイヤー装着部)と
ヒーターの角度変更すりゃ、い~いんじゃ無い?
あまりの一体感で、不可能…判明。
じゃぁ・・・・。
接続配線・後部を同じく~切り裂きジャック。
ココは、配線の通過ナシ?確認。
裁縫シゴト&樹脂浸透。配線を前向きに矯正?強制。
コレなら、ボタンを押せる、ギリギリなところか??
カブ等の実用車界隈~では、
グリップヒーターの故障、筆頭は・・・
この配線の、この位置の断線。
表面上、断裂がなくても、内部配線は切れるケース。
純正装着品。その配慮は万全ながら、終日使用の実用車では、
下手すりゃ、2年毎交換。(右側のみ)
そりゃ、毎日ひねられ、毎日、ねじ曲げられる環境。
同情を禁じ得ない。
MC33 VTR250 通勤車。装着作業終了。
Posted at 2022/12/25 13:02:02 | |
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