庭に動く物があったらおもしろいかなーと思い、鹿威しを作ってみました。
もう何年も前から作ろうと思っていて、竹林を持っている友人から竹をもらってたんですよね。
そのまま置いておいたために、青竹はすっかり黄色く変色してしまいましたが・・これを使って作っていきます。
完成形です。これを作っていきます。
チャラ書きの設計図・・
水回りのギミックには竹の節が重要になります。
竹の節の間隔が約30cm程だったので、そこから全体のサイズを決定しました。
石に当たって音が鳴るメインの筒のお尻の部分に節が来ます。
真ん中の節には水が溜まる必要があるので、回転するための軸は真ん中の節よりもお尻側に来るようにします。
なのでお尻から回転軸までの長さを27.5cm、全長を55cmとしました。
竹の太さが5cmくらいなので先端から9cmの部分を斜めに切り取ることにします。
まずはお尻の部分をカットします。
節を残してカット。ここが石に当たって音を出す部分になります。
長さ55cmでカット。46cmのところから斜めに切ります。
だいたいこんな感じですね。
同じように2本の支柱とその支えになる横軸、水が出るところの支柱、注ぎ口の部分もカットしていきます。
すべての部品が用意できました。
写真に写ってないのですが、回転する軸を長さ25cmくらい、太さが割りばしくらいの竹の棒を作っています。
メインの筒は通常はお尻の方が下がっています。
先端から水を入れて、重くなって傾いて水が流れ、また元に戻るという動作になります。
実際に水を入れて、そのような動作となる軸穴の位置を決めます。
そこに電動ドリルで穴をあけ、ステップドリルで目的の穴の大きさにします。
2本の支柱には、回転軸を差し込む穴と、支柱を支える横棒を差し込む穴をあけていきます。
大きい穴をあけたいのでドリルで適当に穴をあけて、やすりで加工。
横棒が刺さるようにしました。
細い軸を隠すための飾り用の横軸。2個作りました。
水を出す支柱の節を抜きます。
専用の器具は無いので、車用のレンチの部品にマイナスドライバーの先端をつけて竹の中に入れます。
器具の重さで穴をあけるような感じで上下に何度も振って穴をあけました。
ケガをしたり、周りの物を壊さないように注意です。
水の出る部分にエアーチューブを固定します。
グルーガンで穴にフタをしてチューブを固定した後、念のためバスコークでしっかりと塞ぎます。
水の出が音の鳴る間隔につながるので、水量を調節できるようにエアーバルブを間に挟みます。
古いのと新しいの・・
かなり風化してボロボロ。これはこれで味があるけど。
組み立てて完成です。
30秒くらいの間隔で音が鳴るように水量を調節しました。
音の大きさは下に敷く石で調節できます。
Posted at 2021/09/11 16:09:08 | |
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