2008年01月16日
「アーシング」を施工して、体感上の“効果”があったことをとりあえず喜んでいた訳だが、それが「気のせい」ではないことを客観的かつ科学的(?)に検証したいと思っている。しかし、なかなかいい方法が思いつかない。
さしあたりは、体感上の“効果”が再現性のあるものかどうかを調べるべきだと思うので、一旦施工を元にもどして比べたいところである。しかし完全に元に戻すのは大変だ。そこでとりあえず、バッテリーターミナルの部分だけを取り外し(半戻し状態)乗り比べてみた。標準状態との違いは、単純に「エンジン周辺3カ所からフレームへのアース・ラインが増えている」という形になる。
私が「差がある」と感じるのは1000~1500rpm付近のアクセルに対する回転応答性だけで、それ以外の差はほぼ無いと断言してよい。よって、その点にのみ注目してみた。するとやはり、1500rpmあたりのもたつき感に若干差があるように感じた。ただ、施工前の状態よりは“半戻し”の方がいくらかマシな感じがして、結局は「気のせい」ではないことを否定するだけの明確な感覚をを得ることは出来なかった。
やはり、「アーシング」が本物の技術であることを明らかにするには、明確な“理論”と、それに対応する実践例が必要だと思う。もっともそれ以前の問題として、低回転時のアクセル・コントロール性にそこまでこだわって何になる?という批判はあってしかるべきで、費用対効果、時間対効果の問題も考えなければなるまい。その辺のことを加味しつつも、クルマ趣味として引き続き「アーシング」の検証を行ってみようと思う。
Posted at 2008/01/16 22:42:14 | |
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