前回ブログは今年の干支である辰年に因み龍🐉に纏わるお宮を訪れる電車旅。
派生ブログは『田無神社』編となります。田無神社は東京都西東京市のあります。御由緒:正応年間(建長年間説もあり、鎌倉期十三世紀)に創建。
御祭神は雨と水と風を司り信仰を集めた龍神様/級津彦命(シナツヒコノミコト)・級戸辺命(シナトベノミコト)
尉殿権現と呼ばれていたが明治政府の「神仏分離」政策により明治五年
(1872年)に田無神社と改める。
五行思想に基づいて五龍神が祀られ、本殿に金龍神、東方を青龍神、南方を赤龍神、西方を白龍神、北方を黒龍神が御守護されています。
境内深くから汲み上げられた御神水の手水舎には花びらに囲まれた白い龍が祀られています。手を浄めて参拝します。
国登録有形文化財の参集殿には木彫りの九頭龍と歴代の宮司さんでしょうか?額に飾られています🤔
赤龍は五行説において夏を象徴する南方の守護神。人生における灯火の様な先見の明を与えてくれます。
白龍は五行説において、秋を象徴する西方の守護神。鉱脈を掘り出す様に豊かな収穫へ導いてくれます。
黒龍は五行説において、冬を象徴する北方の守護神。常に流れる水の様に新鮮な空気を保ってくれます。
青龍は五行説において、春を象徴する東方の守護神。春に新芽のでるように発展と成長を導いてくれます。
金龍は本殿・拝殿。級津彦命・級戸辺命・大国主命・八衢比古神・八衢比売神・須佐之男命・倉稲魂命・應神天皇・猿田彦命がお祀りされています。
龍は正面からでは此れが限界で横から全体像が見えました😅
本殿・拝殿の彫刻は江戸後期の安政五年(1858年)に左甚五郎を祖とする嶋村俊元に始まる八代目嶋村俊表を招いて作りました。江戸期の日本文化を見る事が出来ます。
撫龍は平成26年9月に東参道を整備した際に建立。毎月最初の辰の日は「初辰」といい「発達」につながることから商売繁盛、運気隆昌に縁起が良い日とされています。撫でられた箇所が黒光りしています😆
龍神池は宮司より「神社の中に、子供達が生き物とふれあえるビオトープ(地域の動物が来訪して食物や水を補給する事が出来て生態系を保護促進する目的)を作りたい」との希望から作られました。
舞殿は節分祭や例大祭、酉の市などで奉納演芸を行う際に用いられます。松の壁絵が素晴らしいです。
津島神社は素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀っています。天照大御神、月読命と共に三貴神に数えられる神様。出雲の地にて八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した事で有名。
近づき龍の彫り物を撮ると、オブジェの様に鳩が羽休めしていました🤩
大小二つの岩が親子が寄り添う姿に見えるために親子石と呼ばれ、そのため子育てに関して縁起が良いとされています。
日露戦争(1904~1905)を記念し明治40年(1907)の建立。
文字は日露戦争における元師陸軍大将、満州軍総司令官大山巌によります。
大鵬石碑は平成13年に故大鵬親方により奉納され文字もご本人で境内には土俵もあります。石碑は大鵬親方の身長と同じだそうです。
御朱印は二種類頂きました。切り絵タイプとお札と交通安全御守りです。
盛りだくさんの田無神社奉拝でした😎ご覧いただきありがとうございます🙇
Posted at 2024/03/08 07:09:42 | |
トラックバック(0) | 日記