Gravity-Dragger@20Bのブログ一覧

まずは、今回の震災に関して、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。


震災発生から1週間は過ぎましたが、いろいろと個人的に思うところがあるので書きます。ご覧になって、不快になられたら、スルー願います。

職場には、同僚の親戚を含めて幸い被害もなく、私個人の静岡や茨城の親戚も特段、差し迫った問題も見当たらない(いとこのおじいさんの家が半壊したものの、現在、同居でその家を使用をしていない)状況です。被災地の方々に比べたら、全く比べる余地もありません。
そんな中、ネットサーフィンしていたら、『センバツに東北の高校が出るのは反対』とか、『飲み会をするのはいかがなものか』みたいな意見を拝見しました。これ、どうなんでしょ。結局、東北代表の高校は、センバツに出る事ができたみたいで、一安心。『自分が出来る事を精一杯する』という高校生の決意は、大変励まされました。
今回の震災は、日本経済にとって少なからず悪影響があることでしょう。我々の母国たる日本が今後も世界から名実共に先進国たる地位を保持できるかどうか、これは私たちに掛かっているのではないでしょうか。
募金、大事です。私も機会を見つけてしています。
献血、ボランティア、節電、不必要に買いだめをしない・・・等々、これもするべきですし、日本人の日本人たる精神的美学を体現できる数少ない機会です。
しかし、なによりも、我々が日本復興の原動力になるべく、自分の力を毎日毎日精一杯出し切る事だと思います。これは言うまでも無く、戦後、ここまで日本を発展させてきた先人も同じ事をしてきたことです。

そこで、強いて言えば、『飲み会をするのはいかがか？』という意見には、あえておかしいと言い切ります。確かに、そこに被災者がいらっしゃれば、空気を読めば、無理だと私も思います。しかし、『お祝い一色』というのではなく、どこか被災者を痛む気持ちがあれば、問題ないと思います。それは、黙祷をささげる、(被災の関係者がいれば)被災の状況を聞いて情報の水平展開をする、募金箱をまわすなどの行動でも示せると思います。
何より、皆が何らかの経済活動をして、『日々の糧』を得ているわけです。当然、その飲み屋さんなども。逆に、皆がそういう行動を自粛した場合、それらの人が今度は困るのでは？そう思います。
確かに、お祝いものをする気分ではありませんが、出来るだけ日常生活を変えず、『＋α』として、被災者に気を留めた行動をする、これに尽きるのではないでしょうか。私たちが日本復興の原動力になろうと、俯瞰的に物事を捉える事を忘れなければ、それで十分だと思います。