アルピニストのブログ一覧

コロナ第5波もようやく落ち着きを見せ、やっと温泉ツアーに出掛ける気になりました♪

どこか良い宿が取れないかと探していると、是非もう一度泊まりたかった群馬の名宿が日～月曜で予約できました。せっかくなので土～日曜でもう1泊別宿を取り、2泊3日で出掛けました。
直前にカイエンの修理も完了し、スタッドレスタイヤに履き替えて出発です。


1泊目は前々から狙っていた愛犬同伴OKの宿、『奥日光高原ホテル』にしようと思ったのですが、「空き部屋はありますが、修学旅行の団体が入ってます」？！
即座に却下！！！

結局、奥日光からほど近い『日光アストリアホテル』にしました。


この手のペット可のホテルはペット部屋は角部屋だったり別棟だったりで、広い部屋であるパターンが多いですね。『武蔵』くんも快適そうです。


『光徳温泉』と謳っていますが、温泉は奥日光から引いているそうです。




翌日は群馬に移動。川場村の『和太奈部』で昼食です。
開店時間ちょうどに訪れたのですが既に満席。行列！　1時間待ち！！
待ち行列大嫌いな私は蕎麦屋さんで1時間待ちは初めての経験です。
予約で後から来て先に入られるような事が無かったので我慢して並びます。
注文したのは2色蕎麦・野菜の天婦羅・蒟蒻の天婦羅。特に十割田舎蕎麦、美味♪♪♪
私達にお蕎麦が出されたころには蕎麦が無くなり終了となりました。



そして今回のメイン、『法師温泉　長寿館』に到着！

10年ぶり2度目の宿泊です。どうしてももう一度宿泊したかった名宿です。
部屋は明治8年築、国登録有形文化財に指定されている本館、十七番です。



有形文化財だというのにこんな落書きをする輩がっ！
御丁寧に宿泊年月日、勤務社名、姓名まで記載されています。
「理研コンツェルン」社様、こんな社員は解雇したほうがいいですよっ！
まあ、生きているとは思えませんが。（苦笑）落書きにも歴史を感じます。

部屋で暫しまったりしてから、車中泊の『武蔵』くんの散歩をして、この浴場時間割を見ながら入浴の予定を検討します。


前回入浴することが出来なかった画像の「玉城乃湯」、「長寿乃湯」にも男性入浴時間帯に浸かってきました。


こちらが有名な「法師乃湯」、明治28年築の大浴場です。
4つの浴槽があり、左右は浴底で繋がっています。奥側２つは玉砂利が敷かれた浴底から自然湧出する源泉のみで満たされます。
手前２つは浴底からの自然湧出と付近から湧いた湯を上から注ぎ少し温かい。
それぞれの浴槽が真ん中で枕木で仕切られ、8つの浴槽に見えます。

とにかく素晴らしい雰囲気と優しい湯で、1時間でも2時間でも浸かっていられます。
私も3回浸かりましたが、午前3時前に入浴した際は遂に独泉となりました。
静かに浸かっていると、　ぷくっ、ぷくぷくっ・・・
と足元湧出の音が微かに聞こえてきます。至福の時です。




実は、前回の宿泊は、2011年3月18日、東日本大震災の翌週の事。
源泉温度低下により「玉城乃湯」「長寿乃湯」は閉鎖。混浴の「法師乃湯」は真新しい木材で真ん中に壁を作って男女別に・・・雰囲気台無しでした。

部屋も今回と同じ本館を予約していたのですが、キャンセルが殺到して宿泊は私達含め3組のみ。3組とも平成築の法隆殿の部屋に集められ残念な思いをしました。

今回は法師温泉の素晴らしい雰囲気を満喫してきました。♪♨



最終日は水沢うどんを食し、


世界の名犬牧場で『武蔵』くんと遊んできました。






フォトギャラリー

　　『光徳温泉』

　　『法師温泉・・・①』

　　『法師温泉・・・②』