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2010年08月13日 イイね!

とっても不思議な年金制度というもの

しばらく前から、「年金・社会保障制度の維持」なんてお題目が随分取り沙汰されるようになりました。今時の生命保険営業では、「ニード喚起」と呼ばれる生命保険加入への動機付けに必ずといっていいほど使われる話題です。

空白の5年間

年金制度の現実

社会保険の制度維持にかかる費用の増大

介護に関わる実態


これらは生保業界では「4つの引き出し」と呼ばれる、切り札的なニード喚起の話題です。もちろん、外資系・損保系生保では古典的手法ともいえる、保障金額の現実状況から考えた見直しを基にした現状契約の再構築なんてのもまだまだ非常に有効ですが。



しかし、非常に不思議なんですが、それほど過大な年金積立もしていないはずなのに。それほどいっぱい健康保険料を払ってもいないはずなのに。何で一定年齢に達したというだけで、そんなに過大な社会保障なるものが天から(国から)降って来ると信じられるのでしょう?

もっともこうした話題を定年間近の方達に話す気にはなれません。ストレートに自分達の現在の話題ですからね。怒り出すに決まってます。


個人的には駆け込み寺的な健康保険だけは何とか維持していてもらい(でも上限はつけるべき)、生活費やその他は何とか自分達で働き続け、食い扶持くらい何とかしていくのが基本と思っています。第二の人生を謳歌できるだけのバカンス資金を溜め込めた人はそれなりに優雅に暮らせばいいだけですし、無ければ働くしかありません。

全ての人にバカンス期間を供給出来ると思う方がおかしくないですか?年金などという、人の懐と頭数をあてにしなければ成立しない制度に頼るのは如何なものかと思っています。
貰う側にとっての支給要件はそれこそ「生きている」という一点だけですからねえ。だから「数十年も会ってないけど母親はどこぞの実家で元気にしているはず」「でも年金を現実に引き出しているのは、その息子たち」などという「とんでも高齢者の家族」が続出する要因にもなる訳で。
行政なんてチョロイもんだなんて舌出してる人も少なからず居ると思うんですけどね。



これも当人に面と向って言う勇気はありませんが、近所で私が小学生の頃に「明日から年金生活者だ」と言っていたおじさんがいます。
最初の頃は姓名診断を起点とした印鑑の販売なんかのアルバイトをしていたのを見たことがありますが、それまでただのサラリーマンをしていただけの人が印鑑を売り歩くなどという根気の要る作業を続けていく気力が続こう筈もなく、そんな姿はすぐに見なくなりました。
そんなこんなから早30年の月日が経とうとしています。もちろんそのおじさんは今でも元気そうです。もっとも歳相応によぼよぼしてきてはいますけど。

でも。おそらくは当時の事ですから15歳位から働き始めたとは思いますが、定年が60歳とすると、それまで45年間働き続けて来られた、と。で、そこから今まで30年間年金を受給して来られている訳でしょう。

いくらなんでも受給期間が長すぎませんか?そこまでの余生を養う為にはどれだけ貯めなきゃいけないことか。

平均寿命という言葉がありますが、あくまでもあれは全体を足して頭数で割っただけの数字です。今時でいえば寿命偏差値のボリュームゾーンを考える位の事を言い出す人がいても良さそうなもんだと思います。
まあ、それにしても平均値で言ってもこれだけ寿命が延びた訳ですから、定年を70位にまで引き上げても十分就労可能年齢と看做せるのでは?と思うんですけどね。一線に立つ立たないはともかくとして。中国語では師匠の事を「老師」と呼びますが、そういう後進の指導という役割だって果たせる訳ですし。



いい加減、国民総背番号制でも何でもさっさと導入して「あんたはいくら貯まってる」「あんたは貯まっていないどころか使いすぎ」といった個別の収支をきちんと告げ、更にそれらをベースに「払った分に応じた支給可能額」と、プラス「消費税からの加算額」でいくらまでが現実に支給可能な金額なのかをはっきりとさせた方がいいと思うんですけどね。

四の五の言う前に「その範囲内で何とかする術を考えろ」というね。

福祉福祉といったって、「払ってもいない連中に払う原資はない」というのが基本でしょうし、無い袖は触れないでしょう。やっぱ、その分は「自分で積み立てろ」というのが正解じゃあないのかなあ?


全員がそうだったとは思いませんが、それでも「今までさんざんいい時代を過ごして来れた筈の年代」が、今度は貰う時代だといって「クレクレ」と一斉に言い出すのはあまりにも強欲に思えるんですけどねえ。


あ、もちろん最後の言葉も面と向って該当年代の人たちに言う勇気はありませんけどね。
Posted at 2010/08/13 12:22:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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