キャブセッティングの迷走

どうもパイロットスクリューの戻し量が３回転を越えて来ると、アイドリング付近が濃い目になり、発進でもたつきが出てしまいます。
試しにパイロットスクリューを２回転と5/8に設定して、５０００回転前後で薄くなるのを、ＪＮを高くしてテーパーによる増量のタイミングを早める事で、補ってみる事にしました。

ＭＪ116、ＳＪ38、ＰＳ2と5/8回転、ＪＮ高さ1.8ｍｍ
発進でのもたつきは改善されて、高回転への繋がりは良い方向ですが、全体に少しリッチな感じがします。
なので、
次はＰＳを２と4/8回転に1/8回転だけ絞ってみます。
結構1/8回転が与える変化は大きかったりします。

ＪＮを上げる事でアイドリング域から燃料が少し増量されるので、ＰＳとＪＮを調整する時は、この辺りの燃料の増減も考慮する必要がありますね。

燃料の濃さは、スロージェットとメインジェットの２か所からのトータルでの吐出量の合計で決定されます。

ＰＳを開くと低回転から高回転まで、トータルでの燃料が増え、閉じるとその逆です。
全体に薄いとか濃い場合は、ＰＳで合わせるのもありではないでしょうか。