シビックタイプRのレビューよ

どうも。ズー太郎よ。

このコが我が家にやって来て4か月
正直なレビューを書くわ。

このコって、ワンちゃんじゃないわ。
このカッチョいい白い車の方よ。

でも、こんなレビュー、タイプR好きのみんなには、
ちっとも参考にはならないわね。
だって、あたし、サーキットを走らないし峠にも行かないもの。
あくまで毎日の通勤にだけ使うの。
でも、どうしても書きたーい。
だから書かせて、このコのレビューを。

それでね、結論から言ってしまうと、星５つよ。
ちょっと無理してこのコを我が家にお迎えして、大正解だったわ。



まずは剛性ね。
よく自動車評論家の先生たちが
「ボディやサスペンションの剛性が高い」
とか言うわね。
それを見て
「そんなの体感できるわけないわよねー」
とか言うコ達が多いわね。
でも、考えてみて。
あなたが台の上に乗ったとするわね。
その台が、分厚い鉄の塊と、分厚いムクの木、そしてちょっと薄い木の違いがあったとしたらどうかしら。
ほんのちょっとのたわみの違いを感じられないかしら。
あなたならきっとその違いを感じられるはずよ。
それと同じよ。
うちのコは、分厚い鉄の台の上に乗っている感覚に似てるわね。
これが剛性感ってやつかしら。


次にエンジンよ。

VTECだけどターボがついちゃってるから、あんまり回らないと揶揄されてるわね。
でも、その分パワーはモリモリよ。
バイアグラとシアリスとレビトラのドーピングみたいなものね。
そして音も最高よ。乗るたびに気持ちも昂ぶっちゃうわ。
おかげでアクセルを踏みすぎちゃうから、点数が心配なコはご用心！


シートはもちろん素晴らしいわ。
100点満点よ。
総合評価が星５つと言っておいて、100点満点の評価はおかしいわね。
でも、100点満点よ。
この真っ赤なシート、フロアも真っ赤！

これってあたしたちの世代にはたまらないわね。
バブル全盛期にラブホテルに入った時のようなドキドキ感を演出してくれるわ。
でも、今のコにはどうかしら。
もうちょっとシックな色合いのほうが良いのかしら？
毎日真っ赤っかはおちつかないから
あたしは結局、黒いスエード生地のシートカバーを
アメリカからお取り寄せしてかぶせちゃったわ。

どうかしら？
赤もいいけど、黒もそそられるわ。


後はナビゲーションかしら
これはもうダメダメね。
ルート取りがひどいし車が通れそうもない小さな道も選んじゃうし。
もっとダメなのがバックカメラだわ。
ひずみがひどすぎて、私的にはほとんど使い物にならないわ。
かろうじて後ろに人がいないか確認できる程度の代物よ。
でもね、それが大事よね。
バックはキ・ケ・ン！
正常位を極めた達人のみがバックを満喫すべきだわ。
あら、話がそれちゃったわ。
バックは人がいるかわかるだけでも上出来じゃないかしら。
うちはワンちゃんがお庭を走り回ってるから
お家に帰って駐車場の中で車を方向転換するとき
後ろにワンちゃんンがいたら大変。

それはしっかり見えるわ、このバックカメラでも。
あら、だめね、えこひいきは。
自分の車（コ）じゃなかったら、こき下ろすところね。


燃費は、正直言うと、大食いよ。
今まで11回給油して平均7.02km/L、最高10.92ｋｍ/L、最低6.42ｋｍ/Ｌ
でも今まで付き合ったコが全部こんなものだったから
あまり悪いとも感じないわ。
ロータリー車なんてそれはひどい燃費だったわ。

昔大学時代、ものすごい美人の女友達がいたんだけど
DVの男とばかり付き合うのね、その子。
その度に泣いてたんだけど、別れてまた次付き合う男がまたＤＶ男なの。
無意識のうちにそういう男に惹かれちゃうのかしらね。
だからあたしも大食いばかりと付き合うのね、きっと。
あらやだ、また話がそれちゃったわね。
他の人のタイプＲの燃費が10km/Lだとかをみると
「本当かしら？」
って思っちゃう。
でも、先日休みの日に10㎞ほどちょっと流れのよい町中を走るだけで
1/3ほど燃料を消費した時点でオンボードで6.5km/Lの燃費がいきなり7.0km/Lになったから
空いてると10km/Lとか行くのかしら。


もっといろいろ書きたいことはあるんだけど
今回はこれぐらいにしておくわ。

どう？参考になったかしら？

騒音規制が本当に施行されちゃったりしたら
寂しいけど、あたし人生最後の純ガソリンエンジンのマニュアルスポーツカーになるのかしら。
車の終活のオジイのあたしがこのコに出会えて、本当によかったわ。

またいつか書きたいわね、このコのその後のレビューを。

じゃ、またね。