
天売島は海鳥の楽園なのだが、
険しい岸壁で安全が確保出来るだけではない
武蔵堆と言う、海の中に山が有って
つまり海深が浅い地帯が広くあるのだ
大和堆ではない(⌒-⌒; )
それは新潟や富山沖
堆はよい漁場、魚が多い
海鳥にとっても最高の餌場❗️
食べ物が多く安全な岸壁がある天売島は、海鳥の最高の繁殖地
でも、それが
オロロン鳥の激減の悲劇にもなった(°_°)
良い漁場に
大型のトロール船による底引き網漁法
海鳥は
海に潜って魚を獲る
底引きは魚と共に海鳥、顕著にオロロン鳥を絶滅に追い込むほど一緒に網で絡め取った
現在はトロール船による底引き網が禁止されて、海鳥が復活してきた
ちなみにウミネコは、潜れない
なので他の海鳥の取った餌を横取りww
泥棒猫、ネコばば、ウミネコのネコはそんな感じww
だからウトウは暗くなってから一気に集団で帰還し、雛へ餌を運ぶ
明るいとウミネコにネコばばされてしまうのだー
天売島から高速フェリーで羽幌町に戻って、次に向かったのも、道民がほとんど知らない場所
羽幌町内だが、海から離れた奥にその場所はある
かつては
海側よりも人口が多かった❗️
二万人ほど居たのに、今はほぼゼロ
病院や映画館が3軒もある程の街だったのに突如消えた
羽幌炭鉱 築別
一緒に行った近所の叔父さんは、小学生の時に父親と鉄道で一度訪れたそう
スポーツでもオリンピック選手は輩出するほどに、レベルも高かったと書いてある
炭鉱の廃墟
ここに貨物車が入って上から石炭を落として積む施設
少し離れて立坑
この施設は鉱員を地下へ下ろし、また石炭を地上へ運ぶエレベーターのような
昭和40年に完成し、以前より性能が倍になったが、
たった完成の1年後に廃鉱ww
そして2万人の街が消えて、今は人が住んでいた気配すらもない
誰も来る事がないから隣町への道路も通行止め
しかし、そこまでの道は
走るのが楽しいワインディングロード❣️
廃墟なのに意外と整備されていて白線もしっかり
点在する農家ごとにバス停もあって
バスも走っているらしい〜
でも道路が通行止めで抜ける事は出来ないようである
霧立線と立坑跡の道路は書いてあったが、ここは途中で工事が中断したのだろう
霧達峠には繋がってないのに名前だけが繋がっているww
途中三階建て学校跡があったような
かつてはかなり住んでいたようであるが
今は
セミクローズドのワインディングロード‼️
対向車には、抜ける道が無いからまず合わない
路面は意外と良い
今度はノアでなくて、バイクやアルファで走りに行きたいが
羽幌町までは、なかなか遠過ぎる(⌒-⌒; )
今は全く寂れてしまった北海道の日本海沿岸であるが、昭和29年まではニシンが来て
江差の五月は江戸にもない!
と言われる程に日本海沿岸は活況を呈していた❗️
先に紹介した番屋の大きさ
料亭や遊郭もあちこちに有った‼️
なんせ
ニシン漁の2ヶ月で一年分稼ぐ
つまりニシンだけで、あとは遊んで暮らす(⌒-⌒; )
それほどに金になった、各地から時期になればやん衆が集まる
出稼ぎして、遊んで帰る程稼げた
天売島にもその痕跡を感じた

天売島にもニシン番屋
今は人口がたった300人
30年前のバブル期には1000人ほど
でも、ニシンが獲れていたもっと前は
仏像群の遺跡を見つけた❗️
それぞれ表情が全く違う見事な石像
これが20体以上が向かいあって並んであったと思う
現在の天売島の状況、人口からは全く異質な存在感
武蔵堆も近く、かつて天売島は人間にとっても楽園だったんだろうと思う
最後に叔父さんの生まれ故郷である苫前町の郷土資料館に寄った
あの日本最悪の熊での人的被害、三毛別のある町
昔の暮らし
木の切出しは、ソリを使える雪のある冬に行う
バチと言う
連結すると、バチバチ(^_^;)
馬に引かせ乗って遊んでいたらしい
でも近所の叔父さん
さまざまの事をよく知っています
とても学べた旅でもありました♪
子供もニシンが来ると駆り出されて、このモッコでニシン運びを手伝う
駄賃は、帰りにモッコ一杯のニシンだったとか
そんなものと思ったけど、身欠き鰊にしたりカズノコ取ったり
良いものだったそう
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Posted at
2021/08/09 23:42:56