今更ながら意味が分からない「グランピング」

世間では空前のキャンプブームと聞いています。

コロナ禍で休んでいるキャンプ場が結構ある中でのキャンプブームですから、キャンプ場は満員御礼。密密で皆さん過ごされているようです。

で、隣のキャンパーとは違うと言わんばかりの「グランピング」。
需要があるからあちこちで始めているのだろうと思いますが、グランピングに金をかけるお金持ちは決してキャンプには傾倒しないように思えるわけです。

便利なキャンプを知ってから、不便なほうへ舵を切るかなぁ？

キャンプを何度かやっていると、装備はどんどんミニマム化していくし、料理なんてどんどんしなくなる。とにかく洗い物を出すのが「はんかくさい」と思うようになる。

キャンプ場で残渣を洗い場に流すな！洗剤を使うな！電子的な音を出すな！電気釜で飯を炊くな！発電機を持ち出すな！と、思い始めると、どんどん人が来ないキャンプ場へ足を向けます。
見なきゃイラっともしないわけですから。

で、人里離れて熊の恐怖に遭遇し、キャンプが縁遠くなってしまうわけです。

私も山中でのテント泊は憧れますが、排便の不自由さに耐えられそうもありませんので、バイクでのキャンプツーリングが一番のミニマムキャンプです。

小型テント、小型タープ、小型バーナー、コッヘル、カトラリー、ヘッドライト、シュラフ、マット、一番のぜいたくは焚火セット。な～ンにもありません。

移動して、疲れて、ただ寝るだけ。

グランピングするなら、素直に温泉ホテルに泊まります。これが妻の出した回答です。

グランピング。設営と撤収が無いところだけは良い感じですね。