岸博幸のトークショーで得た9点。

ハウジングデザインセンター名古屋で行われた
岸博幸のトークショーに行ってきました。

テーマは「これからの日本経済と資産運用のゆくえ」。

TVによく出演されているだけあって、話が面白く
分かりやすい！1時間があっという間でした。

個人的に韓国の友人似だと思っていたのですが、
実物も似ていて驚きました。

記憶が曖昧な所もありますが、概要を箇条書きにすると、
１．2019年中ごろから景気が悪化する。
　　（増税、デフレ脱却、東京オリンピック等）

２．潜在成長率は0.9~1%の予測で、失われた20年の時は
　　0.7％だったので、そんなに景気は良くならない。

３．2025年には団塊の世代が後期高齢者に。
　　定年は70歳、年金は2割減、消費税15％になるだろう。

４．家計を守るには、収入を増やすためのスキルUPと
　　資産運用が必要。

５．資産運用は、長期分散投資が基本。
　　税制も変わるので、追従していく事が大切。
　　今なら、iDeCo、積み立てNISAなど。

６．リターンを大きくしすぎない。年利3%で十分。

７．不動産投資は、地方は下がるだけなのでダメ。
　　都市部は、利便性がよい立地とメンテナンスがカギ。
　　自分の家を含めて考えていく。第三者視点も必要。

８．働くに当たり、経営者の見極めも大事。
　　「前例がないのでしない」と言わない人を選ぶこと。

９．儲けだけでなく、現場の「空気感」をよくすることが大切。
　　人気のある場所（商業施設や飲食店）に行くとヒントが。


私が一番共感したのが、最後の「空気感」でした。
「三方良し」や「Win Win」にも通じるような。

入院していたときも感じたのですが、お金のあるなしに
かかわらず、患者自身に愛嬌があるかによって
受ける看護も違っていました。

むやみに老後を怖がるのではなく、新しさを取り入れつつ、
今を地道に積み重ね、多様な価値観で生きたいな。