シチズンフォー スノーデンの暴露

今日も時間休の消化で早退。

帰宅して家庭菜園の片付け。今年はじめてキュウリが失敗。

原因不明で枯れてしまいました。そのかたずけを。

夕食後、出掛けて映画館へ。

シチズンフォー スノーデンの暴露、今週公開されたのですが、

今日が終演日。こういう映画は興業としては成り立たないでしょうからね。

２０１３年に起きたスノーデン事件、今ひとつ理解出来ていない自分。

この映画はスノーデン氏の告発を受けた当事者が回していたフィルム。

命を狙われるかもという恐怖と闘いながらの告発をリアルに撮影した映画。

こういうシュチュエーション中々見れるものでは有りません。

映画館、混んでいました。やはり年齢層が高く、あまり映画館では観ないような人ばかりでした。



当時のニュースはアメリカ政府の告発をそのまま流していたのでスノーデン氏は国家秘密を盗んdスパイという扱い

多くの日本人もそう思っている方が多いのでは？

しかし、実際は国際弁護団もコメントしていましたが裁こうとしているのは１９１７年に制定したスパイ法

この法律に従えば有罪は免れないと。しかし、スノーデン氏はアメリカ政府の不正を告発しただけ。

この告発者を保護する法律がなく、亡命するしか手がなかったとのこと。

政府の不正に勇気を持って立ち向かったスノーデン氏ですが、日に日にやつれ、目には隈が。

現在は恋人とロシアで暮らしているとのことですが、不自由な暮らしを余儀なくされています。


スノーデン氏のロシア生活


人権団体は恩赦を求めているとのことですが、そもそも無罪だと思います。



開発当初は自由な発言の場だったインターネット、今や政府が世界を監視できる便利なツールに。

スノーデン事件、どうせアメリカの事と他人事と思っていてはいけません。

技術的には世界中どこでも監視しようと思えば可能。

スノーデンの警告「僕は日本のみなさんを本気で心配しています」

認めないでしょうが、政府関連機関の情報はアメリカに筒抜けでしょうね。

ちなみにアメリカのIT企業Microsoft、Yahoo!、Google、Facebook、、AOL、Skype、YouTube、Apple等々

は各企業のサーバーに直結しデータを見放題になっているとのこと。





ＩＰ電話は遠隔起動が可能で盗聴器となるそうですし、PCに付いているカメラマイクも遠隔で見放題。

勿論通話記録も全て収集しているとのこと。

カメラ、マイクにはテープを貼って置いた方が良いとのこと。

ドローンも世界各国で飛んでいてモニターされているそうです。

何事も無く生活しているつもりでも着々と監視社会の波が近づいているようです。



この映画は完全ドキュメンタリーでしたが、

ジョセフ・ゴードン＝レビット×オリバー・ストーン監督「スノーデン」が1月27日公開とのこと。

今から楽しみです。