山中慎介、踏みにじられた引退試合

今日は夕方から雪の予報。出掛ける際、

嫁さんから「傘要らないの？」と声をかけられたのですが

雪の予報なので大丈夫だろうとそのまま会社へ。

今日も花巻の仕事、昼前から雨が降り出し

風雨は夕方まで降り続きました。

盛岡への帰り道も結構な雨降り。

『コレは傘を買わないと帰れないな。』と覚悟したのですが．．．

紫波辺りから雪に変わり、盛岡に入ると１０センチほどの積雪でした。

せっかく雪が融けた道路に再び積雪。明日の朝は凍結し大変そうです。



３月１日、”神の左”を持つ山中慎介選手のリベンジマッチがありました。

しかし誰も予想しなかった結末が試合前日に。

ネリ、体重オーバーで王座剥奪　山中慎介との試合は実施、山中勝てば王座復帰

軽量の結果を聞き、思わず「ふざけるな！」と怒りを露わにした山中選手。

かっても負けても現役引退、最後の試合と厳しい練習と減量に耐え準備してきた山中選手の思いを踏みにじる行為。

ネリの王座剥奪は当然ですが、試合は中止すべきだったかと。

階級が違う上に減量に苦しんだ者と健常者。あの結果は戦う前から決まっていたようなもの。

興行としてチケットを買った観客とテレビのスポンサーのために試合は結構されたのでしょうけど。

違約金をネリに請求すれば良かったのに。

それだけのペナルティを受けるべき行為だと思います。

永久追放などという話もありますが、それでも甘いです。


山中選手は、輝かしいボクサー人生のエピローグをネリと出会ったせいでめちゃくちゃにされました。

ドーピングで奪い取られたチャンピョンベルト。

その後、引退かリベンジマッチをするか葛藤の末、選んだ試合を踏みにじる行為。

精神的にも肉体的にもとてもまともに試合ができる状態ではなかったと思います。

不完全燃焼、悔いしか残らない引退試合。

偉大なチャンピョンにあまりにも悲惨なエピローグです。