ＮＥＴ社会の功罪

今日も暖かな一日。

もう２月も終わり　３月へ。

そろそろ花粉も飛び始めそう。



昨日、レガシィで通勤時、ワイドショーに尾畠さんが登場。

『今度は何処でボランティアを？』と見ていると可愛そうな事態に。

東京の中学校で講演後、自宅まで１３００キロに道程を歩いて帰る事にしたというのですが。

尾畠さん、東京から大分1320キロ徒歩帰宅へ

”「世界のこどもたちの幸福をねがう旅”という尾畠さんらしい素晴らしい度になるはずだったのですが．．．

マスコミ、そしてＮｅｔで尾畑さんの行動は筒抜け。

行く先々で人々が待ち受ける事態に。

大勢の人々が大名行列のように歩き、道路は渋滞、違法駐車する人も。

子供を放ったらかして写真を撮ろうとするお母さんも。

尾畠さんは心を痛め、「事故が起きる前に」ということで徒歩での帰宅を断念。

小倉智昭氏　徒歩帰宅断念の尾畠さんに「悪い事をしたわけじゃない」

Ｎｅｔがここまで浸透する前の時代であれば、尾畠さんの目指す行く先々での人々との

ふれあいを楽しむことができた素敵な旅になるはずだったのですが．．．

マスコミも優しい尾畠さんを良いことに加熱報道。やりすぎです。

「スーパーボランティア」の厚意に甘えすぎ？　ワイドショー、尾畠春夫さんに連日密着

涙を見せていた尾畠さん。

尾畠さんのような純粋な心を持った人と現代社会の人々とのギャップ。

古き良き日本はもう亡くなってしまったことを象徴しているかのようでした。