登竜門　ドライバー育成が目的な筈

今日も蒸し暑い一日。

東京からやってきたベンダーさん、盛岡の方が暑いとのこと。

今日もまた、帰宅時間に降り出す雨。

いやらしい天気です。



もう一ヶ月前になりますが、観戦しに行ったＳＵＧＯのＦ３レース

前日、ポールトゥウィンを飾ったトムスのエース宮田莉朋選手。

日曜日もポール獲得で独走かと思いましたが、スタートで出遅れ優勝は大湯都史樹選手。

宮田莉朋選手は２位でした。しかし、講義が出され清拭結果は保留。

大湯が参戦2年目で悲願の初優勝！　宮田が2位も36号車に抗議が提出され正式結果は保留に

その後、ＪＡＦが出した裁定は失格。

そして迎えた富士での第11戦、宮田選手がうっぷんを晴らし優勝。ところが再び講義が出され、失格の裁定。

全日本F3選手権：2戦連続抗議→車両規則違反失格の異常事態。いま、シリーズに何が起きているのか？

レース結果に影響を及ぼすようなメリットは発生しないパーツ。

しかしFIAヨーロピアンF3の車両規定に照らし合わせればクロとのこと。

この車両規則が配布されたのが第11戦富士の走行開始前というのも驚きです。

モトパーク、カーリンと行った海外のＦ３チームも参戦するようになった全日本Ｆ３選手権。

これ迄のように日本独自の考え方だけでは行けないということなのか。

マカオＧＰで優勝も経験し、世界にも有名な山田淳TOMS監督の言うように、

いきなり講義をだすのでは無く、予め指摘してから直さなければ講義というのが

最善の方法なのでしょうけど。

Ｆ１やSuperGTのようにメーカーの威信をかけたレースであれば抗議も当然あるでしょうが

ドライバー育成カテゴリーであるＦ３で、抗議提出→失格が続くというのは．．．

TOMSの３年目、シリーズチャンピョンを目指し戦っている宮田莉朋選手。

「全部勝つつもりでいく！」宮田莉朋、覚悟を決め3シーズン目の全日本F3へ

この失格で失ったポイントでチャンピョンを逃し、

今後のレーサー人生の岐路となってしまわないことを祈るばかりです。


そして、こういった結果は観客にも失礼かと。