
旅2日目は多賀城のホテルでの朝
朝ごはんを頂きます
この宿
平日は仕事関係で利用する人多し
宿泊料金も格安だし駐車場無料なので、現場や取引先へクルマで移動する人には使い勝手がいいホテル
おまけに大浴場もあり、朝ごはんは一応有料ですが種類も結構あり腹いっぱい食べられる
コロナ明け以降仙台市内のホテルの宿泊価格が高騰し、特に週末なんかは素泊まりで軽く1万円を超えてくる有様😢
球場へ向かうなら仙石線で1本で行けるし、最近は多賀城に泊まることが多いです
今日は石巻へ
急ぐ旅でもないので、のんびり国道45号で向かいます
しかしこの松島のあたり、バイパス化ならんものですかねぇ
観光地の中心部を通過するだけの大型トラックやトレーラーが走ってる
まぁ危ないし渋滞も発生するし…
石巻までは海沿いに近い方を
この道は2022年に開通 防潮堤の役割も持っていて、この道路の海側には工場など住居関連以外の施設があり、道路を先に山側には住宅た立ち並んでいます
今日の目的地はこちら
石巻市震災遺構 門脇小学校(かどのわきしょうがっこう)
門脇小学校は津波火災による被災状況を残す全国で唯一の震災遺構
2022年に開館しました
2019年にはまだシートがかけられ、非公開でした
施設は残った体育館と特別教室の校舎を展示施設として、そして津波と津波火災の被害を受けた本校舎は損傷の激しい東部分を取り壊したあとの部分をそのまま展示してあります
気仙沼の向洋高校や仙台の荒浜小学校のように、津波そのものの直撃を受けた震災遺構はいくつかありますが、この門脇小学校は津波と津波火災両方の被害を受けた施設として残されている貴重なものです
順路に従って紹介していきます
体育館に入ったところには損傷した消防車と自動車
本校舎は火災被害で真っ黒になった教室が
津波がきたのは1階の高さまで
2階から上の教室は津波をうけていないので、教室の中は避難当時のまま
写真にある東側校舎は椅子・机などそのまま焼け焦げています
一方西側の校舎の2階以上は津波も火災も被害受けず
そのまま残っていました
校舎から海のほうを見ると、復興祈念公園が広がっています
被災前はこんなに家がびっしり建っていた南浜・門脇地区
この地区が一瞬でなにも無くなってしまいました
校内で被害を受けた設備が一部移設されていました
地区を襲った津波の襲来方向と浸水範囲
学校のすぐ裏手に日和山という高台があったのも、避難するには幸いでした
このあとビデオ映像で避難の様子や普段取り組んでいたことなどが流れました
そのなかで門脇小で行っていた「たて割活動」が印象に残りました
クラス単位ではなく1年~6年を地域などで分けて活動します
それが避難行動にも役に立ったとのこと
学校から日和山へ避難する際にも、上級生が下級生の様子見ながら避難していたそうです
また当日のラジオ石巻の音源も流されており、緊迫感のある放送の様子がうかがえました
順路の最後に、使用されていた仮設住宅がありました
建物の中を見るのは初めてです
狭いながらも設備は整ってますね
入居者のリアルですね~
90分ほどの時間をかけての見学でしたが、非常に有意義な見学になりました
お昼ごはんは海沿いのカフェへ
陸前浜田の国道からちょっと外れた海沿いにあります
「MOLAMOLA CAFE」
カウンター席からは海が眺められます
バインミー(ベトナムサンドイッチ)とアイスコーヒーを頂きました
来月になれば紫陽花の花も咲くでしょう
このあとは宿に向かいます🚙
Posted at 2025/06/15 14:35:10 | |
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