天明　純米生酒　中取り肆号

昨日は「天明　純米生酒　中取り肆号」を飲みました
福島県会津坂下町　曙酒造のお酒です

お酒のレポの前に

肆ってどういう意味？どう読むの？

肆は四の大字
大字【だいじ】とは、単純な形をした漢数字を代用した表記手法。商取引などで文字の改竄による詐欺を防止する目的がある。証書を取り交わす際、記載される額面などに利用されている

部首は聿部に属し、画数は１３画、漢字検定の級は１級の漢字
読み方には、シ / つら（ねる） / なら（べる） / ほしいまま / みせなどがあります。

つまり四号ということみたいです

使用米は麹米が会津産山田錦　使用配分は23%　精米歩合は50%
掛米が赤磐産雄町　使用配分は76%　精米歩合は65%
火入れしていない純米の生酒です











それでは呑んでみます


中取り肆号のテーマは「僕らの酸」
酸は僕らの個性であり、酸でバランスをとる酒質

これ、大好きです
甘めのお酒を酸で引き締める
ボリュームのある味わいも重くなり過ぎない味に
甘すぎるお酒は食事と合わせるのが難しくなる
このバランスのさじ加減が蔵元の腕のみせどころです

掛米に雄町を使っているので、味わいはヘヴィー級
それを酸でうまく和らげている味わいです
濃い味わいだけど、結構クイクイいっちゃう
旨いお酒です