近ごろ。
皇室のことについて考えていると、悲しくて不安になることが多いのです。
その気持ちを飲み込んで解消して、前に進むためにまた書いて…、という作業を繰り返しているような気がしています。
でも。 そんな毎日でも、毎朝楽しみに見ている朝ドラ「ひよっこ」♪
今週は、ビートルズに会いにやってきた「おかしなおじさん・むねおさん」の巻き起こす騒動に大笑いしていたのですが、ついに、子供の時には大人しかったという大東亜戦争から帰ってきたおじさんが、「わらって生きよう」と決めた経緯が、本人の口から語られました。
朝からもう、大変です。
宗男さんが参加した「インパール作戦」は太平洋戦争史上最も無謀な作戦、宗男さんの「笑って生きる」というセリフに壮絶さを感じる朝ドラ #ひよっこ
◆【インパール作戦】
通称ウ号作戦。
補給線を軽視した作戦により、多くの犠牲を出して歴史的敗北を喫し、無謀な作戦の代名詞として現代でもしばしば引用される
#ひよっこ pic.twitter.com/z2VMP0ck7W
◆インパール作戦に関するすごく控えめな説明。#ひよっこ pic.twitter.com/0M37cyvmjg
◆【悔しさと嬉しさと再会と】#ひよっこ
宗男
「俺は生きてっとう!おめえも生きてっか!笑ってっか!」
凄惨すぎたインパール作戦も、「にっこり笑った」相手<※闇の中でばったり出会った同年代のイギリス兵>の笑顔に(共に)救われた。
ビートルズ来日は
「今を共に生きている」その再会を、宗男さんなりに"小祝"する儀式に見えてきた🎸#峯田和伸 pic.twitter.com/ibh5B4MfHl
「あの時、あいつは笑ったけど、オレは笑えなかった。 くやしかった。
だから、これからは、笑って生きてやる! なにがあっても、笑って生きるのさ」
しずちゃんの手作りTシャツにも泣けました(´;ω;`) BIEATLES。
「I (愛)」があふれてます。 同じ髪型<3人の息子も!>のひみつも、わかりました。
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映画「硫黄島からの手紙」
監督:クリント・イーストウッド
脚本:アイリス・ヤマシタ
出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮 等
映画「硫黄島からの手紙」日本版劇場予告
【ダイジェスト版】『希望の同盟へ』米国連邦議会上下両院合同会議 安倍総理演説―平成27年4月29日
上記のハリウッド映画にも描かれ、みなさんもご存知の「硫黄島の戦い」と栗林忠道陸軍中将については、前記事でご紹介しました。
「我々の子供らが、日本で一日でも長く安泰に暮らせるなら、我々がこの島を守る一日には意味があるんです」
日本とアメリカの戦力の違い、戦況、何もかもを承知の上で、自決せず最後まであきらめずに一日でも長くこの島に踏みとどまって闘うことの意義を部下に伝え、奮い立たせて闘い抜いた素晴らしい指揮官。
部下、家族、日本を心から愛した栗林中将のお人柄。
その生き様が滲みでる辞世の句に対し、硫黄島に慰霊に訪れた天皇皇后両陛下が残した御製、和歌からうかがえる冷淡さについて、共に考えていただきたいと思い書いたのが前回のブログです。
安倍総理大臣の米国連邦議会演説からは、国を守るために命を賭して闘い抜いたご英霊への尊敬と感謝の気持ちが伝わってきます。
優れた指揮官の下で、誇りを持って自分の役割を最後まで遂行し、散っていった命。
かたや、愚かな指導者の杜撰な計画の下、無念にも使い捨てのように朽ちていった命。
硫黄島の戦いで奮戦しアメリカ軍を苦戦させた栗林忠道中将や、米国ルーズベルト大統領宛の毅然として客観的論理的、かつ高潔で後世に残る手紙を書いた市丸利之助海軍少将。
かたや、無能で杜撰な作戦により麾下の第15軍を殲滅に追いやり、本人は後方に逃亡した牟田口廉也陸軍中将。
人の上に立つ者、指導者としての役割を担う者には、それに相応しい知識、知恵、技術、戦術、知力、胆力、体力、精神力、高潔な人間性が欠かせないということを、改めて感じています。
官民の現在の日本の指導者は、高潔で利他の精神をもった栗林中将や市丸海軍少将のような方たちなでしょうか。
それとも、権力や権威をもちながら私利私欲に走り、利己的享楽的に生きる「上級国民」のような人たちなのでしょうか。
私は、国の象徴であるはずの今上陛下が、皇后陛下の強い影響により、国民の幸せよりもご自身の家族の幸せを願い、神道や国の伝統を守り引き継ぐことよりもむしろ破壊していく、異教徒や売国奴に日本の精神を売り渡す「上級国民」に思えてならないのです。
戦前の日本人の教養あふれ気高く高邁な精神を持つ人々が、なんとしても守りたかった日本。
大東亜戦争後の自虐史観、売国奴による日本を貶める工作により、自国の誇りを失い、刹那的享楽的にお金さえ稼げばいい、自分さえよければいいと、志低く変容してしまった日本人とは対照的に、
理不尽な戦争を闘わねばならなかった戦前の人々の心意気、高潔さ、使命感を、誰もが一読すれば理解できるある手紙が存在します。
大国の大統領に対しても臆することなく、教え諭すように日本人としての理想を高らかに掲げた手紙として、敵国の人々の心も動かしました。
いまこそ、私たち日本人が知らなくてはいけない、今だからこそ、多くの人が理解し共感できる、日本の、世界の誇りでもある
『魂の書』。
くだらない左翼、共産主義者、反日売国奴が束になっても適わない
『真実の書』。
まさに、『正論』。
教科書に載せて、日本中の子供たちに教えるべきです。
まだ、その存在を知らない大人にも、かみしめてもらいたい。
きっと、目が覚めるはずです、日本人の魂を持つ人なら。
前回のブログのコメント欄に寄せていただいた、
しろにいさんのブログ『自虐史観から抜け出せない方々へ。』と共に、
今こそ読みたい、今こそ全日本人の教養、基礎知識として知っておきたい市丸利之助海軍少将が時のアメリカ大統領に宛てた手紙「ルーズベルトに与うる書」をご紹介します。
市丸利之介中将「ルーズベルトに与うる書」
日本海軍市丸海軍少将が 「フランクリン ・ルーズベルト」 君に書を宛てる。
私は今、我が戦いを終えるに当たり一言貴方に告げることがある。
日本国が 「ペルリー(ペリー)」提督の下田入港を機とし、広く世界と国交を結ぶようになった時より約百年の間、国の歩みは困難を極め、自ら欲しないにも関わらず日清戦争、日露戦争、第一次欧州大戦(第一次世界大戦)、満州事変、支那事変を経て、不幸にも貴国と交戦することになった。
そして貴方は我々を、あるいは好戦的国民であるとし、あるいは黄禍論を用い貶め、あるいは軍閥の独断専行であるとする。
思いよらぬもの甚だしいと言わざるを得ない。 貴方は真珠湾攻撃の不意打ちを理由に対日戦争(大東亜戦争) 唯一の宣伝資料とするが、そもそもにおいて日本国が自滅を免れるためこの行動に出る他ないという程の窮地にまで追い詰めたような諸種の情勢というのは、貴方の最も熟知するものであると思う。
畏れ多くも日本天皇は皇祖皇宗建国の大詔に明らかなように、養成(正義)、重暉(明智)、積慶(仁慈)を三鋼(秩序)とする八紘一宇(天下を一つの屋根の下に)の文字によって表される皇謨に基づき、地球上のあらゆる人間はその分に従い、その郷土においてその生を生まれながらに持たせ、それによって恒久的平和の確立を唯一の念願になさったのに他ならない。
これは 「 四方の海皆はらからと思ふ世になど波風の立ちさわぐらむ 」 (意訳:人は皆家族であるのに、なにゆえ争わねばならないのか) という明治天皇の御製(天皇の詩)は貴方の叔父セオドア・ルーズベルト閣下が感嘆したものであるが故に、貴方もよく熟知しているのは事実であろう。
私たち日本人はそれぞれ階級を持ち、また各種の職業に従事するけれども、結局はその職を通じ皇謨、つまりは天業(天皇の事業)を翼賛(補佐)しようとするのに他ならない。
我ら軍人は交戦を以て天業を広めることを承るに他ならない。
我らは今、物量に頼った貴方の空軍の爆撃、艦隊の射撃の下、外形的に後ろへ退くもやむなきに至っているが、精神的にはついに豊かになり、心地ますます明朗になり、歓喜を抑えることができなくもある。
この天業翼賛の信念が燃えるのは、日本国民共通の心理であるが、貴方やチャーチル君は理解に苦しむところであろう。
今、ここに貴方達の精神的貧弱さを憐れみ、以下の一言を以て少しでも悔いることがあれば良いと思う。
貴方達のなすことを見れば、白人、とくにアングロサクソン(アメリカとイギリスの主な民族)が世界の利益を独占しようとして、有色人種をその野望実現のための奴隷として扱おうということに他ならない。
この為に邪な政策をとり有色人種を欺き、所謂悪意の善政を行うことで彼らを喪心無力化しようとしている。
近世に至り日本国が貴方達の野望に抗し有色人種、特に東洋民族を貴方達の束縛より解放しようと試みたところ、貴方達は少しも日本の真意を理解しようと努めることなくただ貴方達に有害な存在となし、かつて友邦とみなしていたにも関わらず仇敵野蛮人であるとし、公然として日本人種の絶滅を叫ぶに至った。
これは決して神意にかなうものではないだろう。
大東亜戦争によって所謂(いわゆる)大東亜共栄圏が成立し、所在する各民族はわれらの善政を謳歌しているから、貴方達がこれを破壊することが無ければ、全世界にわたる恒久的平和の招来は決して遠くは無いだろう。 貴方達はすでに成した。 十分な繁栄にも満足することはなく数百年来にわたるあなた方の搾取から免れようとするこれらの憐れむべき人類の希望の芽をどうして若葉のうちに摘み取ろうとするのか。
ただ東洋のものを東洋に返すに過ぎないではないか。
あなた方はどうしてこのように貪欲で狭量なのか。
大東亜共栄圏の存在は少しも貴方達の存在を脅威するものではない。 むしろ世界平和の一翼として世界人類の安寧幸福を保障するものであって、日本天皇の真意はまったくこれに他ならない。
このことを理解する雅量(器)があることを希望してやまないものである。
翻って欧州の事情を観察すると、また相互無理解に基づく人類闘争がいかに悲惨であるかを痛感し嘆かざるをえない。
今ヒトラー総統の行動の是非を云々するのは慎むが、彼の第二次世界大戦開戦の原因が第一次世界大戦の終結の際、その開戦責任の一切を敗戦国ドイツに押し付け、その正当な存在を極度に圧迫しようとした貴方達の処置に対する反発に他ならないということは看過できない。
貴方達の善戦によって力を尽くしてヒトラー総統を倒すことができたとして、どうやってスターリン率いるソヴィエトと協調するのか。
世界を強者が独専しようとすれば永久に闘争を繰り返し、ついに世界人類に安寧幸福の日はないだろう。
あなた方は今世界制覇の野望が一応、まさに実現しようとしている。あなた方は得意げに思っているに違いない。 しかし貴方達の先輩ウィルソン大統領はその得意の絶頂において失脚した。
願わくば私の言外の意を汲んでその轍を踏まないで欲しい。
市丸海軍少将