LABOR DAY

チェック：「ライ麦畑の迷路を抜けて」などで知られる作家、ジョイス・メイナードの原作を実写化したラブストーリー。ひょんなことから逃亡犯の男性をかくまうことになった女性が、彼と惹（ひ）かれ合った果てに重大な決断をする5日間を見つめていく。監督は『ヤング≒アダルト』などのジェイソン・ライトマン。ケイト・ウィンスレット、ジョシュ・ブローリンら、実力派俳優が結集する。彼らの熱演もさることながら、人生や愛のあり方に深く迫ったドラマも見応え満点。

ストーリー：9月初めのレイバーデイの連休が迫る、アメリカ東部の閑静な町。シングルマザーのアデル（ケイト・ウィンスレット）とその息子である13歳のヘンリー（ガトリン・グリフィス）は、逃亡犯のフランク（ジョシュ・ブローリン）と出くわしてしまう。絶対に危害は加えることはないという言葉を信じ、アデルは彼を自宅にかくまうことに。やがて、家や車を修理し、料理を作り、ヘンリーに野球を教えるフランクに安らぎを覚え、魅了させられていくアデル。そして、人生を大きく変えかねないほどの重大な決意をする。


2013年のアメリカ映画　『とらわれて夏(邦題ｗ)』　観ました(1/23)




いやー　キタねこれ　　　私はかなりツボでした


ケイト・ウィンスレットとジョシュ・ブローリン…　

アレな邦題ではありますが、パッケージにビビッときました


思った通り　いや想像以上の良作でした





ツッコミ所はたくさんあるんだけど、

そんなん目をつぶっちゃうくらいの主演二人と息子ヘンリー役の子の熱演！


ケイト・ウィンスレットのイイ感じに枯れた色気と、

ジョシュ・ブローリンの地獄のマスキュリンなカッコよさ






逃亡犯と母親の、穏やかかつ破天荒なアバンチュールに、

息子の男としての自我と、性の目覚めを絡めたのも上手だなー


その、少年(息子)目線で物語を描いたのも良かった







蒸し暑い夏の終わりのたった五日間の出来事なんだけど、ほんと汗ばむように濃密で…


あの80年代のノスタルジックな雰囲気も好きなんだよなー




最後のまとめ方もとても良かった　　

恋愛ものを普段から観る人からすると好みの分かれる作品かもだけどね










結局逃亡犯のフランクはそれこそ捕らわれちゃうわけだけど


別れ際アデルに普通のテンションで、でも熱く心から言った言葉

『刑が20年増えてもいい　あと3日間きみと過ごせたら・・・』



なんてロマンチック！　

あの状況でこんなん言われたらタマランだろ　　

思わず女性目線になって涙でたわ(泣)









原題の“Labor Day”は、アメリカの祝日のひとつで、“夏の終わり”を象徴するものらしい


“夏の終わり”を想起させる…　　イロイロと想像が膨らむ、とても良い題名だと思うんだけど

『とらわれて夏』てｗ







逃亡犯とシングルマザーのラブストーリーなんて、

題名含め陳腐でなんかベルベットなエロさで　安っぽいメロドラマみたいなもんを想像されるが

もうとびっきりロマンチック！　むしろ爽やか(か？)



ジョシュ・ブローリン、とにかくカッコイイ　あんな男になりてぇ///


あと、あのピーチパイが食べたい！

明日買ってこよう(笑)　　どこで売ってるかな




また大好きな良い映画に出会えた