ありがとう　オメガスピードマスター売却　その２（備忘録）

前のブログで書いた通り、
２５年連れ添った、
オメガスピードマスタープロフェッショナル　３５７２．５０
手放しました。


オメガスピードマスタープロフェッショナル。

ムーンウォッチ（月に行った時計）と呼ばれ、
時計自体としての魅力に加え、
月へ行った時計として、様々なエピソードがあり、
とても魅力的でした。



どうして手巻き式なのか、
どうして風防がプラスチック製なのか、
そうした理由を知るだけで、ワクワクしました。

今のモデルでも、ＮＡＳＡの公式装備品として、
認定されてるみたいです。

でも、認定されてるのは、
プラ風防で、裏が金属のモデルだけみたいです。

サファイヤガラスの風防や、
裏スケルトン（裏から中の機械が見える）ものは、ダメです。

理由は、明確です。
宇宙に行くための条件に合っていないからです。


私が持っていたものは、
プラ風防ですが、裏がスケルトンなので、
厳密に言えば、宇宙には行けません。

着けている時は、ムーンウォッチに見えるって感じです。

でも、時計好きとしては、
中のムーブメントも見たい、楽しみたい、
という思いから、そのモデルを選びました。




インターネットが一般的でなかった時代、
雑誌やムック本で、様々なエピソードを見聞きするたび、
嬉しく思い、楽しませてもらいました。

永い間、本当に、ありがとう。

次の持ち主に、大切にしてもらえることを願っています。



さて、これで、高級機械式時計を持っていない、
時計好きになってしまいました。

もはや、時計好きと呼べないですね。（笑）