今日の一曲 ～後藤真希　サン・トワ・マミー

タイトルの画像は本文と関係ございません。


元モーニング娘。そしてハロプロのメンバーだった後藤真希の5枚目シングル表題曲です。

シングル自体は
「サン・トワ・マミー/君といつまでも」
というタイトルの両A面形式で、2002年12月18日に発売されました。
曲名からお判りの通りどちらもカバー曲です。

「サン・トワ・マミー」
はサルヴァトーレ・アダモの代表曲であり、日本では岩谷時子訳詞に拠る越路吹雪版が有名で、後藤真希版も越路吹雪版と同じく岩谷時子訳詞となっております。

後藤真希　サン・トワ・マミー（ミュージックビデオ）　

＊アップロードして頂きました方へ、有難うございます。

後藤真希がモーニング娘。を卒業して間もなくして主演を務めたミュージカルに起用されたのがこの
「サン・トワ・マミー」
「君といつまでも」
であり、そのミュージカルのサウンドトラックからの先行発売シングルという形だった訳ですが、当時17歳だった後藤真希に何故サン・トワ・マミーを？ という疑問を抱いていたファンは少なからずおり、私もやはり疑問を禁じ得ませんでした。

何故？ というのはミュージックビデオもまた然りでして、先ず曲に対しアイドルらしいアイドルという衣装が合っておらず、上述しましたミュージカルを知らない者からしましたら、どのような層に向けてこのシングルを発売したのかが判らなくなるばかりです。

私も後藤真希からモーニング娘。に興味を持ちはじめた事から、卒業後もシングルを購入し続けましたが、
「サン・トワ・マミー/君といつまでも」
だけは、躊躇した末に購入を見送りました。

私の母親も、後藤真希版サン・トワ・マミーは辛辣に批判しており後藤真希にはそれ以来好印象を抱いておらず、2006年に嘗ての火曜サスペンス劇場の枠にて松本清張原作のドラマを本人が主演した
「指」
の演技力に憤慨し、以来母親は藤本美貴と共に大の後藤真希アンチとなりました。

やがて後藤真希は、ハロプロの元締アップフロントを2008年6月に離れエイベックスへ移籍するも、移籍後も楽曲のプロモーションに恵まれたとは言い難く、かくいう私もエイベックス移籍後の後藤真希の歌で好きだったのは、以下の曲くらいでした。

後藤真希　宝石　2010年

＊アップロードして頂きました方へ、有難うございます。