私の手元にあるミニカー(?)の中から、今回は京商の日野セレガ2代目モデルを御覧に入れます。
2005年8月に発売された日野セレガ2代目且つ現行モデルのスーパーハイデッカーを
京商にて1/43スケール化し、外観の塗装デザインもフルモデルチェンジ直後のカタログ撮影用車輌をモデル化しております。
実車の型式はADG-RU1ESAAです。
いすゞ自動車側からも、外観の一部を変更してガーラ2代目モデルとして発売されました(俗称セレガーラ、型式は末尾がJになるのが相違点)。
実車の車体はジェイ・バス小松事業所が製作、ガーラもOEMではなくセレガの統合モデルという位置付けとなっております。
京商からこの1/43スケールのセレガが発表されたのは2006年2月頃で、当初は一般販売品ではなく、実際にセレガ2代目モデルを導入したバス事業者向けに日野自動車から寄贈されていたものでした。
しかしバスマガジン誌が掲載した為に問い合わせが相次いだと思われ(註)、2006年7月頃になって、一般向けにも完全台数限定にて発売されました。
発売された当時の価格は28,000円です。
私も一般販売が告知されると共に、当時行き着けだった模型店にて直ちに予約し購入しました。現在の私には、当たり前のように購入出来る価格ではございません。
註釈
私もその行き着けだった模型店に問い合わせた時、
「あの本(バスマガジン)が掲載したものだから此方にも問い合わせが多数来ていて此方も正直かなり困っているんですけど(苦笑)あれは一般販売向けのモデルではありませんよ。実際に(セレガ2代目モデルを)導入したバス事業者へメーカーが寄贈して、社長室に展示する為のモデルです」
と言われました。
外箱も含め全般に経年劣化しておりますので、予め御了承ください。
本来は非公式側(運転席側)のミラーステーにもアンダーミラーが装着されておりますが、2008年頃、私の取扱ミスにてミラーステー両側を破損させてしまいました。
公式側は接着剤で固定したものの非公式側のミラーステーを紛失してしまい、やむを得ず非公式側の残ったアンダーミラーステーを切断、公式側の接着痕共々タミヤカラーの艶消しブラックにて誤魔化しております。
全般に表面が柚子肌で且つ適当な下塗りと、塗装の仕上げがあまりにも悪い事
(トミカのような焼付塗装ではなく常温塗装/自然乾燥仕上げと思われる)
とワイパーの再現度に不満があるものの、其以外は細部に至る迄、高級品と呼ぶに相応しい出で立ちと言えます。
尚、タンポ印刷も経年劣化にて一部が欠けたりしております。
下回り。
DPR(排出ガス浄化装置)を含めたマフラー関係が再現されております。
下回りの車軸付近にある計2ヶ所のノブを回せば、車体を分離する事が出来ます。
室内もステップを含めた床の形状をはじめ、客席のシート形状は勿論の事、サービスボックスや運転席回りなど、細部に至る迄再現されております。
特徴的な天井回りも抜かりなく再現。
大型バスの1/43スケールですので、
TLVNいすゞエルガ(1/64スケール)と比べましたら当然ながらスケール感も断然違います。
実際にセレガの方は持ち運びする時でも、ミニカーとしてはかなり重いです。
あくまでもおおよそのサイズ感の参考としてですので、何卒御了承ください。
Posted at 2022/07/17 21:13:22 | |
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