
耐震補強工事も2箇所目、3箇所目が完了し、写真は4箇所目の解体、補強金具を取付けたところで、まだ途中です。
これから筋交を増設し、壁に構造合板を貼っていきます。
本日は当初の計画図面と違う箇所が出て、作業が一時ストップしました。
家の構造が違うと耐震判定も異なってくるとのことで、耐震診断士と建築士で検討していましたが、検討結果対応可能となり、再開しました。
耐震判定は建築図面や外観から判定し、床下や天井も見ましたが、全てを詳細にとはなかなかならないようで、想定外のことはままあるようです。
建築士の話しでは、図面通りでない建物はあるとのことで、あるべきものが無かったり、その逆もあるとか。
出たとこ勝負で、ストップしてその都度検討は良くあるそうですが、困るのは対処方法が無くて、根本的にやり直しになるときだそうです。
いつもドキドキですと言ってました。
柱と筋交の補強金具は、今の家は新築時に取付けが必須とのことですが、自宅は新築時の45年前は柱の木組みが標準で、金具は余り使っていません。
ただ、自宅は新築時に住宅金融公庫(当時)からお金を借りたので、公庫の仕様に則り、要所には補強金具が使用されていました。
大工さんは、職歴50年近くの職人で、材料一つを嵌め込み、外して具合を見てはカンナを一回かけるといった感じで、作業の進行はゆっくりですが、自分は一つ一つを考えながらの動作を見ているのが好きです。
リフォーム工事は既存の建物に合わせて行くので、考えながらで大変です。
新築工事の方がうんと楽だと言ってます。
これは次の箇所の床下基礎です。
この上へ筋交を入れて補強しますが、以前にシロアリ防除を行なったとき、基礎をはつっていたかもしれないと思い出しました。
床下基礎があることを前提に、耐震診断や設計を行なっているので、もし基礎が無いと診断や設計がやり直しになります。
コンクリート基礎を打ち直すと、工事の規模や金額が大幅に変わってくるので、もしかを思って心配でした。
偶々、次の箇所の床下を見ることができて、コンクリート基礎があったので、建築士ともどもホッとしたところです。
Posted at 2025/11/08 10:10:44 | |
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