サイドミラーの電動格納化(35,329km)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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作業の方は、材料と工具と『勢い』があれば何とかなりそう、と楽観的に開始。。。いや、DIYは勢いが一番大事😁
ここからは4分割写真で。まずは、モーター側。
■左上
日産モコのミラーと加工するFIAT/ABARTH用のミラーはいつもどおりヤ◯オクで落札。モコのミラーはMG22Sのもので、ミラーカバーが丸いやつです。もうちょっと新しい四角いミラーのモーターでも行けるとか行けないとか。。。FIAT/ABARTH用のミラーですが、古すぎると結構白っちゃけたりしてますので、そこそこの年式のもののほうが良いかも。
■右上
ガンガンバラしてモーターのみを摘出します。MG22Sは2010年前後なのでかなり汚れてます。最初素手でやっててめちゃ汚れた。。。摘出したらまずは動作確認しときます。というか、10年以上前のモーターでも全然問題なく動く。。。日本車の純正部品すごいな。。。👍
【2025/04/13追記】
モーターの摘出手順をブログにまとめました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3322106/blog/48368057/
■左下
パーツクリーナーで外装を掃除してからモーターをバラしてグリスアップします。
■右下
中には黄色いグリスがカピカピに固まって入ってるので、それもパーツクリーナーでキレイに掃除。
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■左上
今回はギアも取り出して、パーツクリーナーで古いグリスを除去しました。
■右上
新しいグリスはKUREのシリコングリスで。ギア以外に軸受とか摺動部は念入りに。
■左下
モーターはパーツクリーナーで拭いて軸受けの頭とお尻にKURE 556を1,2滴ずつ。モーターと基盤の接点部分はKUREの接点復活スプレーで掃除。取り付けですが、モーターを先に軽く挿して真ん中あたりにツメが当たる状態で基盤を溝に合わせて差し込み、モーターと基盤を一緒に押し込むとうまく嵌まります。
■右下
両方のモーターのグリスアップが完了したら、モーターとケーブルの接続端子も接点復活スプレーで掃除して再度動作確認をしておきます。動作が少し良くなった気がする。。。😁
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次は交換するミラー側。
■左上
交換するミラーの土台の方は上下にバラす必要がありますが、軸のスプリングがなかなか強い。。。😫そういえば、確かMarkT Channelでステンの筒みたいなのでやってたなぁ、というのを思い出したので、r1shuujiさんの『ステンレス突っ張り棒』の短い方を使ってみるとドンピシャ(r1shuujiさん、ごめんなさい!でも助かりました😅)。やり方は、ミラーを逆さにして筒を当て『ミラー根元側からミラーごと筒に強く押し付けながら、ミラー開→閉に回す』感じです。
【2022/11/29追記】
見つけました😅7分59秒辺りから。これは取り付けですが、押し付けながらこれの逆向きに回転させる感じです。
https://youtu.be/959KRRBnkvE
■右上
『38mmの穴を開ける』のはMarkTさんにお世話になりました。というか、ボール盤を借りにガレージまで。。。😅あ、穴開けは自分でやってます。
■左下
ついでに、グラインダーもお借りして。。。😅お陰で一番面倒くさそうな作業が一瞬で終わりました。ちなみに、モーターカバーにある出っ張りをすべて削ぎ落とす感じです。あと、回転部分の横にある半円状の出っ張りや、3箇所のボスのところにあるアルミの位置決めピンも落とします。
■右下
その帰りはモーターを固定するエポキシパテをゲットするためにジョイフル本田へ。。。😁
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■左上
穴開け跡ですが、38mmというより『モーターを裏から当ててスムーズに回転する』ようになるまで広げていきます。
■右上
穴のサイズ調整が結構難しいなと思ってたんですが、パテ購入時に見つけた『スコーライトホイル』という不織布研磨材が最後のサイズ調整でかなりいい仕事をしました👍買ったのは50mmの中目(180番)と細目(320番)。
https://amzn.to/3ADww5W
リューター+タングステンビットで荒方大きさを合わせたら、スコーライトホイルを電動ドライバーに取り付けて押し込みながら『ガーッとやったらモーターを当てて』を繰り返して良い感じの大きさまで広げていきます。ついでに、モーターの摺動面やボルトを取り付ける3箇所のボスも磨けます👍最初40mmのフラップホイルをギュッと圧縮して使おうかと思ったんですが、スコーライトホイルの方が一気に削れなさそうなので良いかも知れません。
■左下
今回使ったパテはエポキシ系の多用途パテで、練り込むと硬化が始まるタイプです。
■右下
ミラーにモーターを当てて干渉する箇所をリューター+ダイヤモンドディスクでカットしたら、パテでモーターを固定します。商品によってパテの硬化開始までの時間が違うと思いますが今回使ったのは硬化開始まで約2分。。。😅結構焦りながら3箇所ほど仮固定してボスの出具合と問題なく回転するよう調整。
https://youtu.be/2OYII7TWAcw
ある程度パテが固まって半乾きになった状態で再度動作確認し、問題がなければもうちょっと固まるまで待ってからモーターの回りにパテを詰め込みまくります。そこから24時間放置プレー。
なお、モーターの向きですがミラー下側のパーツの出っ張り(工程8の写真右上)に合うよう位置合わせしたほうが良さそうです。また、モーターと穴の摺動面にはパテで仮固定する前にシリコングリスを薄く塗ってます。パテが固まったらモーターを外せないので塗り直しできません。グリースメイトぐらいかな。。。?
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パテを乾かしてる間に、展開格納の切り替えで必要になるリレー関連を。。。
必要なパーツについては、MarkT Channelの概要欄に一覧されていますのでそちらを。。。😅
■左上
リレーはMarkTさん・SELFSERVICEさんが使っている941H-2C-12Dを使用。2回路C接点リレー。秋月電子だと1つ150円ぐらいですがAmazonでも400円ぐらいです。
https://amzn.to/3AwIDlu
■右上
回路はカエルさんさんのものに従って、ユニバーサル基板+ジャンプワイヤー+余り物のコードをはんだ付け。カエルさんさんは基盤を使わずにリレーに直にワイヤリングしてますねアレ。。。
■左下
コードの部分は16mm幅の熱圧縮チューブで固定。いや、抜けると面倒くさそうなので。。。😅このあと、30mm幅のチューブでリレーを含む全体を巻いてあります。
■右下
パテが固まってスイッチも調達したので、リレーと組み合わせて動作確認。今回使ったスイッチはこれ。
https://amzn.asia/d/cf09wSx
ここまではなかなか良い感じ。配線図はMarkT Channelにあるものと同じです(5分34秒辺りから)。
https://youtu.be/1dcI-zyDS7s 8
パテが乾いたので、ミラーの加工に戻ります。
■左上
ミラー上下を合わせてみて『隙間具合』を確認します(ピンクの矢印)。この隙間を加工していい感じに😅調節します。
■右上
削る部分は『モーターのボス』に当たるミラー下側の黄色い丸で囲った部分。ここをガッツリ削ってワッシャーやカラーで調節しても良し、良い感じの隙間になるまでちまちま削っても良し。。。ということで、折角なので今回は後者の作戦で😁ざっくりリューターで削ってから耐水ペーパー240番で。机に濡らしたペーパーを敷いてその上からガシガシ。ん?ちょっと前にカーボン加工でもやったぞこれ😅
■左下
固定する六角キャップボルトの頭が入るよう、内側の梁もダイヤモンドカッターやリューターで削ります。その後、ボルトの位置を確認して『ボルトがうまく貫通する』よう内側に溝を彫ります。今回はリューター+タングステンビットを使いました。キャップボルトはM5の25mmです。写真は仮合わせしてたときなんですが。。。
■右下
溝が浅くてボルトが斜めに入った状態で締め込んでしまい、モーター側の雌ネジを思いっきりナメました。。。😭仕方がないので、M5(ピッチ0.8mm)のタップを調達してタップ立てました。大惨事にならなくてよかった。。。😅で、ふと、『タップで雌ネジ側の掃除してロックタイトで固定するか』と思い立ち、6箇所すべてタップを立ててパーツクリーナーで穴に残った切り粉を掃除。ちなみに、ロックタイト使うつもりなら、モーター固定前にやった方が良い作業ですね。
-=-=-=-=-=-=-
最終的には、モーターのボス部分とキャップボルトの頭部分にM5ワッシャー(0.7mm厚)を挟んでボルトを留めました。『ミラー上下をワッシャーで挟む』感じです。
当然ワッシャーが入る分だけ写真右上の出っ張りを削り、ワッシャーが干渉しないよう写真左下のキャップボルトの頭の部分もミラー側のリブをカットしたり広めに削ってます。
ロックタイトは222(低強度)を使い、キャップボルトをパーツクリーナーで脱脂してちょっとだけ付けてから締め込み。結構キツめに締め込んでます。この状態で動作テストしておきます。
https://youtu.be/cJwh8o-q8s8 9
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やっと準備も終盤。ミラー側の配線整理と最終的な仕上げです。
■左上
モーターが入る関係で今まで付いていた配線だと長さが足りなくなりますので、RHDなら左7ピン(ミラー角度モーター3本、ミラーヒーター2本、温度センサー2本)、右5ピン(ミラー角度モーター3本、ミラーヒーター2本)をそれぞれ延長する必要があります。
■右上
ということで、延長コードにエーモンの0.2sqを使って、はんだ付け千本ノック😭はんだ付けしたところは熱圧縮チューブでカバー。終わったらテスターで導通確認しときます。
■左下
ミラー根元は大陸製の防水カプラー(JWPFシリーズ)のオスを取り付け。2つカプラーがあるのは、後々やりたいことがある😁ので先に配線を通しておきました。
また、車体側で使用するコードも必要な長さを測ってカットし防水カプラーのメス側を取り付けておきます。いや、寒い屋外で小さな端子のカシメやりたくないッス。。。😅いのちだいじに。
【2023/01/28追記】
2つ目のカプラーの使い道はこちら。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3322106/car/3046525/7191734/note.aspx
■右下
購入したミラーがちょっと白っちゃけてたので、シュアラスターのレジンコーティング塗って24時間部屋干し🤣少しはマシになると良いなぁ。。。😅
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