• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

hermerのブログ一覧

2025年11月02日 イイね!

高知岬めぐり

高知岬めぐり 今ではすっかり貴重になった一人の時間ができたので、高知県をぐるっとドライブしてきました。



 長い距離をひとりでひたすらぼーっとドライブするのが好きなのですが、家族も増えた今、それをできるチャンスはほとんどないわけですが、たまたまそんな時間がもらえたので、今回は高知県をぐるっとドライブしてきました。

 以前、四万十川の沈下橋めぐりをやったときに四万十市付近はドライブしましたが、高知の海沿いを走るとなかなか楽しそうだなぁ思っていたのと、目立つ岬があるので灯台を見に行くのもいいなぁとか考えていたわけです。台風ニュースでよく耳にする室戸岬だとか足摺岬だとか。
 などと言っていると、本当に台風23号が近づいています。そんなときに高知県の海沿いもなぁと思いつつ台風情報を注視していると、予報が徐々に遅れていきます。様子を見ながら状況が変われば現地で臨機応変にルートを変えることにして、一路高知を目指します。



 飯は淡河下りで食え、と言ったもので、ここの食堂は特に名物があるわけではないですが、ボリューム、味ともに満点です。高速道路の深夜割引に引っ掛けるために4時前出発をしたので、お腹の空き具合もここらがピークです。というわけで、朝からこんなにガッツリ食べてしまいました。おいしい。



 淡路島をサクッと通過し、徳島道→徳島南部道を経由し、終点からは国道55号をひたすら走ります。徳島南部道路とか一切縁がないと思っていました。国道55号にはいくつかショートカットがあるようでしたが、その地域の特色をみるには、都市と都市間をつなぐ主要一般道を走るのがいちばんなので、あえて国道55号から逸れずに室戸を目指します。



 各地の観光道路的なところはできるだけ押さえておきたいので、地図を眺めていて見つけた阿波南サンラインへ向かいます。家を出る頃は雨は降っていませんでしたが、室戸方面に近づくにつれて雨が降ったり止んだりしてきました。阿波南サンラインではなんとか雨は降っていませんでしたが、濡れた路面と曇り空のもと、台風の影響か荒れ気味の海を眺めながらのドライブでした。阿波南サンラインは展望台が全部で4箇所ありました。過去の遺産であることが拭いきれない程度に荒れてはいましたが、きれいに作り直されたトイレがあったり、ちゃんと稼働している自販機もあり、道路も適度にメンテナンスされている感じはあり、安心して走れました。

 

 あとはひたすら国道55号を走ります。左手に海を見ながらのドライブですが、やはり荒れ気味の海は見ていて迫力があります。まだ風もほとんどなく、危ない感じはなかったので、ダイナミックな海を眺めながら癒やしのドライブです。時々雨は降ってくるものの、晴れ間が顔を出すこともあるような目まぐるしく変わる天気のなか、果たして室戸岬観光はできるのか。季節柄かよく見かけるお遍路さんたちのこの先の安全を祈りつつ、さらに室戸を目指します。

...



 天気は私に味方しました。台風予報がある中、台風中継にも出てくるような室戸岬の先端で雨に降られないとは、それはそれは日頃の行いがよかったんでしょうね! 室戸岬といえば黒潮に近いことが言われていますが、気のせいか本当に普段見る海より格段に青黒く見えます。そもそも黒潮が目視できるようなものなのかは知識がないですが、「これが黒潮かぁ~」とか「"くろしお"っていう名前のブルーブラックの万年筆インクがあったらいいな」とかどうでもいいことを考えながら灯台とそこからの眺望を楽しみました。
ちょうどお昼の時間になったため、近くでお昼ご飯を探します。漁港に併設の食堂を発見したため、ここに決めました。



 天気もあってか他に1組だけの来客でした。中に入ると、白のゴム長靴を履いたいかにもTHE漁師なおじさまがたに迎えられ、話を聞くと、今日は台風の影響で漁に出られないんだとのこと。そのため海鮮丼はお休みで、おすすめの漬け丼をいただきました。



 厨房もホールもみな漁師と思われるおじさま方で回しておられます。漁がお休みの日はこのスタイルなんだろうか。それにしても、Livin' on a Prayerを聞きながらたくさんの大漁旗とダンディな漁師に囲まれつつ漁港でいただく海鮮はいかにも趣があるってものです。

 わたしのソロでのお出かけスタイルは、趣味の"移動"と温泉がメインなので、目的地についたら次の目的地を目指します。今回は、室戸岬と足摺岬に行くことにして、途中で風車めぐりをして、最後は道後温泉に入って帰る、四国をぐるっと半周プランでした。さすがに1日で全ては無理なので、中間地点であり風車に近い須崎に宿をとりました。宿は中国四国と言えばのAZ。1ヶ月経っていない新築でした。お遍路さんの需要なのか、場所的にはどちらかといえば辺鄙なところにありますが、満室でキャンセルが出るのを狙って直前におさえました。しっかり需要を満たしていますね。
 途中、もう一つ観光道路っぽい、横浪黒潮ラインを目指します。

 横浪黒潮ラインから須崎はアクセスが良さそうだったので経由することにしましたが、こちらはほとんどまともに管理されていなく、荒廃していました。海沿いの木も全く手入れされておらず、眺望もほとんどありません。残念な思いをしながら須崎入りを果たし、まだ随分時間がありましたので、今日のうちに風車めぐりをすることにします。

 風車めぐりの1つ目は、四国カルストは天狗高原にある姫鶴平。片道1時間ちょっとあります。須崎でも雨がぱらついてきていて、台風の煽りか雲が低いので天気が気になります。雲の中に入ってしまうと何も見えないので行く意味がないですが、こればっかりは現地に行ってみないとわかりません。ひとまず雨のドライブを楽しむことにして、天狗高原を目指します。

...





 だめでした。すっかり雲の中でした。展示施設もあり、晴れた日の映像が大きなスクリーンでながれていましたが、さぞ景色がいいところのようです。高原内も走ることができますが、待避所でしかすれ違いができない道幅しかなく、濃霧というか雲の中ではほぼ見通しもなく、かなり緊張しました。
 天気は変えられないので潔くあきらめ、今日の宿には大浴場がないため市内の温泉施設を目指しました。道中も、施設もあまり快適ではなかったものの、日帰り入浴をやっている"温泉"施設としては貴重でした。
 今回はご当地グルメも堪能しました。普段のドライブでは、趣味の"移動"を最優先にするため、ご当地グルメは犠牲にしているのですが、今回はなんとかうまいことありつけています。



 このあたりの名物だという鍋焼きラーメンで口の中を見事にやけどしつつ、この日の行程を終了しました。この頃には、すっかり本降りの雨でした。

 翌朝。日頃の行いがすこぶる良いので雨はあがり、一路足摺岬を目指します。
広島の酒祭りに行っていた友人らが愛媛まで足を伸ばして観光しているというので、合流すべく早めの出発です。
 ひたすら無になりつつ海沿いをのんびりドライブします。この瞬間が最高です。





 足摺岬はなかなか良い眺望でした。やっぱり日頃の行いがよいので、ここでも雨には降られず。完璧です。灯台を眺めるのもいいですね。風車の次は灯台巡りでもしようかな。駐車場では、同じく観光に来ていた方から、岐阜からですか?と驚いて声をかけてもらいました。このあたりで岐阜ナンバーはあまり見ないから、とのことですが、そうですよね、地元で高知ナンバーも見た覚えがありません。

 その後は時間調整をしつつ大洲市を目指し、馴染みのレボーグ乗りに美味しい鯛めしやに連れて行ってもらいました。今回はご当地グルメに恵まれています。



 こういうのって、ゼロから自分で探すのはなかなか苦労するから普段のドライブではご当地グルメを切り捨てて楽しそうな道路や一般的には"変な"スポットを探しているわけですが、連れて行ってもらえるのはなんともありがたいことですね。食後は近くの臥龍山荘にも案内してもらい、趣にひたってきました。時間的に道後温泉は諦めざるをえなかったですが、仲間と過ごす時間はプライスレスですから。

 あとは帰るだけですが、伊予市内で個人的に指定給油所にしている伊予署の隣のGSは、日曜休日になったらしく今回は別のところを探しました。土地柄なのか、このあたりのGSは他のところも日曜休みが多く、地元でありえないので戸惑いつつも、なんとか営業しているところを見つけて給油しました。
 ランクル70は燃料タンクが130Lあり、ハイブリッドでもないのに無給油で1000km以上走れます。自宅を出てから四国を半周し、伊予市内まで900km以上走行してもまだ余裕があるのはさすが。旅の途中での心配事が一つ減るのでとてもありがたいです。そうはいっても自宅まで戻るほど走れはしないので、ここらで70もごはんタイムとなりました。
 往路は時間優先で明石海峡大橋を渡ってきましたが、帰りも同じ道は味気ないものです。本当はしまなみ海道で帰りたかったですが、時間を考えると瀬戸大橋がいっぱいです。というわけで与島SAに寄りましたが、到着と同時に降り出す雨と、与島のグルメは残念という記憶で、写真を1枚だけ撮って帰路につきました。



 全行程は1451kmのドライブでした。泊まりで勝手に遊ばせてもらえる機会はそうないのですが、次はどこに行こうか。
Posted at 2025/11/04 11:31:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月12日 イイね!

GDJナナマルのエアコンスイッチ問題

GDJナナマルのエアコンスイッチ問題 ランクル70(GDJ、いわゆる再再販)のエアコンスイッチといえば、ここだけみたら2025年の新車販売車両とは到底思えない当時モデルからほとんど変わっていないパネルデザインです。

 このエアコンパネル、風量スイッチとA/Cスイッチのところをよく見ると、ふと疑問が湧きます。
 風量は4段階+OFFでわかる。それではA/Cスイッチは、無段階なのか。風量スイッチの外側のダイヤルは、針の色的にもA/Cスイッチを示しており、このダイヤルは風量のOFF位置からHi位置まで無段階で回転します。ぱっと見、青色の帯は風量を視覚的に表しているんじゃないのとも思いましたが、わざわざA/Cの文字を青色で表記しているあたり、A/Cの効果度を表していると思われます。さらには、Hi側に行くほど線が太くなるので、やはり効果量が無段階で変化するのでは?と考えるわけです。

 答えは、無段階かはわかりませんが、単純なON/OFFではなく、スイッチの位置に応じてコンプレッサーのクラッチが入る頻度が変わります。

 それではなぜこんな疑問が湧くのか。混乱の原因は、車両の取扱説明書にあります。



 こちらは、GDJナナマルの取扱説明書。エアコン機能を使うには、スイッチをOFF以外の位置にするとあります。スイッチ位置と間欠の間隔には触れていないので、あるともないともわかりません。しかし、オートエアコンでこそ当たり前になっていますが、一般的にマニュアルエアコンのA/CスイッチはONかOFFのみで、ワイパーのINT位置のように間欠の間隔が切り替わるものはみたことがありません。
 この点は皆様疑問に思っているようで、ネットで検索すると、トヨタに問い合わせた結果、ONかOFFしかない回答をもらった、だとか、昔のモデルの取説を見ると間隔が変わると書いてある、とか、結局どちらともはっきりしない情報が出てきます。
 昔の取説の情報がでてきたときは、これで結論か!?と思えたものの、まてよ、昔のシステムではそうだったかもしれないが、この2025年新車販売車両に果たして同様の機能が生きたまま搭載されているだろうか。最新のコンプレッサ系の部品を採用していて、間欠時間の調整機能はコロされていることはないだろうかと疑念が過ぎります。

 そんなものは、エアコンが作動しているときにコンプレッサの音を聞いていればいいじゃない、と思ったものの、普段は注意していてもディーゼルエンジンのせいか、車内からはコンプレッサの切り替わりがわかりません。それなら車から降りて観察すればいいじゃないというところですが、なかなかそんなめんどくさいことをやっているまもなく月日が流れ、今日、ようやくはっきりしたのでこうしてわざわざキーボードを叩いているということでした。

 さて、たまたまDPF再生中に交差点で信号待ちをしていると、エンジンの音からエアコンのコンプレッサのクラッチ入切がわかるような状況(回転数)です。そこでこのA/Cスイッチダイヤルをぐりぐりしてみたところ、確かに間欠の長さが変わります。Lo寄りで長い間隔で休止しているときに、少しHi側に回すとすぐさまコンプレッサのクラッチが入るので、確かにスイッチ位置に応じて変化していることは間違いなさそうです。

 というわけで、風量のほかに温度をコントロールする術があるので、燃費やコンプレッサーへの負荷のことを考えた選択肢がとれるわけです。

 とりわけ、最近の酷暑のなか、我が家の素ガラスのナナマルは、A/C最大、風量も最大でも後席から暑いと苦情がくるレベルなので、当面は最大位置ですかね。
Posted at 2025/08/12 23:58:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年06月10日 イイね!

ファーストインプレッションと納車ドライブ

ファーストインプレッションと納車ドライブ 我が家のナナマルは注文から1年半を経て、ようやく納車されました。


 納車時の様子といえば、事前に取説を読んでいたこともあって、簡単に車の説明を受けてすぐに引き渡しが終わりました。
 新車の匂いは好きなのですが、ドアを開けた瞬間のインパクトは忘れません。最近の車の"新車の匂い"とは明らかに違う、一昔前前の新車の匂いに、一瞬で懐かしさが駆け巡ります。いつしか忘れてしまっていました。一昔前の新車臭はこうでした。最近の車はシートが革なのも当たり前になり、製造工程や材料がいろいろ変わってきたせいか、新車の匂いもいつしか変わっていたのでした。



 試乗はできずに買ったので、納車後、始めてナナマルを運転します。基本設計は40年前のままなので、さぞ荒っぽい乗り味なんだろうなと固定観念がありましたが、まずエンジンをかけた段階で大部分が吹き飛びます。確かに、内装の大部分は大昔から変わっていません。"できるだけ変えないこと、変えるなら最小限にすること。意味のある変更をすること。"を心がけて制作されたとのことなのですが、まさにそのとおりの印象です。しかしキーを捻った瞬間に浮かび上がるメーター、スターターを回したときのセル音、振動、そこには"令和最新版"を感じずにはいられません。
 それは走り出してからも同じで、ボール・ナット式のステアリングは、操舵量が多いし、ハンドルの戻りも弱く意識的に戻してやる必要がありますので、交差点では気持ち大忙し。しかし、改良が重ねられた足回りは、車の性格上硬め、跳ね感はあるものの、ショックが非常に丁寧な仕事をして不快感はほとんどありません。基本的なことは変わっていなく、最小限の変更で、よりよくなっている。設計思想の芯をしっかり感じられる、素晴らしい仕上がりになっていると感じました。
 搭載されている1GDエンジンは、ハイエースはじめ多車種に搭載され煮詰められたディーゼルエンジン。慣らし運転が終わっていませんのでそんなに踏み込んでいませんが、加速時は爽快なターボのキーンという音と相まって、踏めばどこまでもトルクがにじみ出てきそうな、爽快感のある仕上がりになっています。室内の騒音は、そのまんまハイエースです。

 納車のその日は、ひたすらナビ、ドラレコ、ETCの取付をしました。夕方までには終わったので、もう一度ディーラーに赴き、ETCのセットアップをしてもらいました。

 翌日、一人の時間があったので、ラングラーのときにもよく行っていたところへ写真を取りに行くことにしました。せっかくナナマルなので、普通の車じゃ行けないところで写真を撮りたかったのと、天気予報を見比べつつ、北陸方面のお気に入りの海岸に行くことにしました。

 早速高速道路に乗ると、新たな一面が見えてきます。ドアミラーの形状こそ違えど、基本的なボディ形状は40年前から変わっていません。風切り音が激しく、特にドア周りからは、窓が少し開いているかと錯覚するほどの音がします。会話が全く成立しないかといえばそれほどまでではないですが、間違いなく最近の車では聞かないレベル。しかし、FRPルーフだったラングラーよりは静かに感じる気がします。重心の高さとトレッドの狭さゆえか、路面にできたわずかな轍に敏感に反応し左右に振られます。ロールが大きいので、かなり大きく振られたように感じます。ボールナット式ステアリング機構のせいでしょうか。轍が深めな高速道路では、同乗者は酔ってしまうかもな、と思うほどです。

 全体的な安定感はラングラーよりも感じられるほどで、高速道路で時速100キロの巡航ならなんの問題もないし、精一杯感もありません。クルーズコントロールを85km/hにセットしてゆったりと流していると、70といえどさすがはランドクルーザーというどっしり感と安定感を感じられます。登坂車線に差し掛かっても、キックダウンすることなく、トルクでぐいぐい登っていくのはめちゃくちゃ気持ちがよかったです。2.5tの車重があるのにこのトルク感はすばらしいです。



 砂浜についたら、ハブロックやローレンジ、デフロック等、ひととおり操作を経験しておきたく、色々試しました。四輪駆動システムは昔の機構のままなので、切り替えたら少しバックするとかそういうお作法も時には必要です。特にローレンジにはなかなか入らないこともあり、どこか懐かしみさえ感じます。といっても自分ではなく、親が苦労していたのを見たことがあって、ですが。



 海岸でひとしきり写真を撮って、すぐ帰路につきました。とりあえず往復500km程度、慣らし?の足しになれば。

 それではこの車が万人にオススメかと言われれると、全くそんなことはありません。特に見た目だけに惚れて買うと後悔すること請け合いです。ランクルじゃなきゃいけないか、そうでなければ、ナナマルの背負った使命、開発理念とかそういったものに共感し、乗り心地はハイエースでも構わない、そんな方には刺さるでしょう。
 早速チャイルドシートも装着し、家族でお出かけしましたが、子どもにも妻にも好評で、よかったです。「思ってたより乗り心地いい!」とのことでした。


Posted at 2025/06/13 22:58:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年06月09日 イイね!

ランドクルーザー70 納車

ランドクルーザー70 納車お久しぶりです。


長らく自分の車なし生活をしておりましたが、それもこの車を待っていたからでした。
 23年の11月末。ランドクルーザー70が発売されました。ラングラーを購入するとき、GRJ(30周年記念 期間限定受注)も少し悩んだのですが、ガソリンであるということで迷っている間にあっという間に受注期間が終わってしまいました。ラングラーはとてもいい車でしたが、実は少しだけ後ろ髪を惹かれる思いがありました。
 ラングラーも維持りが多くなってきて、家庭生活の変化もあって乗り換えるのもいいなぁと思っていたところに、ランドクルーザー70の(再)再販の話がやってきました。
 当初、付き合いのあったトヨタディーラーでは、2年間で3台のみ枠があるとのことでした。家を建てる計画もあったので、少し長めにみて、「じゃぁ4代目に並びます。」と言っていたのですが、ディーラーの担当者から、当面受注枠がなさそうです、この機会に参加した方がいいと思います、という推しもあって、「なんとかなれ~」の気持ちで応募。
 それがなんと割り当たってしまったわけでして、今となれば、初回受注に応募しておいて本当によかった...

 そんなこんなで、希少な縁でうちにやってきた70は、本日(6/8)無事納車されました。待つこと約1年半。しばらく遠出はない生活ではあったものの、長かった。間違いなく過去最長の納車待ちでした。

 ラングラーとお別れしたあと、第一子も誕生し、そろそろいろいろなところへ連れて行ってやりたいお年頃。
「どこへでも無事に行き、生きて帰ってこられる。」
これ以上子育てにうってつけの車はないと思っています。これから、自分も子どもも、70と新たな景色を見ていきたいです。
Posted at 2025/06/09 00:27:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年09月28日 イイね!

マツダ純正のリモコンエンジンスターターが作動しなくなった話

 今回の記事はかなり恥ずかしい話なんですが、思い込みは怖いという話と、同じような悲しみを味わう人がなくなればと、備忘録的なお話。



 ・警告灯は信じましょう。
 ・アドバンストキーレスの故障を疑う前に、開けた覚えのないドアも、リアゲートを含めてすべて閉まっているか確認しましょう。

 家族の車の話なのですが、マツダのDJデミオに、最近マツダ純正のリモコンエンジンスターターを取り付けてもらいました。もう7万キロも走った車だったので迷ったのですが、子供のために車内冷却をしたくて取り付けました。リモコンエンジンスターターの取り付けはディーラーにまかせましたが、取り付け後、スマートキーの再登録が必要ということで、手持ちのキーをすべて預けて登録をしてもらう作業がありました。エンジンの始動に携わる、アドバンストキーレスシステムに割り込む装置ということで、そのあたりは専門の作業が必要なんだなという印象が強かったです。

 そして今回の話。
 今回、非接触タイプの携帯電話の充電器取り付けのため、アクセサリ電源をとり、シガーソケットとは別の、直結タイプの給電装置をDIYで取り付けました。その電源は、助手席足元のヒューズから取ったのですが、アースもそのヒューズボックス付近のアースポイントからとりました。アースを接続するときに、一旦純正のアースポイントを浮かせたのですが、それを戻したあとから、リモコンキーによるドアロックが作動しません。ドアハンドルのリクエストスイッチを押しても、エラー音が鳴る。リモコンエンジンスターターも当然始動に失敗する...。今回の作業で開けた助手席と運転席のドアはちゃんと閉まっている。

 ここからが思い込みの話だったわけですが...
 つい最近取り付けたリモコンエンジンスターターのことが真っ先に頭に浮かびました。一旦完全に電源が落ちたので、何かしらの初期化作業が必要なのかも...と。リモコンエンジンスターターは、ドアの開閉を見ていて、リモコンで始動後にドアを開けるとエンジンが停止する仕様になっています。また、当然ドアが開いていても始動しません。
 市販のリモコンエンジンスターターは、純正キーを1つ車内に設置してイモビライザーをクリアするタイプのものがあります。もしマツダ純正のリモコンエンジンスターターも同様に1つキーを持っているのだとしたら、そいつを初期化する作業みたいなものが必要なのかも、と勝手な推察をしました。
 設定マニュアルをネットでみつけ、確認してみましたが、特に初期化に関する記載はありません。キーの再登録作業は、専用の端末等がなくてもできるようだったので、念の為やってみました。結果は変わりませんでしたが...。

 この時点でリモコンエンジンスターターユニットのせいだと信じて疑わない状態になっていました。途中、メーターの半ドア警告灯が点灯しっぱなしになっているのに気が付きました。ルームランプを確認すると、ドア開閉に合わせてちゃんと消灯する。半ドア警告灯は、アドバンストキーレスシステムの不具合時にも点灯するとのことなので、ますますリモコンエンジンスターターとアドバンストキーレスシステムの不具合を疑いました。
 この時点で正常な思考回路なら、すべてのドアを開閉するのですが、今回は作業直前に走行していたし、作業で開けたのは運転席と助手席のドアだけなので、よもやリアゲートが開いているなどと思いもしません。リモコンエンジンスターターはドアの状態も監視しているので、もしかしたらユニットがおかしくなってドア開の信号を出し続けているのかも...なんて考えてしまっていました。これ以上悪化する前にお手上げにするかと言う気持ちで、ディーラーに電話。アースポイントを浮かせたことと状況を説明すると、「リモコンエンジンスターターのヒューズが飛んでるかもしれませんね」とのこと。このヒューズが飛んでリモコンエンジンスターターが動作しなくなることは割とあることだそう。とはいうものの、リモコンエンジンスターターからはエラー音が鳴っているので電源は入っているし、半信半疑に思いながらも、結局、予約がなくても見せに来て、とのありがたい提案をいただいたので、片道30分かけて訪れました。

 結果は。
「トランク開いてました。」
恥ずかしいことこの上ない。
しかし間違いなくリアゲートは開けていない。デミオのリアゲートは、リアゲートの取っ手部分のスイッチでしか開けられず、運転席やキーにスイッチはないので、誤って押したこともない。
ただし、リアゲートのラッチは電磁式なので、おそらく、室内ヒューズボックスのアースポイントを浮かせたときに、なんらかの条件で開放の誤作動をした模様。整備の方の話でも、まれにあるとのこと。
念の為エラーコードもみていただけ、エラーコードは1件もないとのことでした。自己責任の上しょうもないことで飛び込み整備の迷惑をかけたことを十分に謝罪しました。
そして、いい加減なDIY作業でシステムを破損しなくてよかったです。自動車の電気系統DIY作業が少し慣れてきた頃だったので、調子に乗ってたってことですね。いい勉強になりました。

 今回の教訓。
 ・警告灯は第一義の意味をまず信じて確認する。
 ・DIYのアースポイントは純正配線のアースポイントを避けて施工。

 トラブルシュートとディーラーへの往復でかかった約2時間半、完全に無駄な時間だったので、思い込みの激しい自分へのよい勉強代と思うことにしましたが、ディーラーに飛び込みで無駄な作業をさせたことは無に帰せません。本当に申し訳なかった。
Posted at 2024/09/28 20:11:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

ナナマルでおでかけ。 えるまーと呼んでくれるとうれしいな。

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/11 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

輸出用ステアリングスイッチ装着@14,816km 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/08 21:20:55
SNAPSHADES メッシュサンシェード 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/24 20:53:10
トヨタ(純正) アシストグリップ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/24 20:52:21

愛車一覧

トヨタ ランドクルーザー70 トヨタ ランドクルーザー70
「やっぱトヨタだよな。」 というセリフがピッタリの、質実剛健とはまさにこの車。40年前の ...
ジープ ラングラー ジープ ラングラー
車種よりもライフスタイルを優先して選定。 遠乗りで快適で、自由に荷物が積めて、どこにでも ...
ミニ MINI JOHN COOPER WORKS (ミニ MINI)
MINI JOHN COOPER WORKS (SUJCW) 通称さにゃーん。 ずっと ...
トヨタ ブレイド I-225 (トヨタ ブレイド)
2013/06/07 MINIに乗り換え。 2008.09.21 : 納車 2008. ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation