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まとめ記事(コンテンツ)
トムイグさん
2020/05/01
フロントバンパーを除電して高速域のハンドリングを改善しました
カテゴリ : 外装 > エアロパーツ > 調整・点検・清掃
車種:スバル WRX STI
作業日:2020/05/01
目的:チューニング・カスタム
作業:DIY
難易度:★
作業時間:3時間以内
1
フロントバンパーの静電気を除去しました。この施工方法はトヨタ自動車の公開特許 特開2019-182022「車両」を活用しました。高速域のハンドリングがまともになります。
皆さんVABを運転していて高速道路でレーンチェンジしたら半車線ぐらい横にぶっ飛ばされたりフロントの接地感が希薄になったりしませんか?
空力デバイスをわざわざ装着しないでも1,500円程度で直ります。
ゴム製のスロープを使ってフロントを10cm上げました。エンジン停止、ギアロー、サイドブレーキ思いっきり引き、リアは輪留めして安全を確保しました。
皆さんVABを運転していて高速道路でレーンチェンジしたら半車線ぐらい横にぶっ飛ばされたりフロントの接地感が希薄になったりしませんか?
空力デバイスをわざわざ装着しないでも1,500円程度で直ります。
ゴム製のスロープを使ってフロントを10cm上げました。エンジン停止、ギアロー、サイドブレーキ思いっきり引き、リアは輪留めして安全を確保しました。
2
クリップをいくつか外して金属製ボルトをひとつ外したらバンパーのサイドアンダー部分が開きます。
3
スバル車のフロントバンパーの中は塗装された鉄板、スチロール、プラスチックが有って走行振動でこすれあって常時静電気を発電し続ける残念な構造になっています。帯電するフロントバンパーは空気の剥離が発生しやすいので高速走行時にハンドリングが不安定になります。
トヨタ自動車の車両は塗装された鉄板ではなく、導電性のあるアルミ製の構造物を使っていて静電気を放電しています。そのためハンドリングが良いし燃費性能も優れています。
トヨタ自動車の車両は塗装された鉄板ではなく、導電性のあるアルミ製の構造物を使っていて静電気を放電しています。そのためハンドリングが良いし燃費性能も優れています。
4
導電性アルミテープを樹脂製バンパーの内側に貼ることによって静電気を除去します。まずは燃料用アルコールを使って汚れを完全に除去しました。走行千キロでも少し汚れていました。
5
10センチ間隔ぐらいで導電性アルミテープをたくさん貼りました。これらは導電性糊を活用して導通しています。特許説明書に忠実に従いました。
6
導通はテスターで確認しました。
7
表面側に折り返している部分はほんの少しですが、その部分のアルミテープは細かいギザギザ加工がされていて走行風に乗せて大量の静電気が連続的にコロナ放電されます。床下は気流が多いので導通しているアルミテープを通してバンパーから静電気をたくさん取り出すことが可能です。
この方法もトヨタ自動車の特許説明書通りの対策です。
この方法もトヨタ自動車の特許説明書通りの対策です。
8
今回貼ったのは床下から手の届く範囲ですから青色で描いたフロントバンパー内側と、赤色で描いた床下カバー内側と緑色で描いたタイヤハウスの前側内側のみですが、効果は絶大です。騙されたと思って試していただければきっと驚かれると思います。
使用したアルミテープは寺岡製作所の導電性アルミ箔粘着テープ No.8303です。燃料用アルコールはカイロ用に薬局で買えます。
以上
使用したアルミテープは寺岡製作所の導電性アルミ箔粘着テープ No.8303です。燃料用アルコールはカイロ用に薬局で買えます。
以上
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