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2024年05月12日 イイね!

精力

精力 今夕、空手(松濤館流)の昇級審査を受審してきた。
 現在の級位(2級・茶帯)に上がったのが、一昨年前(2022=令和4年暮れ)だったので、実に1年半ぶりの審査である。

 この間、新型コロナ感染症の影響も受けつつ、一番の懸案がご指導いただいている師範のご健康で、暫くは平日の稽古が休止された状態が続き、追々稽古量も不足気味に陥っていた。
 そこで私の方から具申して、同じ師範の下、少し離れた別の街で開講している道場に話を通してもらい、クルマで往復1時間弱かけて稽古に出向き、これまでと違った環境で鍛練を重ねること幾星霜……。

 師範に代わり指導を統括されている副師範(ご子息)から、「ゴールデンウィーク明けに審査を実施するので受けますか?」と尋ねられたのが、先月上旬のこと。
 その「受けますか?」という副師範の物言いは、ニュートラルな単なる意向確認というより、「ここで頑張った成果を、見せてください」「もういいタイミングなので、受けましょう」と、熱量を持ってお誘いをいただいているように聞こえた。
 些かの不安(稽古不足に加えて、膝の調子が回復・調整途上)は否めなかったものの、より稽古に身を入れて取り組むためにも、そして何より副師範の熱量に応えるためにも、ここは受けるべしと決断し受審の申請を提出した。


 久しぶりに顔を出された師範を始め、先生方が審査員として見守るなかで始まった審査の内容は、

 突き・受け・蹴りなど「基本動作」が、5往復。
 前進しながら突き・蹴りなど複数の挙動を繰り出す「連続動作」が、2往復。
 指定形(各級位毎に定められている形)を2つ、得意形を1つ、それぞれ演武する。

 大人の受審者は、私を含め3名だったが、その他両手に余るほどの小学生~中学生の子どもたちも一緒に受審するので、当然一挙にこなすわけではなく、受審する級位の低い順から「基本動作・連続動作」→「指定形①」→「指定形②・得意形」→「組手(段審査のみ)」と進められ、息を整えることができるインターバルも設けられる。

 私は、指定形①=鉄騎初段までは何とか無難にこなしたものの、指定形②=抜塞大で体力を消耗し、得意形=慈恩の後半では酸欠を起こして、ふらついてしまった。

 稽古量に不足は無かった、とまでは言わないが、それなりに鍛練できていたつもりでいた。しかし、いかんせんスタミナが足りなかった。
 酸欠に陥ってしまったのも、呼吸の仕方が下手くそで、挙動の合間々々に呼吸を割り込ませて酸素を取り込んでいないからと推察され、呼吸法も含めて「空手」なのだとすれば、まだまだ鍛練も道半ば……ということに他ならない。


 今日の審査の結果がどう出るか、正直なところ分からない。
 結果云々よりも、現時点で達成できていること、至らざるところが見えただけでも、受審した意味は大いにあったものと思う。
 昇級できなければ、改めて昇級に向け鍛練を重ねるのみ。
 昇級(1級・茶帯)できたとしても、至らざるところに目を向け、克服しなければ、次の段位(黒帯)は無い。
 しかも段審査は、更に組手も加わるのだから、精力増進・スタミナ強化も課題だ。

 
 初夏の夜風に火照った体を冷やしながら、大いなる充実感と、同じくらいの反省を覚えながら、道場を辞した。
Posted at 2024/05/14 18:39:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2024年05月11日 イイね!

万券

万券 有力ビジネス誌「プレジデント」が運営する情報サイト「PresidentOnline」の配信コンテンツから、本日付『40年続いた"諭吉消滅"まであと50日…「1万円札を替えるな」「1万円札は永遠に福澤先生で」慶應OBOG最後の抵抗~新1000円札の北里柴三郎は東大医学部卒だが慶應の初代医学部長~』に注目。


 冒頭からテンション全開で恐縮だが、極めて粗雑な記事で呆れる他ない。

 昨年春の甲子園大会を、実に107年ぶりに制した「塾高」こと慶應義塾高等学校(前回は第2回大会。旧制・慶應義塾普通部→現在の中1~高2 として出場)の応援に関する部分で、有名な「ダッシュ慶應」のコールを「育英を倒せ……」としている。
 オリジナルの東京六大学野球における「ダッシュ慶應」では、確かに「倒せ」を使うが、高校野球においては教育的配慮から「○○が打てよ……」に変えられている。

 そもそも東京六大学のオリジナルにしても、助詞「を」が入るのは校名が3文字の場合だけ(早稲田を倒せ/明治を倒せ/創価を倒せ)であり、「育英=いくえい」であれば「を」を入れないし、入れてしまっては字余りでコールしにくいことこの上ない。

 ライターである田中某は、本当にスタンドで取材したのだろうか。或いは最低限、事後にでも実際にスタンドに居た塾員・塾生(それぞれ慶應義塾における卒業生・学生)から話を聞いたのだろうか。
 極めて怪しい。

 よって、あたかもスタンドで聞いたかのように書き記している、「一万円札を変えるな」なる雑音もまた、実際に発声されていたものなのか、大いに疑問である。


 福澤翁を唯一の「先生」と仰ぐ(現役の教員は、塾内文書や掲示の上では「君」で呼ばれ、「先生」ではない)慶應義塾当局としても、確かに我が国の最高額紙幣・一万円札からの福澤諭吉引退は、ショッキングな出来事であった。
 一方で、入れ替わり千円札の肖像となる北里柴三郎が、慶應義塾と深い繋がりがあることを強く誇っている(参考情報URL参照)。

 広報誌を通じた学校当局の公式見解として、福澤翁引退の無念を隠しようもない記事ではあるが、さりとて新札発行に反対している訳でもない。

 塾員・塾生が自虐ネタとして「福澤先生廃止されちゃいましたよ~」「万券の有難みが減ったみたいで残念です~」と嘯く、或いはプレジデントの記事にもあるように、永遠のライヴァル・早稲田大の関係者を弄って、「うちも引退したのであいこですね(でも初代医学部長・北里柴三郎が入ったよ)」「次は大隈翁だと思っていたのですが(ほんとか?)」などと心にも無いことを述べ、改めて嫉妬を煽る……なんてことはあるかもしれない。

 田中某は、そんなジョーク染みた取材相手のリップサービスを真に受けて、まるで大多数の慶應義塾関係者が、新札発行に反対しているかの如き印象を垂れ流したのではないか。
 甲子園での応援が「えげつない」「相手校が可哀そう」と批判を受けたのに便乗し、三田会(同窓会。中央組織のほか、地域・職域毎に三田会があり、慶應出身の早稲田大教員による「早稲田三田会」もある)組織の強固な一体性と高い行動力を以てして、あたかも恐ろしげな秘密結社が、国の施策を無思慮に覆そうとしているかの如き言説を捏造しようとしているのであれば、看過し難い。

 取材プロセスの公開と、明らかに間違っている記事上の記述の訂正を、早急に求めたい。
Posted at 2024/05/11 18:32:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2024年05月10日 イイね!

不岐

不岐 スポーツ紙・報知新聞が運営するニュースサイト「スポーツ報知」の配信記事から、本日付『埼玉の県立進学校が五輪代表や箱根ランナーを続々と輩出…強い「個」を生み出す秘密』に歓喜す。

 私の母校も含まれる、旧制中学から歴史を紡ぐ公立の伝統校・六校の一角、松山高校に関する記事。

 記事中、創立102年目(1923=大正12年に開校)であることが紹介されているが、実は六校の内で一番若い。
 校地のある東松山市は、関越自動車道のICが置かれ、一般道も県西の秩父方面と県北の熊谷・鴻巣方面に通じ交通の要衝となっているが、そんな何処へも行き易い地域性もあってか、優秀な中学生は南にある川越、更には浦和へ行ってしまう傾向があった。

 例えば、ノーベル物理学賞受賞者・梶田隆明教授は東松山市出身だが、高校は川越高に進んでいるし、埼玉県内を中心に首都圏で多数の店舗展開をしているスーパー「ヤオコー」の会長・川野幸夫氏は、同社創業の地・比企郡小川町(東松山市から更に北西奥)出身であるが、浦和高に進み同校の同窓会長を務めていた。

 事実、入試倍率は低迷していて、高い進学実績が期待される理数科は1.2前後で推移しているものの、普通科は1を割り込む年が出ている。
 私も度々鑑賞している、松山高校応援団のパフォーマンスでも、スケッチブックに偏差値のグラフらしきバーを描いて「浦和川越に比べ俺たちはぁ……」的な自虐ネタを披露していた程だ。

 それがどうだろう。
 以前からスポーツ分野で優秀な卒業生を輩出していたが、東京大合格者も出た旨、誇らしくバナーが出ているという。
 「文武不岐」の校是の下、伝統に軸足を置きつつ学校改革が進められ、その成果が見え始めてきたのではないかと推測する。

 折しも、軽薄かつ表面的な男女平等論に毒された市民団体の主張に因り、浦和・川越・春日部・熊谷・松山の各別学高を共学化しようとする議論が湧き出ている。
 「現男子校に通いたい女子生徒に対する不当な差別」などという、意味不明の苦情(もしかしたらでっち上げか?)への対処として、私を含め関係者が誰も望んでいない、共学化をしろと宣う。
 その地域に男子校しかないのであればまだしも、ちゃんと女子高も設置されているのだから、不当な差別でも何でもない。

 ただ、我々卒業生・関係者の主張も、男子校・女子高それぞれが十分に定数を満たし、かつ優秀な卒業生を輩出し続けていることが前提であり、その意味では一時的にせよ、松山高校が危機的な状態(松山女子とニコイチで共学化?)に足を踏み込んでいたことは否めない。

 六校の仲間として、松山高校には現状の学校運営体制のまま、存続・発展していってほしいと、衷心より願っている。
 人間も学校も、死ぬほど苦しいことがあったとて、死ぬことはないのだ。きっと。



Posted at 2024/05/13 00:02:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2024年05月09日 イイね!

徹底

徹底 全国紙・産経新聞が運営するニュースサイト「産経ニュース」の配信記事から本日付『「モペットは免許必要」ベトナム大使館でルール情報手交 警視庁』に注目。

 私がモペットなる乗り物を、最初に認識したのは子どもの頃に見た古いフランス映画だった。
 タイトルやストーリーは忘れてしまったが、起伏の多い石畳の街並みを、時にエンジンスクーターとして、時に急な坂道ではペダルのアシストを加えて、走っていたのを記憶している。

 ベトナムもフランスの植民地・仏領インドシナだった期間が長く、政治体制としては共産化しても、フランスの経済・文化の影響が色濃く残っており、フランス本土で普及していたモペットもまた、ベトナムに定着したフランス支配の残照なのだろう。
 違法な電動自転車に関する私の認識でも、ベトナム人を含む東南アジア系の人物が、違法なモペットを転がしていることが多い。


 弊ブログでは既に3年前から、外国人による違法な電動スクーター利用を見咎め、警察に通報してきた旨記事にしているが、その後我が家周辺での外国人ライダー目撃は減ったものの、都心の勤務先周辺で日本人が利用している場面に出くわすことが多くなり、状況としては総じて改善しているとは言い難かった。

 漸く世間が、私の認識に追い付いてきたことに胸を張りつつ、警察はここ数年、一体何をしてきたのだと呆れざるを得ない。

 新年度からの取締り強化で、自宅・職場近辺でも違法なモペットを目撃する頻度は大きく減っているが、それでもゼロではない。
 警察には、弊ブログ主が数年来指摘し続けてきた問題を、抜本的かつ徹底的に解決していただきたい。


Posted at 2024/05/11 13:01:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | オピニオン | 日記
2024年05月08日 イイね!

懇談

懇談 鹿児島の地方紙・南日本新聞のニュースサイト「373news.com」の配信記事から、本日付『環境省マイク切り「指示受けた職員が一番つらかろう」…水俣病被害者団体に広がる怒りと不信「環境行政の歴史に汚点残した」』に怒る。

 予め示されていた「3分」という時間制限に、対応できなかった水俣病被害者側を非難する軽薄かつ愚劣な意見も目にするが、そもそも3分で話をまとめること自体、余程日常的に人の前に立って発言している方を除き、極めて難しいことを良識ある各位にはご理解ご納得いただけるだろう。
 況してやメモに目を落としながら、慣れない場でマイクの前に座る高齢者である。目安として定められた3分を超えたとて、発言を抹殺されるが如き責めを負うべきであろうか。

 水俣病被害者側も、進行の遅れを認識して一部の参加者が発言を辞退し、他の方に譲るなど配慮を見せている。そして、マイクを切られるなどという屈辱的とも言える処遇を受けながら、「指示受けた職員がつらかろう」などと、存在意義を喪いかねない失態を犯した環境省職員の心情を慮っている。
 かくも奥ゆかしい人々を苦しめ続けてきた、公害の悲惨さも然ることながら、二次的に苦しみを与えた自称・環境省の、如何に罪深いことか。


 この不始末を聞き、真っ先に連想したのは神戸の校門圧死事件だった。
 事件や裁判の報道にリアルに接していない若い方の為に概略を記すと、校門で生徒指導に当たっていた教師が、遅刻者を締め出すために登校時刻を以て門扉を閉鎖。鋼鉄製の扉体がレール上をスライドするタイプの門扉と、門柱との間に駆け込んだ女子生徒が頭を挟まれ、頭蓋骨粉砕骨折・脳挫傷で死亡した。

 最優先されるべき子どもの安全が蔑ろにされ、過剰な管理教育が校門で生徒の命を奪った事件と、命を削られる思いをしつつ直向きに水俣で生きてきた当事者のマイクを無思慮に絞り、発言を抹殺した環境省の所業には、明らかに通底している闇がある。

 何れも、弊ブログ主が嫌悪し警告を発する「自己目的化」である。
 校則は遵守されるべきであるが、逸脱者の取締りで大怪我や落命する者など、あってはならない。死ぬくらいなら、校則など端から守らなくてよい。
 校則を守らせることが自己目的化するから、有り得ないような悲惨な事故が起きる。
 いや、事故(業務上過失致死)などではない。限りなく犯罪(未必の故意に基づく殺人)と判ずるべきだ。

 環境大臣との懇談も、スケジュール通りに進行させること、「当事者に喋らせること」が自己目的化し、水俣病対策の本筋から逸脱していること、更には環境省の政策推進を阻害し、その存在意義に疑問符が付き兼ねないことに大臣・官僚が気付いていないから、かくも恥ずべき醜い事態に陥る。


 もう一度熊本まで出張して謝るくらいなら、スケジュールに余裕をもって懇談の場を設け、最後まで当事者のお話を伺った方が、水俣病に関連する施策推進の面で効果的だったし、何より余計な金銭的・時間的コストがかからなかった。
 納税者の一人として、この度の大臣・官僚の旅費は「不当な支出」としか思えない。
 物事の本筋を見失わせ、時に命を奪うこともある「自己目的化」を大いに反省する一環として、まずは出張旅費の自己負担と欠勤扱い(当然有給得休暇への振替など認められない)を求めたい。

Posted at 2024/05/09 23:37:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「育児 http://cvw.jp/b/1043160/47663127/
何シテル?   04/18 19:29
 建設業界で禄を食む文系出身(経済学専攻)のプロフェッショナル・エンジニアが、愛車整備・政治経済・文化学術・スポーツそして土木施工の現場で日々記した野帳を公開し...
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