確かに、足車のラクティスは32GT-Rやスカイラインクーペと比べると風の強い日の高速はフラフラしてかなり走りづらいです。
スカイラインGT-Rは、この中ではカムリに近いのかな?
それぞれの車の限界の横風(静止状態)はこんなもんだそうです。
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※横転する風速(静止状態)
スズキ・ジムニーシエラ 風速35.6m/s
ランボルギーニ・ウラカン 風速58.1m/s
トヨタ・カムリ 風速46.3m/s
ホンダ・ステップワゴン 風速37.7m/s
ニュースより
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強風時に高速道路を走っていると、車高の低いスポーツカーやセダンは比較的まっすぐ走っているように思いますが、軽のワンボックスやパネルトラックなど、車高が高く側面の面積が広い車は車線をまたぐレベルで横風の影響を受け、見ていてハラハラすることもあります。
そこで車両の形によって、横転する風速にはどれくらいの違いがあるのか、理学博士の羽鳥聡先生(若狭湾エネルギーセンター主任研究員)に計算式を出してもらいました。
ここでは静止状態の車に横風が吹いたと想定して、あくまでも車の形状によってどれくらいの違いがあるのかがわかるように、結果を出していただきました。
やはり車高の高い車、側面の面積が大きな車が横風の影響を受けやすいことがわかります。
車種 全長×全幅×全高[mm] 地上高[m] 車重[kg] 横転風速[m/s]
スズキ・ジムニーシエラ 3.550×1.645×1.730 0.210 1.070 35.6
ランボルギーニ・ウラカン 4.506×1.924×1.165 - 1.422 58.1
トヨタ・カムリ 4.910×1.840×1.445 0.145 1.570 46.3
ホンダ・ステップワゴン 4.760×1.695×1.840 0.155 1.780 37.7
数値はあくまでも「静止状態」で横転する風速の目安となります。またウラカンなどのスーパーカーは走行中、前からの風に対しては空力を良くする作用が働きますが、横からの風に対してはほとんど対策がなされていないので、意外と横からの突風に弱いという話もあります。
また、前述で出した車種別の横転する風速は車が走行中の場合、これらの風速以下であっても突風を横から受けると速度が速いほど車体が回転する遠心力が強く働くので、ハンドルを取られやすくなります。
車線をまたぐほどに流され、車体がコントロールできない横滑り状態になると、車体が傾きやすくなり、パネルトラックやワンボックス車など横風を受ける面積が大きければ低い風速でも横転する危険性が高まります。
つまり静止状態であればびくともしない風速であっても、速度が上がるにつれ横転の危険が高まるということです。前述に例を出したジムニーシエラの場合、静止状態で横転する風速の目安は35.6m/sですが、時速40km/h程度で走行していると、条件によっては風速20m/sでも、横転する危険があるということになります。
(ニュースの引用ここまで)
風の強い日はスポーツカーで出掛けましょう。
ワイドトレッドにして、車高を下げて、重量物を積めば更によし(笑)。
ついでに難しい計算式をどうぞ。
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2018/09/15 12:37:22