にゅる侍のブログ一覧

国の重要文化財である、鎌倉の建長寺舎利殿では毎年、建物の戸をあけ放ち、風入れを行なっています。
宝物風入(ほうもつかざいれ)と云うそうです。





これを行うことにより、重要文化財がカビや湿気から護られるそうです。





これに倣い、うちの重要文化財？にも風入れします。
カバーを外して全開。
隣家へのドア領空侵犯も厭わず。





宝物風入のあいだ、エンジンをかけようとするもパナソニック カオスが瀕死。
うーむ、キルスイッチで切っていてもダメか。

摘出して充電してみます。





カオスは何回か使っていますが、数字の割に「あれ、こんなもん？」みたいな印象です。
60と書いてありますが実際は40くらいなんじゃないの？と疑いたくなります。

コールドクランキングアンペア(cca)も非公開だし。充電してダメなら次は違うのを買おう。
VARTAかな？


2.1ボルト？ いやアンペアのようでした。







タイヤの空気は減っていないです。





あとはエンジンルームを軽く掃除して終わり。

車内の水取りぞうさん(除湿剤)も満タンだったので、新しいのを３つ入れました。

8月19日午前五時、玄関を一歩出ると秋の気配を感じる。

愛車に乗り込み、イグニッションオン。

乾いた咆哮とともに3.7リッターV6エンジンが目を覚ます。

目覚めの一瞬だけ静寂が破られるが、そのあとはまた静寂が訪れる。

外気温18℃。
そろそろとガレージを出る。

県道を走り、野田線の線路を跨ぎ16号を越える。

志賀直哉、武者小路実篤らが愛した手賀沼北岸の眺望を横目に6号へ。
あとは294をひたすら走り、小貝川ふれあい公園付近を右折する。



しばらく走ると、朝靄に包まれた神秘的な霊峰がその姿を現わす。







霊峰の麓は、豊穣の海。



















霊峰、筑波山を登る。


風返し峠から表筑波スカイラインへ。

コーナーを１つ、２つとクリアする。
自転車や猪などの獣もいるので無理は禁物。

「ブラインドの先には何かある。」と疑いながら走る。

自転車を追い越す時は、スピードを落としてギアを上げて回転数を下げ、離れて静かに。
恐怖心を与えないように。



ひとしきり走り、雑念と煩悩を消し去り、清々しい気持ちで帰路につく。











家まであと20分というところで携帯が鳴る。

静寂が破られる。


妻:「そろそろ帰るよね？帰りにウエルシアでトイレットペーパーと牛乳買ってきてね！」

子供: 「かえってきたら公園連れてってね！」



、、、、、、束の間の現実逃避終了^-^;

千葉ドライブの次の日は、浦賀水道を挟んだ対岸の横須賀あたりをドライブ。

ベイブリッジを通ります。


ポルシェ発見。後ろに小さい女の子2人乗せて安全運転でした。


横横道路の横須賀PAで休憩。



そしてついに、映画「昼顔」のロケ地だったカレー屋さんに到着しました。
「カリカ」さんです。
横須賀市長沢2-1-9








映画にはこんなシーンがありました。












行った時はレイアウトが変わっていました。


壁には斎藤工のサインが。



上戸彩のサイン入りの台本が、雑誌に混じって無造作に積んでありました。


セリフを正確に覚えて感情込めて演じるのって大変な仕事だなー、って思いました。

これはあの、BMW暴走シーンの件です。













しばらく台本を読み耽っていたら、カレーが出来上がってきたので、早速いただきました。


噂通りとても美味しかったです。炭火で焼くナンがすごく美味しい。チキンカレーもスパイシーで最高でした。


チキンティッカも絶品でした。
追加で作ってもらい、家に持ち帰りました。




その後は海へ。

多々良浜。
ここはゴジラが上陸したところらしいです。



1971年の写真(ネットより)。





多々良浜の岩場より浦賀水道を臨む。
航行しているのは、液化天然ガスを積んだ船。ロシアから運んできたのかな？


その後は鎌倉、江ノ島方向へ。134号線を走ります。
黄昏の由比ヶ浜。


ゆっくりできた日でした。

館山道をひたすら走ります。千葉県はデカいなと痛感。
メルセデスベンツSLRマクラーレン？がいました。
リア羽根が動いていました。



富津金谷で下りたところの海。荒れてました。





千葉の金谷と横須賀の久里浜を結ぶフェリーが荒波の中を悠々と航行していました。


岩井海岸近くの定食屋「しんべえ」
鮭のカマが無茶苦茶美味しかったです。
自家製コロッケも、添えてあるナポリタンも味噌汁も絶品。一切手抜きなし。
1300円くらいです。


これは癖になります。

20年以上前の古いベスモを見ていたら、参考になるのがありました。

三菱GTO-MRのブレーキテスト。
三菱GTO- MRと言えば当時280馬力で、車重が1680kgもありました。
当時としては最重量級でした。
35GT-RのスペックVと同じ重さです。




MRになってオプション装備されたのが、APのブレーキシステム。

三菱のロゴがありますね。かっこいい。


ノーマルブレーキとの比較。
ローター径はノーマルの314mm(結構でかい)に対してAPは330mm。
その差16mm。大して変わらない気もします。
またローターについては、APは2ピースで2mm厚い。
キャリパーはノーマルの4ポッドに対してAPは6ポッド。

これだけでブレーキに差は出るのか。
実験方法は、
「時速150キロ→フルブレーキで停止」
を何本も繰り返します。




1本目。さほど変わり無し。ノーマルの方が少し短く止まってます。
↓



5本目。制動距離とローター温度にだいぶ差が出てきました。
↓


10本目。ノーマルのローター温度は632度！かなり上がってます。
↓


13本目。ついにノーマルはベーパーロックでノーブレーキ状態に。
制動距離170m！
ローターの温度差も150度くらいあります。
↓


ドライバーは若い頃の大井貴之。
ノーマルは11本目に659度を記録。



データまとめ。


サーキットや峠でこのノーブレーキ状態になったら口から心臓が飛び出そうになるでしょうね。

大きいローター&キャリパー、高温用パッド、沸点の高いフルード、導風板、これらは必須ですね。
こわいこわい。