
超遅レポですが、北海道の旅の記録です。
ちょうど去年の今頃は旭川の健康ランドで快眠していたでしょう。
北海道滞在の最終日、全体の行程は
札幌~R230~R276~道道66~ニセコ周辺~R5~道道478~羊蹄山を見はらす農道~R5~道道266?~R5~R278~R5~函館
といった流れです。
前半はこちらの曲をBGMにどうぞ(笑)
さて、札幌ドームのそばの健康ランド、つきさむ温泉を出て、札幌市街地の高台にあるセイコーマート
(多分西岡中前店)に寄って朝食を買いつつ、蝦夷富士としても知られる
羊蹄山を目指します。
途中通った真駒内(まこまない)公園の道路。なんだかロンドンのグリニッジ天文台のある公園のような雰囲気です。
R230の途中のシェルだかエネオスで異様にガソリンが安いスタンドがあり、そこで給油したのですが、セルフの機械の声が、その辺にいるJKの声を録音したんじゃないかってぐらい若々しい声でなんかびっくりしたのを覚えています(←)
日本全国レビンで回ってきた中で、あんな若い声で案内されたのはあのスタンドだけです。
ほどほどに交通量の多いR5を道なりにいくと、道の駅 羊望中山に着きました。
この道の駅からはその名の通り、羊蹄山が望めます。
びみょーに雲がかかっていますが、もうこの旅を通して雨も雲も怖くなくなりましたので、躊躇なく羊蹄山に向かいます。
目指すは北海道の旅ブログで良く見る、
「羊望 望羊の丘」です。
とか思っていたら、
羊蹄山の南側に辿り着くと、お約束の雲。
北側からは良く見えるようになりました。
ひとまず下調べ一切なしで「望羊の丘」を探しまわってみましたが、1時間程度徘徊してもみつからず…
文明の利器(スマホ)に頼って場所を調べようと、道の駅 名水の郷 きょうごくに車を止めると…
お約束の
雨―
が、数分でやみましたので、それっぽい場所を目指します。
すると…
例の農道に辿り着きました!!
が、農道を進んでゆくと、分厚い雲が徐々に近づいてきます。
そして
土砂降り…
容赦ない雨がレビンに降りかかります。
近くでは雷も鳴っています。
トレノは聞こえますがレビンはミエマセン。(爆)
きっとこれは通り雨に違いない!
と楽観的に捉え、10分以上車の中でひたすらぼーっとしていると…
晴れ間が見えてきました!!
そして。
何もかもが用意された脚本に沿っているかのように、羊蹄山がその姿を現しました。
またも雨が、舗装路を芸術的に濡らしてくれました。
道の両脇も、まるでロンドンの西側郊外の丘陵地帯のようで、本当に癒されました。
ぼーっと羊蹄山や周りの景色を眺めたところで、丘を降りることにします。
さて、羊蹄山も見事に拝む事ができて、あとは函館に帰るだけです。
俱知安の近くのかわいいオブジェに見送られながら、南西を目指します。
またまた分厚い雲ですこと。
夏っぽくていいですね。色とコントラストをちょっと濃いめにしてみました。
お昼時になりお腹がへりましたので、通り道にあった道の駅 らんこし・ふるさとの丘で昼食です。
天ぷらうどんをいただきました。
この後はR5を長万部までいかず、どこかの道道を突っ切って静狩あたりで海に出た記憶があるのですが、いまいちどこの道を通ったのか覚えていません。(そりゃ一年も経てば、多少の道は思い出せなくなりますね…(^^;)
R5に出ました。
雨が降ったり、止んだり。
ブリティッシュウェザーならぬホッカイディッシュウェザー。
この数日間で、十分すぎるほど様々な形の雲を拝みました。
さて、R5をひたすら走り続け(途中、ティアナかなんかのレーダーパトカーがいたような気がします。)、函館が近づいてきました。
正面に見えるは駒ケ岳です。
綺麗なシルエットです。
このあたりで、草原にたたずむ灯台(砂崎灯台)を目指して冒険したのですが、グラベルロードの深い水たまり達に阻まれ、レビンはダートラ車のようにドロドロになり、あきらめる事となりました・・・
灯台の西側から行ったらこうなりましたが、他に正しいアプローチルートがありそうな気がします…
さて、気を取り直して函館の名所と温泉に向かいます。
途中、R5の追い越し車線を、ダイバーシティアンテナ付きのクラウンが超のろのろ走っていましたので、左後ろからしばらく観察していたところ、諦めて?Uターンしていきました。m9(^∀^)バレバレだっつーのw
陽も傾いてきて、函館の市街地の趣の良さが浮かび上がってきます。
さて、ここからはこちらの音楽をどうぞ(笑)
函館と言えば有名な坂があった気がする!ということで、来てみました。
…と思ったのですが、あれ、何か違う?
・・・。
ちょっと移動してみると
こちらが有名な八幡坂でした!
坂の向こうには函館の港がちらっと見えます。
よーく見ると何かいます
さて、有名な八幡坂を拝んだのちは、函館の波止場の方に行ってみました。
周囲を適度に囲まれ、なんとも居心地の良い波止場です。
八幡坂と波止場の雰囲気に満足しましたので、きれいさっぱり汗を流すべく日帰り温泉、
谷地頭(やちがしら)温泉に向かいます。
疲れと汗を洗い流したところで、船の出航までまだ数時間あるので、しばらく体を休めることにし・・・
ようと思いましたが、どうも綺麗な夕暮れが眺められそうな空でしたので、、、
函館の街に繰り出します!!
波止場のコインパーキングに車を止め、歩いて散策します。
とてもいい雰囲気です♪
思わずシャッターを切る回数が増えます。
北海道の〆の夕食は肉が食べたい!と思い、
ビールは苦手&この後も運転しますので、ビヤホールですがソフトドリンクをいただきますw
カウンター席で一人ロンリーにいただきましたが、このカウンター席で見知らぬ旅人と、旅の思い出を語り合いながら北海道を後にしたい・・・そんな風に思うのでした。
さて、フェリーの出航の時間が近づいてまいりました。
展望デッキに出ると、船が出航しました。
函館の夜景を前に、清々しい気持ちで心がいっぱりになりました。
本当にいい「旅」だった。
さらば北海道!!
たくさんの感動をありがとう!
また、いつか!
函館の明りが見えなくなったところで、展望デッキを後にします。
雑魚寝の部屋で横になったと思ったら、次の瞬間には青森港に到着していました。
次回は大洗に到着していてほしいというのが率直な思いです。
レビンはフェリーの深いところにしまいこまれましたので、しばらく待った後、ようやくフェリーの外に出る事ができました。
ただいま、本州。
人気のない真っ暗な青森を通り抜け、途中のスタンドで給油し、青森ICから東北道に乗ります。
夜道を照らす明るい月に導かれるままに東北道を南下し、月夜に照らし出される大きな山を右手に見ながら、力の許す限り走り続けます。
だんだんと気力も尽きてきて、秋田と岩手の県境に近いPAで、眠りにつくのでした。
最終日の行程は「ただ帰るだけ」になりますので、長々とお伝えした北海道のブログもこれにて実質完結となります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
自分が他の方の北海道ブログを見て北海道に行きたいと思い、行動に移し結果的に多くの感動を得る事ができたように、このブログが誰かの心に届き、旅の参考になると幸いです。
自分のように宿を安く済ませたい方の為に、健康ランド特集も作るつもりです(笑)